遺伝子社会学の試み―社会学的生物学嫌い(バイオフォビア)を超えて [単行本]
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遺伝子社会学の試み―社会学的生物学嫌い(バイオフォビア)を超えて [単行本]

桜井 芳生(編著)赤川 学(編著)尾上 正人(編著)
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出版社:日本評論社
販売開始日: 2021/03/29
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遺伝子社会学の試み―社会学的生物学嫌い(バイオフォビア)を超えて の 商品概要

  • 目次

    まえがき――バイオフォビア・ボーナスを求めて


    ●第一部 遺伝子社会学の試み

    1 ツイッター遺伝子の発見?――SNP(遺伝子一塩基多型)rs53576解析による遺伝子社会学の試み
    ………桜井芳生・西谷 篤・赤川 学・尾上正人・安宅弘司・丸田直子 
    目的 
    方法 
    結果
    議論
    展望

    2 現代若者「生きにくさ」に対する、セロトニントランスポーター遺伝子多型5-HTTLPRの効果
    ………桜井芳生・西谷 篤・尾上正人
    はじめに
    方法と対象
    結果
    議論

    3 (補論)セロトニントランスポーター遺伝子多型におけるヘテロ二本鎖解析の検討
    ………西谷 篤・桜井芳生
    目的
    方法
    結果
    考察

    4 日本若年層の「スマホゲーム」頻度に対する、遺伝子一塩基多型(SNP)rs4680の看過しがたい効果
    ………桜井芳生・西谷 篤・尾上正人・赤川 学
    はじめに 
    方法と対象
    結果
    議論


    ●第二部 社会学的生物学嫌い(バイオフォビア)を超えて

    5 「社会学の危機」から、「バイオダーウィニスト」の「理解」社会学へ………桜井芳生
    はじめに:社会学の危機?
    コスミデス・トゥービーによる、「標準的社会科学モデル」批判
    現代バイオダーウィニズム援用による、理解社会学の再位置づけ
    (理解)社会学への懐疑
    セオリーオブセオリー、と、セオリーオブマインド
    理解社会学「も」。しかし、バイオフォビア「ではなく」
    同時同一対象二種認知の困難性:仮説
    社会学的バイオフォビアからの自覚的脱却


    6 高田少子化論の進化論的基盤………赤川 学
    はじめに
    高田保馬の少子化論
    高田少子化論の進化論的意味
    格差婚における進化時間と歴史・文化時間
    おわりに

    7 育ち(Nurture)の社会生物学に向けて――共進化とエピジェネティクスから見た社会構築主義………尾上正人
    はじめに:「生まれ」から「育ち」へ
    社会生物学から共進化説へ
    エピジェネティクスの問題系
    社会構築主義をどう評価すべきか
    おわりに:「育ち」の社会生物学に向けて

    8 進化社会学的想像力――3つの進化社会学ハンドブックの検討と進化社会学的総合………三原武司
    はじめに
    進化社会学のハンドブックとその概要
    進化社会学における論点
    進化社会学的想像力

    9 「女性特有の病気だから」という理由で沈黙せざるを得ない父親たち――ターナー症候群の娘を持つ父親たちの「生きづらさ」とは何か………高口僚太朗
    問題設定及び目的と方法
    ターナー症候群とは
    Aさんの事例
    Bさんの事例
    Cさんの事例
    聞き取りの結果と分析
    結語

    10 バイオダーウィニズムによる〈文化〉理論――なんの腹の足しにもならないのに、、、………桜井芳生
    イントロダクション
    〈文化〉の定義
    イメージメーキングのための、ケーススタディ(計量研究)
    第一・第二成分の検算的解釈と第三成分の解釈修正。「方面」とそれへの「3つの対処」
    3つめの手
    枠組み・理論の構図
    一戦線モデルと全戦線モデル
    〈文化的〉満足、とは?
    マイナー定義による〈文化〉
    バイオダーウィニズムにおけるミスマッチ論
    現代社会学における「理論」とは
    この理論は、ユニークである

