なぜ道徳的であるべきか―Why be moral?問題の再検討(大阪経済大学研究叢書) [単行本]
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なぜ道徳的であるべきか―Why be moral?問題の再検討(大阪経済大学研究叢書) [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2021/02/19
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なぜ道徳的であるべきか―Why be moral?問題の再検討(大阪経済大学研究叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    自己利益のため?そもそも、そんなこと問うこと自体が無意味?人生の意味?さまざまな論点を解きほぐし、哲学史上の「難問」へといざなう。「道徳的であるべき理由」をめぐる倫理学の冒険。
  • 目次

    はしがき
    凡 例

    序 「なぜ道徳的であるべきか」を問う意義
     序・1 実践的問題と哲学的問題
     序・2 本書の目的と概略

    第Ⅰ部 Why be moral?問題とは何か

    第1章 問題設定の難しさ
     1・1 最低限の了解と問題提起
     1・2 Why be moral?問題が抱えるジレンマ
     1・3 本書の主張とそれを支持するための論証
     1・4 Why be moral?問題小史

    コラムA ギュゲスの指輪とインターネット

    第Ⅱ部 Why be moral?問題の前提を問い直す

    第2章 道徳的でなくてもよいという立場
     2・1 フットの「仮言命法の体系としての道徳」
     2・2 フットがとらなかった選択肢

    第3章 道徳的であるべきだが,道徳的であるべき理由は存在しないという立場
     3・1 プリチャードの「道徳哲学は誤りに基づいているか」
     3・2 初期のよい理由アプローチ
     3・3 ジレンマをどのように解消すべきか

    コラムB なぜ法に従うべきか(遵法義務の問題)

    第Ⅲ部 自己利益の観点からの理由

    第4章 ホッブズ主義
     4・1 なぜ我々は道徳的であるべきか:バイアーの答え
     4・2 なぜ私は道徳的であるべきか:ゴティエの答え
     4・3 機械道徳への実装化の試み
     4・4 ホッブズ主義の答えの検討

    第5章 道徳と自己利益の調停
     5・1 実践理性の二元性
     5・2 経験的な調停
     5・3 概念的な調停
     5・4 潜在的な調停
     5・5 ホッブズ主義との比較

    コラムC Whybe moral?問題とフェミニスト倫理学

    現在地点の確認:プリチャードのジレンマをどう解釈すべきか

    第Ⅳ部 実践理性の観点からの理由

    第6章 人生の意味
     6・1 シンガーのアイデア
     6・2 人生の意味をどう考えるか
     6・3 実践理性とは何か

    第7章 他者の利益
     7・1 規範的実在論(実質的実在論)

    第8章 自 律
     8・1 コースガードの実践的アイデンティティ
     8・2 ダーウォルの自律的内在主義
     8・3 ダーウォルの二人称的観点
     8・4 手続き的実在論の採用

    第9章 実践理性それ自体
     9・1 晩年のフットの議論
     9・2 どのようにして実践的合理性を統合するか

    第10章 道徳的であるべき理由としての実践理性
     10・1 利己主義の問題
     10・2 実践理性の観点に対するコップの懐疑論
     10・3 反論に答える

    本書の結論

    コラムD 中国哲学におけるWhy be moral?問題

    補 章 日本でのWhy be moral?論争
     補・1 大庭健の見解
     補・2 永井均の見解
     補・3 安彦一恵の見解
     補・4 本書の議論の含意

    参考文献一覧
    あとがき
    索  引
  • 内容紹介

    あまりに常識的で、不道徳な問い? 哲学・倫理学上の難問をめぐる多様な立場を俯瞰し、実践理性の観点から一つの回答を提示する。

    古代ギリシアまで遡るWhy be moral?問題は、「プリチャードのジレンマ」の定式化以降、擬似問題であるとの批判や自己利益・人生の意味に基礎づける様々な解釈が提起され、日本でも論争となった。本書は道徳的であるべき理由をめぐる倫理学上の立場を検討し、実践理性の観点を擁護。実践的かつ常識的真理を疑う難問への招待。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    杉本 俊介(スギモト シュンスケ)
    1982年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、名古屋大学大学院情報科学研究科で修士号(情報科学)を取得し、京都大学大学院文学研究科で博士号(文学)を取得。現在、大阪経済大学経営学部准教授
  • 著者について

    杉本 俊介 (スギモト シュンスケ)
    杉本 俊介(すぎもと しゅんすけ) 
    1982年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、名古屋大学大学院情報科学研究科で修士号(情報科学)を取得し、京都大学大学院文学研究科で博士号(文学)を取得。現在:大阪経済大学経営学部准教授。分担執筆として、蝶名林亮(編著)『メタ倫理学の最前線』、勁草書房、2019年(第4章「行為の理由についての論争」を担当)。主論文に、「健康の必要十分条件を与える試み:アリストテレス的全体論の提案」(『Contemporary and Applied Philosophy』Vol.10: 66-92)。

なぜ道徳的であるべきか―Why be moral?問題の再検討(大阪経済大学研究叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:杉本 俊介(著)
発行年月日:2021/02/20
ISBN-10:4326102918
ISBN-13:9784326102914
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:倫理学
言語:日本語
ページ数:282ページ
縦:22cm
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