植物プランクトン研究法(生態学フィールド調査法シリーズ〈11〉) [全集叢書]
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植物プランクトン研究法(生態学フィールド調査法シリーズ〈11〉) [全集叢書]

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出版社:共立出版
販売開始日: 2021/03/09
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植物プランクトン研究法(生態学フィールド調査法シリーズ〈11〉) の 商品概要

  • 目次

    第1章 なぜ植物プランクトンを研究するのか?
    1. 1 はじめに:植物プランクトンとは?
    1. 2 植物プランクトンを研究する様々な視点
     1. 2. 1 プランクトンのパラドックス:多種共存機構の解明
     1. 2. 2 物質循環における機能
     1. 2. 3 プランクトンの季節遷移・長期変動
    1. 3 人間生活との関わり
     1. 3. 1 有用藻類:バイオ燃料やサプリメントとして
     1. 3. 2 有毒・有害藻類:アオコ・赤潮現象
    1. 4 方法的革新はあったのか?

    第2章 植物プランクトンの採集
    2. 1 はじめに
    2. 2 試料採取(サンプリング)
     2. 2. 1 採水法
     2. 2. 2 プランクトンネット法
    2. 3 試料の固定・保存方法
    2. 4 試料の濃縮方法
     2. 4. 1 重力沈殿による濃縮方法
     2. 4. 2 ネットを用いた濃縮方法

    第3章 植物プランクトンの計数
    3. 1 はじめに
    3. 2 計数板の種類
    3. 3 細胞はいくつ数えるべきか?:計数の誤差
    3. 4 群体(コロニー)の計数方法
    3. 5 計数方法(光学顕微鏡)
     3. 5. 1 セジウィック・ラフターチャンバー
     3. 5. 2 ウタモールチャンバー
     3. 5. 3 血球計数盤
    3. 6 蛍光顕微鏡を用いた計数方法
    3. 7 生物量(体積・炭素量)への換算
    3. 8 生物多様性の指標

    第4章 植物プランクトンの生物量
    4. 1 はじめに
    4. 2 クロロフィルa 量
     4. 2. 1 吸光法:ロレンツェン法
     4. 2. 2 吸光法:ユネスコ法
     4. 2. 3 蛍光法
    4. 3 懸濁態有機物量
     4. 3. 1 懸濁態有機炭素・懸濁態有機窒素
     4. 3. 2 懸濁態有機リン
    4. 4 透明度・透視度・濁度

    第5章 植物プランクトンの一次生産量
    5. 1 はじめに
    5. 2 光合成速度の測定
     5. 2. 1 酸素法
     5. 2. 2 トレーサー法
    5. 3 光-光合成曲線の作成
    5. 4 水柱あたり1 日の一次生産量の推定

    第6章 植物プランクトンの沈降速度
    6. 1 はじめに
    6. 2 SETCOL 法
    6. 3 セディメントトラップ法

    第7章 植物プランクトンの単離・培養方法
    7. 1 はじめに
    7. 2 培地の作成方法
    7. 3 単離方法
     7. 3. 1 ピペットによる単離方法(ピペット洗浄法)
     7. 3. 2 寒天プレート法
     7. 3. 3 希釈培養法
    7. 4 継代培養・無菌操作
     7. 4. 1 継代培養
     7. 4. 2 無菌操作
    7. 5 培養方法
     7. 5. 1 バッチ培養
     7. 5. 2 セミバッチ培養
     7. 5. 3 ケモスタット

    第8章 植物プランクトンの成長制限要因
    8. 1 はじめに
    8. 2 植物プランクトンの成長と栄養塩の関係
    8. 3 植物プランクトンの成長制限要因に関する研究の歴史
     8. 3. 1 湖沼の富栄養化はリンが原因
     8. 3. 2 リンか窒素か:湖と海での植物プランクトンの成長制限要因の違い
     8. 3. 3 環境変動に伴う制限要因の変化:富栄養化と温暖化の相乗効果
    8. 4 植物プランクトンの成長制限要因の解明に向けた調査・実験方法
     8. 4. 1 野外調査:栄養塩濃度・クロロフィルa 濃度から推定
     8. 4. 2 バイオアッセイ

    第9章 植物プランクトンと動物プランクトンの捕食-被食関係
    9. 1 はじめに
    9. 2 動物プランクトンを捕食者とする植物プランクトンの被食実験
     9. 2. 1 直接計数法
     9. 2. 2 密度勾配実験
     9. 2. 3 野外群集を用いる場合
     9. 2. 4 希釈実験

    第10章 植物プランクトンと寄生生物の宿主-寄生関係
    10. 1 はじめに
    10. 2 顕微鏡観察
     10. 2. 1 顕微鏡の種類
     10. 2. 2 蛍光染色
     10. 2. 3 寄生率・寄生強度の算出
    10. 3 寄生生物の単離培養
     10. 3. 1 直接単離法
     10. 3. 2 釣菌法・寒天重層法・希釈培養法
     10. 3. 3 継代培養
    10. 4 分子生物学的手法を用いた寄生生物の検出・分類
     10. 4. 1 大量シーケンス
     10. 4. 2 single-cell PCR 法
     10. 4. 3 FISH 法
     10. 4. 4 定量PCR 法
    10. 5 感染実験

    引用文献

    付録

    索引
  • 出版社からのコメント

    植物プランクトンを見たい,培養したい,計数しなくてはいけない,大発生した原因を知りたいなど様々な場面で必要となる手法を解説。
  • 内容紹介

    湖や海の植物プランクトンを見てみたい,培養したい,計数しなくてはいけない,大発生した原因を知りたい・・・など,いろいろな場面に必要になる手法を解説しています。
     冒頭では,植物プランクトンを題材にどのような研究がなされてきたのか,研究の歴史を概説しています。生態学における疑問「プランクトンのパラドックス」に対する多種共存機構の解明,物質循環における一次生産者としての重要性,アオコ・赤潮など水質問題との関係など,様々な視点で植物プランクトンの研究が重要なのかが理解していただけると思います。
     基本すぎて論文には載っていない「採集方法(第2章)」「顕微鏡下での計数方法(第3章)」「単離・培養方法(第7章)」は写真とともに丁寧に解説しています。「一次生産量の測定方法(第5章)」「生物量の測定方法(第4章)とも合わせて,基本となる手法が一冊で分かります。
     植物プランクトンの生態を研究したい時に有効な実験方法は,最新の手法を交えて紹介しています。成長を制限している栄養塩の解明(第8章),動物プランクトンとの被食-捕食関係(第9章),沈降速度の測定法(第6章),ツボカビなど寄生生物との宿主-寄生者関係(第10章)など,いずれの手法も日本語での解説は本書が初となります。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鏡味 麻衣子(カガミ マイコ)
    2002年京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。現在、横浜国立大学大学院環境情報研究院教授、博士(理学)。専門は水域生態学

植物プランクトン研究法(生態学フィールド調査法シリーズ〈11〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:共立出版
著者名:鏡味 麻衣子(著)
発行年月日:2021/03/15
ISBN-10:4320057597
ISBN-13:9784320057593
判型:A5
発売社名:共立出版
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:169ページ
縦:21cm
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