カール・シュミットと国家学の黄昏 [単行本]
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カール・シュミットと国家学の黄昏 [単行本]

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出版社:風行社
販売開始日: 2021/01/23
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カール・シュミットと国家学の黄昏 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序章
    第1節 問題の所在
    第2節 先行研究
    第3節 本書の構成

    第1章 新たな国家学の探求 1920-1923年
    第1節 独裁・憲法制定権力・機関説批判
    第1款 国家学と独裁概念
    第2款 独裁の区分と憲法制定権力
    第3款 憲法制定権力説に基づく機関説批判
    第2節 形式としての決断
    第1款 クルト・ヴォルツェンドルフと「純粋国家」
    第2款 エーリヒ・カウフマンと「生ける形式」
    第3款 「法形式」としての「決断」
    第3節 カトリシズム論と代表概念
    第1款 イェリネックにおける「代表と代表機関」
    第2款 「上から」の代表
    小括

    第2章 均衡・自由主義・民主主義 1923-1927年
    第1節 議会制と均衡
    第1款 均衡観念と自由主義
    第2款 民主主義と同一性観念
    第3款 議会解散権と均衡理論
    第2節 議会主義論に対する反応とシュミットの応答
    第1款 リヒャルト・トーマとモーリッツ・ユリウス・ボン
    第2款 ヘルマン・ヘフェレとヴェルナー・ベッカー
    第3款 シュミットの応答
    第3節 直接民主主義
    第1款 国民立法手続
    第2款 直接民主主義の限界
    小括

    第3章 国家学構想の挫折? 1924-1928年
    第1節 国家及び国家学の「危機」
    第1款 アルフレート・ヴェーバーと近代国家の危機
    第2款 ケルゼン『一般国家学』に対する反撥
    第3款 シュミットにおける「国家の危機」
    第2節 国際連盟批判から「政治的なるもの」へ
    第1款 Bund概念からの国際連盟批判
    第2款 国家学から「政治的なるもの」へ
    第3節 『憲法学』における体系化
    第1款 国家・憲法・憲法制定権力
    第2款 均衡・市民的法治国家原理・議会制
    第3款 代表・同一性・公論
    小括

    第4章 中立国家を巡る攻防 1928-1930年
    第1節 統合理論の衝撃
    第1款 『国制と憲法』におけるシュミット批判
    第2款 統合理論の反響
    第3款 シュミットの反応
    第2節 中立国家論の展開
    第1款 ライヒ大統領の中立権力
    第2款 中立権力論から中立国家論へ
    第3款 中立国家における職業官吏
    第3節 中立国家論の相対化?
    第1款 ファシズムによる相対化
    第2款 ヨーロッパ近代史による相対化
    第3款 ドイツ国家学史による相対化
    小括

    第5章 経済国家から経済自治へ 1930-1932年
    第1節 多元主義とポリクラシー
    第1款 多元主義批判と中立国家論の変容
    第2款 ポリクラシーを巡るポーピッツとシュミット
    第2節 二つの単行本化作業
    第1款 多元主義的全体国家における連邦主義とポリクラシー
    第2款 中立国家論の漂流
    第3款 「政治的なるもの」の膨張
    第3節 フォルストホフとフーバーにおける「自治」
    第1款 エルンスト・フォルストホフと地方自治の危機
    第2款 エルンスト・ルドルフ・フーバーにおける経済国家と経済自治
    第4節 経済国家における自治構想
    第1款 権威国家の可能性を巡って
    第2款 自治精神の復権?
    小括

    終章
  • 出版社からのコメント

    「国家などもはや存在しない」として一般国家学の樹立を断念しながら、国家について語り続けたシュミットの葛藤と理論的格闘を辿る。
  • 内容紹介

    新たな〈一般国家学〉を樹立すると豪語したシュミットは、数年後には「国家などもはや存在しない」としてそれを断念した。にもかかわらず彼は、その後も国家について語り続けた。シュミットの裡にあった葛藤を解明し、その理論的格闘を辿る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    長野 晃(ナガノ アキラ)
    1987年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(法学)。現在、慶應義塾大学法学部・東洋大学社会学部非常勤講師。専門は、政治理論・政治思想史
  • 著者について

    長野 晃 (ナガノ アキラ)
    1987年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(法学)。現在,慶應義塾大学法学部・東洋大学社会学部非常勤講師。専門は,政治理論・政治思想史。
    主要論文に「カール・シュミットの均衡理論──リベラリズムとデモクラシーの分離と結合」(『政治思想研究』第15号,2015年),共訳書にリチャード・タック『戦争と平和の権利──政治思想と国際秩序:グロティウスからカントまで』(風行社,2015年),マイケル・ウォルツァー『アメリカ左派の外交政策』(風行社,2018年)等がある。

カール・シュミットと国家学の黄昏 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:風行社
著者名:長野 晃(著)
発行年月日:2021/01/15
ISBN-10:486258134X
ISBN-13:9784862581341
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:263ページ
縦:22cm
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