自由主義的国際秩序は崩壊するのか―危機の原因と再生の条件 [単行本]
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自由主義的国際秩序は崩壊するのか―危機の原因と再生の条件 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2021/02/02
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自由主義的国際秩序は崩壊するのか―危機の原因と再生の条件 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    冷戦で勝利し、その後発展してきた自由主義的国際秩序は、いま危機に陥っているように見える。本書では、自由主義的国際秩序の思想的背景を明らかにしつつ、この秩序は国際公共圏とどのような関係にあったのか、またその中で主要国はどのような動きを見せてきたのか、多彩な事例をもとに検証し、日本のとるべき道をも探る。
  • 目次

    第Ⅰ部 序論

    第1章 「ガラス細工」のリベラルな国際秩序  納家政嗣・安野正士
    はじめに
    1 リベラリズムと政治の秩序
    2 国際的なリベラル・プロジェクトの隘路
    3 リベラリズムと国際公共圏
    4 代替秩序の難しさと集合的リーダーシップ
    5 本書の構成

    第2章 自由主義的国際秩序――その思想的背景と危機  安野正士
    はじめに
    1 国際秩序とは何か
    2 自由主義の思想的基盤
    3 自由主義の制度戦略
    4 国際関係への自由主義的アプローチ
    5 戦間期の自由主義的国際秩序
    6 戦後の自由主義的国際秩序
    7 冷戦後の自由主義的国際秩序
    おわりに――自由主義的国際秩序再生のための条件

    第Ⅱ部 国際公共圏と自由主義的秩序

    第3章 リベラルな国際秩序と国連  植木安弘
    はじめに
    1 個人の人権と国家・社会の権利
    2 自由主義
    3 自由主義経済
    4 民主主義
    5 国際法治杜会
    6 新たな脅威と国連への影響
    7 国際協調体制
    おわりに

    第4章 内なる危機?――国境管理の国際協力とリベラル国際秩序  岡部みどり
    はじめに――問題の所在
    1 亢進するリベラル国際体制――非国家主体主導のマイグレーション・ガバナンスとその限界
    2 出入国管理とリベラリズム――「リベラル・パラドックス」の陥穿
    おわりに――結論に代えて

    第5章 北極ガバナンスと規範形成――大国間紛争という幻惑を越えて  都留康子
    はじめに ――問題の所在
    1 冷戦後の北極海と大国
    2 北極ガバナンスの進展
    3 北極海と国連海洋法条約
    おわりに

    第6章 自由主義的国際秩序と平和構築――日本の役割を中心に  東 大作
    はじめに
    1 自由主義的国際秩序と平和構築の関係性
    2 平和構築と民主化の緊張関係
    3 日本と平和構築活動支援
    4 シリアの衝撃
    おわりに――日本の役割

    第Ⅲ部 主要国の国内過程と国際秩序戦略

    第7章 トランプ政権の対中政策――「自由主義的国際秩序の危機」の象徴か、「理念外交」への回帰か  前嶋和弘
    はじめに
    1 「壊し屋」トランプ――「自由主義的国際秩序の危機」
    2 「自由貿易」から「保護主義」への転換――トランプ政権の対中貿易政策
    3 対中安全保障政策――中国の台頭を崩す「秩序維持」の動き
    4 トランプ政権の対中政策の変化――「理念外交」への回婦はあるのか
    おわりに――今後の米中関係はどうなるのか

    第8章 現代中華世界の自由民主と「社会的想像」試論――中国、台湾、香港  岸川 毅
    はじめに
    1 中国――自由民主の試練と潜在力
    2 台湾――自由民主の共同体の誕生
    3 香港――自由の防衛と民主の希求
    おわりに

    第9章 日本における政治改革と安全保障  樋渡由美
    はじめに
    1 先行研究
    2 小泉改革
    3 テロ特措法、イラク特措法の政策過程
    4 国会審議
    おわりに

    第10章 GATTラウンド交渉における多角主義の盛衰  鈴木一敏
    はじめに
    1 貿易分野における多角主義と無差別性
    2 ラウンド交渉における互恵性と多角性
    おわりに

    終章 自由主義的国際秩序と米中関係  納家政嗣
    はじめに
    1 どのような危機か――「ポラニーの危機」と「カーの危機」
    2 グローバル化と米国リベラリズム
    3 国際秩序と「中国の脅威」
    4 自由主義的国際秩序維持の隘路
    おわりに

    あとがき
    執筆者紹介
  • 内容紹介

    中国などの権威主義国が影響力を増し、ポピュリズムが台頭するなかで、世界の繁栄を支えてきた自由主義的国際秩序は生き残れるのか?

    冷戦で勝利したかに見えた自由主義的国際秩序は、いま危機に陥っているように見える。本書では、自由主義的国際秩序の思想的背景を明らかにしつつ、この秩序は国際公共圏とどのような関係にあったのか、またその中で主要国はどのような動きを見せてきたのか、多彩な事例をもとに、多角的に検証していく。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    納家 政嗣(ナヤ マサツグ)
    上智大学大学院外国語学研究科博士課程単位取得退学。上智大学教授、一橋大学教授、青山学院大学教授などを経て、上智大学名誉教授、一橋大学名誉教授。専門は国際政治学
  • 著者について

    納家 政嗣 (ナヤ マサツグ)
    納家 政嗣(なや まさつぐ)
    上智大学を卒業。上智大学大学院外国語学研究科博士課程単位取得退学。上智大学教授,一橋大学教授,青山学院大学教授などを経て,現在は上智大学名誉教授,一橋大学名誉教授。専門は国際政治学。主著として,『国際紛争と予防外交』(有斐閣,2003年),『国際政治経済学・入門 第3版』(有斐閣,2007年,共著),『帝国の遺産と現代国際関係』(勁草書房,2017年,共編著),『自由主義的国際秩序は崩壊するのか──危機の原因と再生の条件』(勁草書房,2021年,共編著)などがある。

自由主義的国際秩序は崩壊するのか―危機の原因と再生の条件 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:納家 政嗣(編)/上智大学国際関係研究所(編)
発行年月日:2021/01/20
ISBN-10:4326302976
ISBN-13:9784326302970
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:275ページ
縦:22cm
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