福祉政策とソーシャルワークをつなぐ―生活困窮者自立支援制度から考える [単行本]
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福祉政策とソーシャルワークをつなぐ―生活困窮者自立支援制度から考える [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2021/02/20
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福祉政策とソーシャルワークをつなぐ―生活困窮者自立支援制度から考える の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    二〇一五年に創設された生活困窮者自立支援制度は「制度の適用」から「支援のための制度・資源の活用」へという視座の転換を支援者に促し、既存の福祉政策に内在する様々な課題を改めて浮き彫りにした。本書ではそれらを八つに整理・分析し、制度・支援の分立および原理の対立構造を明らかにする。その上で、「ソーシャルワークが制度の限界を補完し、制度がソーシャルワークを強化」できるよう、ソーシャルワークを核に据えたものに福祉政策を再編する必要性を提言する。「地域共生社会」時代の福祉政策・ソーシャルワークのあり方を考える上で必読の一冊。
  • 目次

    まえがき

    序 章 二項対立構造分析のための視座
     1 福祉政策の成り立ちと課題
     2 ソーシャルワークの成り立ちと課題
     3 生活困窮者自立支援制度――開かれた新たな「政策の窓」

    第1章 障害者と非障害者――すべての人が「障害」をもちうる事を前提とした仕組みの必要性
     1 障害の社会モデルと障害者福祉制度改革
     2 生活困窮者自立支援の調査に見る「障害」
     3 生活困窮者自立支援から見た課題
     4 医学的な障害にのみ囚われない支援へ

    第2章 一般就労と福祉的就労――就労困難者にたいする就労支援の課題
     1 雇用社会の変化と就労困難者
     2 雇用政策と就労支援
     3 生活困窮者自立支援法の成立による就労支援政策の確立
     4 就労支援の対象者と支援の取り組み
     5 就労支援の課題
     6 社会的労働と就労支援の意義

    第3章 住居確保と生活支援――「新しい」居住支援のための視座
     1 住宅政策と福祉政策
     2 福祉の基盤となる「住まい」
     3 理念を基盤とした居住支援
     4 新しい居住支援のかたち

    第4章 職権主義と申請主義――意思決定を支援するアドボカシーの確立
     1 自己決定の尊重と確実に支援を届けること
     2 生活困窮者自立支援の制度と実態
     3 意思決定を支援するアドボカシー
     4 アドボカシーの確立に向けて

    第5章 現金給付とサービス給付――生活困窮者支援におけるニードと資源
     1 社会政策における現金給付とサービス給付
     2 生活困窮者の複合的なニードに対する包括的な支援
     3 ニードに応じた資源の確保とその後――日常生活のプロセスを支援するという視点

    第6章 国と地方・行政と民間――多様な主体によるパートナーシップの構築
     1 国と地方
     2 行政と民間
     3 生活困窮者自立支援制度における国と地方の役割分担
     4 生活困窮者自立支援制度における行政と民間の役割分担
     5 多様な主体による新たなパートナーシップ

    第7章 公平と裁量――専門性に裏づけられた裁量
     1 公平と裁量の対立構造
     2 生活困窮者自立支援制度
     3 地域間格差を乗り越え閉じられた公平観を拓くために

    第8章 小地域と広域――専門職と非専門職の役割
     1 生活課題の多様化と担い手の多様化
     2 支援の拠点を小地域に置く
     3 「非専門家」だからできること
     4 協働と参画による総合相談の視角
     5 一つの支援が地域を変える
     6 「入口」と「出口」をつなぐ援助の枠組み
     7 事後対応型福祉から事前予防型福祉へ

    終 章 二項対立構造を乗り越えるために――福祉政策とソーシャルワークをつなぐ
     1 制度の限界をソーシャルワークが補完する
     2 ソーシャルワークを核に据えた福祉政策へ

    あとがき
    索  引
  • 出版社からのコメント

    生活困窮者自立支援制度が浮き彫りにした既存の福祉政策に内在する様々な整理・分析。福祉政策を再編する必要性を提言する。
  • 内容紹介

    2015年に創設された生活困窮者自立支援制度は「制度の適用」から「支援のための制度・資源の活用」へという視座の転換を支援者に促し、既存の福祉政策に内在する様々な課題を改めて浮き彫りにした。本書ではそれらを八つに整理・分析し、制度・支援の分立および原理の対立構造を明らかにする。その上で、「ソーシャルワークが制度の限界を補完し、制度がソーシャルワークを強化」できるよう、ソーシャルワークを核に据えたものに福祉政策を再編する必要性を提言する。
    「地域共生社会」時代の福祉政策・ソーシャルワークのあり方を考える上で必読の一冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    椋野 美智子(ムクノ ミチコ)
    1956年生。1978年、東京大学法学部卒業後、同年、厚生省入省。浦和市(現・さいたま市)福祉部長、内閣府高齢社会対策担当参事官、厚生労働省社会・援護局総務課長等を経て2006年から2015年2月まで大分大学福祉科学研究センター教授。現在、松山大学人文学部特任教授
  • 著者について

    椋野 美智子 (ムクノ ミチコ)
    2021年1月現在
    松山大学人文学部教授

福祉政策とソーシャルワークをつなぐ―生活困窮者自立支援制度から考える の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:椋野 美智子(編著)
発行年月日:2021/03/30
ISBN-10:4623090620
ISBN-13:9784623090624
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:250ページ ※246,4P
縦:19cm
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