村上専精と日本近代仏教 [単行本]
    • 村上専精と日本近代仏教 [単行本]

    • ¥6,380192 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
村上専精と日本近代仏教 [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003377805

村上専精と日本近代仏教 [単行本]

価格:¥6,380(税込)
ゴールドポイント:192 ゴールドポイント(3%還元)(¥192相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:法蔵館
販売開始日: 2021/03/12
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

村上専精と日本近代仏教 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    東京帝国大学に印度哲学講座を確立し、近代仏教学の基礎を作った村上専精。本書は村上に関するはじめての本格的研究論集。生涯・思想・行動の全体像が明らかにされ、近代仏教学のあり方が問い直される。
  • 目次

    村上専精という課題――はしがきに代えて(オリオン・クラウタウ)
    序 章 統一論とユニテリアン思想――村上専精の全体像に向けて(ミシェル・モール/亀山光明 訳)
    はじめに
    一 村上専精の思想を読み解くための諸要素
    二 村上専精の仏教統一への執念
    おわりに

    第Ⅰ部 伝統の再構築――村上専精の初期思想
    第一章 排耶への姿勢――〈実学〉と村上専精の思想形成(三浦 周)
    はじめに――排耶論研究の現在と方法論について
    一 「時勢学問」としての排耶論――外学―破邪学について
    二 村上の学問観――内学―宗乗余乗―〈実学〉
    三 〈実学〉と排耶――「非科学的なキリスト教」という言説
    村上の「活学問」――結論に代えて
    第二章 村上専精『活用講述因明学全書』の思想(師 茂樹)
    はじめに
    一 村上専精の因明学
    二 『活用講述因明学全書』の思想
    おわりに

    第Ⅱ部 仏教統一論とその思想的意義
    第三章 仏教統一論と比較宗教学――村上専精の「五種の研究眼」をめぐって(岡田正彦)
    はじめに
    一 仏教統一論と五種の研究眼――比較宗教学と仏教史
    二 比較宗教学と仏教統一論――宗教学者の仏教統一論批判
    三 信仰的立場からの仏教統一論批判――統一的研究と新信仰の確立
    おわりに――比較宗教学会・仏教統一論・新仏教
    第四章 〈大乗非仏説論争〉再考――村上専精の意図(蓑輪顕量)
    はじめに
    一 明治仏教界の動向
    二 『仏教統一論』の企図したもの
    三 大乗が仏説である理由
    四 歴史的視座と仏身論
    おわりに
    第五章 仏教の統一にあらがって――村上専精への宗門からの批判(ライアン・ワルド/佐々木隼相 訳)
    はじめに
    一 統一を批判する
    二 村上の知的営為と制度的な背景
    三 真宗の本当のアイデンティティ
    おわりに

    第Ⅲ部 統一論の彼方――村上専精の遺産
    第六章 修養としての仏教――村上専精の教育実践とその射程(オリオン・クラウタウ)
    はじめに
    一 村上専精の女子教育論
    二 苦学経験から修養談へ
    三 村上専精著『通俗修養論』の形成とその内容
    四 村上専精の修養論における「宗教」の位相
    おわりに――「仏教と修養」の射程
    第七章 村上専精と常盤大定――東京帝国大学印度哲学講座の開設をめぐって(渡辺健哉)
    はじめに
    一 常盤大定の略伝
    二 印度哲学講座開設の経緯
    三 なぜ講座設立が計画されたのか――その背景
    おわりに
    第八章 村上専精とその弟子――『明治維新神仏分離史料』の編纂について(池田智文)
    はじめに
    一 仏教史研究の方法論と国家
    二 神仏習合・神仏分離・廃仏毀釈の認識
    三 『明治維新神仏分離史料』編纂の思想性
    おわりに

    終 章 村上専精論を超えて(林 淳)
    紹介とコメント
    村上論を超えた先

    付録① 村上専精直筆資料翻刻(オリオン・クラウタウ)
    付録② 村上専精著作目録・年譜(呉 佩遥 編)