    11 「待ち時間」としてのヒトの長い長い子ども期――社会化説、アリエス、そして生活史不変則へ………尾上正人
    はじめに:「何のために?」という問いの危険性
    社会化説
    アリエス説:子ども期の意味の歴史的相対化
    チャーノフの生活史不変則
    長い長い子ども期の帰結
    おわりに:子どもは育てるよりもまず、育つもの

    12 
    ある種の両性生殖生物のオス(たとえばヒトの男)は、なぜ母子を扶養するのか?――岸田秀を超えて / 大沢樹生事件らは人間文化を不可逆的に変容させる?………桜井芳生
    要約
    扶養するオス?
    岸田秀のセックス=扶養対価サービス説
    わたしの答案
    タダ乗りの余地
    メスの利害状況はオスとはまったく異なる
    「タカ-ハト」ゲーム的、「野武士とお百姓さん」ゲーム的 
    岸田説再考
    諸帰結
    本稿、第二の結論

    13 高緯度化と農耕を通じた女の隷属――性分業・家父長制への新たな視座………尾上正人
    はじめに:元始、女性は太陽ではなかったとしても…
    母権制・「家母長制」は存在しなかった
    メス独自の階層形成と権力:霊長類学の知見から
    本源的な性分業とその解体
    おわりに:自然主義の誤謬と道徳主義の誤謬

    14 若者の若者文化離れ仮説への、ホルモン時系列推移の状況証拠………桜井芳生
    要約
    サトシ・カナザワの「年齢とともに生産性が低下する理由:犯罪と天才のつながり」
    若年男性の犯罪(率)も、男性の文化的創造性も、そのかなりの部分が「性的淘汰への適応物」か
    わたし(ヒトのオス)もあなた(ヒトのオス)も、ムシキング! 仮説
    ○○ッターは、バカッター?!
    「コロナ・チャレンジ」も同断?
    若者の、若者文化離れ・仮説=その1、事実仮説
    若者の、若者文化離れ・仮説:説明仮説その1=環境ホルモン説再考
    若者の、若者文化離れ・仮説:説明仮説その2=恋愛や結婚、コスパ悪すぎる、仮説
    若者の若者文化離れ仮説への、ホルモン時系列推移の状況証拠


    あとがき――われわれはなぜ「実験」にこだわったのか?
  • 出版社からのコメント

    個人の遺伝子属性と社会的行動との関連を分析。日本の社会学がバイオフォビアを克服する上でのマイルストーンとなる画期的業績。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    桜井 芳生(サクライ ヨシオ)
    鹿児島大学大学院人文社会科学研究科博士後期課程教授。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学修士。カリフォルニア大学アーヴァイン校批判理論研究所。ロンドン大学ロンドンスクールオブエコノミックス社会学科。スタンフォード大学科学史科学哲学プロジェクト。ハーバード大学社会学科各客員研究員を経て現職

    赤川 学(アカガワ マナブ)
    東京大学大学院人文社会系研究科教授。東京大学文学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科社会学専攻博士課程修了。博士(社会学)。岡山大学文学部講師・助教授。信州大学人文学部助教授。東京大学大学院人文社会系研究科准教授を経て現職

    尾上 正人(オノウエ マサト)
    奈良大学社会学部教授。東京大学文学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科社会学専攻博士課程修了。博士(社会学)。吉備国際大学社会学部助手・講師。奈良大学社会学部講師・助教授・准教授を経て現職
  • 著者について

    桜井芳生 (サクライ ヨシオ)
    鹿児島大学大学院人文社会科学研究科教授

    赤川 学 (アカガワ マナブ)
    東京大学大学院人文社会系研究科教授

    尾上正人 (オノウエ マサト)
    奈良大学社会学部教授

遺伝子社会学の試み―社会学的生物学嫌い(バイオフォビア)を超えて の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本評論社
著者名:桜井 芳生(編著)/赤川 学(編著)/尾上 正人(編著)
発行年月日:2021/03/20
ISBN-10:4535587566
ISBN-13:9784535587564
判型:A5
発売社名:日本評論社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:243ページ
縦:22cm
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