    あとがき(オリオン・クラウタウ)
    執筆者・訳者紹介
  • 出版社からのコメント

    近代仏教学のパイオニア・村上専精。その思想と行動を考察し、近代仏教史上における彼の位置づけを問うたはじめての本格的研究論集。
  • 内容紹介

    東京帝国大学印度哲学講座の開設に尽力し、その初代教授として日本の近代仏教学の礎を築いた村上専精。その日本宗教史上における重要性は、つとに指摘されてきた。

    しかしその評価の一方で、東京大学や、村上が僧籍を置いた真宗大谷派とその宗門大学である大谷大学周辺において、彼は“語られなくなった仏教者”でもあった。

    では、村上専精の重要性とは具体的にどのようなものであったのか。本書では、停滞する研究状況に風穴を開けるべく、仏教の「統一」のみならず、その「歴史」の構築および「修養」としての意義を見出すことにも情熱を注いだ村上の思想と行動や、その波乱に満ちた生涯について、これまで村上について考究してきた研究者らが一堂に会し、多様な観点から考察する。

    村上専精という仏教者へ、はじめて本格的に迫った近代仏教史上における画期的論集。

    〈目次〉
    村上専精という課題――はしがきに代えて(オリオン・クラウタウ)
    序 章 統一論とユニテリアン思想――村上専精の全体像に向けて(ミシェル・モール/亀山光明 訳)
    第Ⅰ部 伝統の再構築――村上専精の初期思想
    第一章 排耶への姿勢――〈実学〉と村上専精の思想形成(三浦 周)
    第二章 村上専精『活用講述因明学全書』の思想(師 茂樹)
    第Ⅱ部 仏教統一論とその思想的意義
    第三章 仏教統一論と比較宗教学――村上専精の「五種の研究眼」をめぐって(岡田正彦)
    第四章 〈大乗非仏説論争〉再考――村上専精の意図(蓑輪顕量)
    第五章 仏教の統一にあらがって――村上専精への宗門からの批判(ライアン・ワルド/佐々木隼相 訳)
    第Ⅲ部 統一論の彼方――村上専精の遺産
    第六章 修養としての仏教――村上専精の教育実践とその射程(オリオン・クラウタウ)
    第七章 村上専精と常盤大定――東京帝国大学印度哲学講座の開設をめぐって(渡辺健哉)
    第八章 村上専精とその弟子――『明治維新神仏分離史料』の編纂について(池田智文)

    終 章 村上専精論を超えて(林 淳)

    付録① 村上専精直筆資料翻刻(オリオン・クラウタウ)
    付録② 村上専精著作目録・年譜(呉 佩遥 編)

    あとがき(オリオン・クラウタウ)

    図書館選書
    東京帝国大学印度哲学講座の初代教授として日本の近代仏教学の礎を築いた村上専精。その宗教史上における重要性を、これまで村上について考究してきた研究者らが一堂に会し、はじめて本格的に論じた研究論集。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    オリオン・クラウタウ(オリオンクラウタウ/Orion Klautau)
    1980年生まれ。専門は宗教史学(近代日本仏教研究)。東北大学准教授
  • 著者について

    オリオン・クラウタウ (オリオン クラウタウ)
    1980年生まれ。専門は宗教史学(近代日本仏教研究)。東北大学准教授。著書に『近代日本思想としての仏教史学』(法藏館、2012年)、編著に『戦後歴史学と日本仏教』(法藏館、2016年)、共編著にBuddhism and Modernity: Sources from Nineteenth-Century Japan(University of Hawaii Press, 2021)、論文に「日本宗教史学における廃仏毀釈の位相」(岩田真美・桐原健真編『カミとホトケの幕末維新――交錯する宗教世界』法藏館、2018年)ほか。

村上専精と日本近代仏教 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:オリオン・クラウタウ(編)
発行年月日:2021/02/28
ISBN-10:4831855618
ISBN-13:9784831855619
判型:B5
発売社名:法藏館
対象:専門
発行形態:単行本
内容:仏教
言語:日本語
ページ数:349ページ
縦:21cm
厚さ:3cm
重量:637g
その他: 原書名: MURAKAMI SENSHO and MODERN JAPANESE BUDDHISM〈Orion Klautau〉
他の法蔵館の書籍を探す

    法蔵館 村上専精と日本近代仏教 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!