エメット・ティルの血 [単行本]
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エメット・ティルの血 [単行本]

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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2021/03/11
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エメット・ティルの血 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1955年の夏、ミシシッピにおいて、シカゴからやってきた黒人少年と地元の白人女性との間に持ち上がった「狼の口笛」事件に、「『黒獣強姦魔』から『南部のユリ』を守る」という白人至上主義の正当性を説明する「神話」が適用され、少年は「私刑」によって裁かれた。当事件から半世紀以上が経過して沈黙を破った白人女性当人による「神話」の欺瞞の告白を基に、歴史家タイソンは当事件に新たな解釈を施している。
  • 目次

    凡 例

    第1章 あの少年が何をしたとしても
    第2章 屋根付き玄関に響く深靴の音
    第3章 シカゴの黒人として育つ
    第4章 シカゴそして「ミシシッピ州民街」のエメット
    第5章 クリスマスに挙銃で頭を殴る
    第6章 何が起こったのか?
    第7章 三日間のこと
    第8章 ママが世界を震撼させた
    第9章 敵対するミシシッピの連帯
    第10章 暗黒の月曜日
    第11章 この辺りでは俺たちにもう必要のない連中
    第12章 固定観念
    第13章 「ミシシッピ地下活動」
    第14章 「彼はそこにいます」
    第15章 「あなた方アングロ‐サクソンは一人残らず」
    第16章 世界が」下した評決
    第17章 全米に広がる抗議集会
    第18章 エメット・ティル殺害

    エピローグ エメット・ティルの子供たち
    謝 辞
    訳者あとがき
    略年表
    使用・参考・言及文献
    索 引
  • 内容紹介

    “Black Lives Matter”運動の原点
    1955年ミシシッピ・デルタで起きた黒人少年殺害事件の真相
    いまなおアメリカが囚われている人種分離、白人至上主義が生み出す分断と軋轢を照射する。
    1955年の夏、シカゴからミシシッピにやってきた黒人少年は、地元 白人女性に「狼の口笛(ウルフ・ホイッスル)」を吹いたとして「私刑(リンチ)」によって裁かれ殺害された。事件から半世紀以上を経過して沈黙を破った白人女性当人による告白を基に、著者 タイソンンはエメット・ティル殺害事件の真相を追求していく。「黒獣姦魔」から「南部のユリ(白人女性)」を守る」という白人至上主義の神話に込められ、人々の心を縛ってきた南部の歴史と閉鎖社会の欺瞞を炙り出す。 アメリカの根深い人種差別のみならず、事件の背景にある南部の白人男性が黒人から白人女性を守るというエゴイスティックな騎士道精神がどのようにして生み出されてきたのか。「人種」という概念は、白人支配を正当化するために作り出された「虚構」に過ぎず、女性もまた男性のもとで抑圧された生活を強いられた。この南部の歴史と神話がどのように人々の心を縛ってきたのかを考えることで、今日の混迷するアメリカの分断にたいする理解を深めることができる。
    訳者あとがきより
     タイソンの『エメット・ティルの血』は、すべてが変化流動する、きわめて不安定な今日のアメリカの中で、エメット・ティル事件を単に過去の歴史としてではなく、常に立ち返り今日の人種問題を深く考える基点としている。本書を通して、アメリカの人種問題の根幹をなす意識の有り様を知ることが、日本における様々な差別・格差問題の根底にある人間の心の動きを今一度深く見つめ直す時間を持っていただくうえで何らかの参考になれば幸いである。

    図書館選書
    “Black Lives Matter”運動の原点1955年ミシシッピ・デルタで起きた黒人少年殺害事件の真相いまなおアメリカが囚われている人種分離、白人至上主義が生み出す分断と軋轢を照射する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    タイソン,ティモシー・B.(タイソン,ティモシーB./Tyson,Timothy B.)
    1959年ノースカロライナ州生まれ。1994年、デューク大学にて歴史学博士号を取得。アメリカ合衆国における公民権獲得の戦いの歴史を追究する歴史家。また現在、デューク大学・ドキュメンタリー研究センターの主任研究員や、ノースカロライナ大学チャペルヒル校・アメリカン・スタディーズの講師として上記分野の研究・教育に携わっている。研究の成果として単著出版されたものに限れば、1999年出版の『ラジオ・フリー・ディキシー=ロバート・F・ウィリアムスそしてブラックパワーのルーツ』は、人種に関する優れた図書に与えられる「ジェームズ・ローリー賞」や、アメリカ歴史に関する優れた図書に与えられる「アメリカ歴史家協会」の「フレデリック・ジャクソン・ターナー賞」などを受賞している。2004年出版の『血による署名』は、「2005年全米批評家協会賞」の最終選考作品となり、「2005年南部図書賞・ノンフィクション部門」と「2006年グロマイヤー賞・宗教部門」を受賞している。また2010年に同タイトルで映画化されている。そして2017年出版の『エメット・ティルの血』は、「2017年全米図書賞・ノンフィクション部門」の「ロングリスト」10冊の中の1冊に選ばれ、また「2018年ロバート・F・ケネディ図書賞」を受賞している

    廣瀬 典生(ヒロセ ノリオ)
    1948年11月奈良県生まれ。関西学院大学名誉教授。博士(文学)。アメリカ文学・文化専攻
  • 著者について

    廣瀬 典生 (ヒロセノリオ)
    関西学院大学名誉教授。博士(文学)アメリカ文学・文化専攻

    ティモシー・B・タイソン (ティモシビータイソン)
    ティモシー・B・タイソン(Timothy B. Tyson) 1959年ノースカロライナ州生まれ。1994年、デューク大学にて歴史学博士号を取得。アメリカ合衆国における公民権獲得の戦いの歴史を追究する歴史家。 現在、デューク大学・ドキュメンタリー研究センターの主任研究員や、ノースカロライナ大学チャペルヒル校・アメリカン・スタディーズの非常勤教授として上記分野の研究・教育に携わっている。

エメット・ティルの血 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房 ※出版地:京都
著者名:ティモシー・B. タイソン(著)/廣瀬 典生(訳)
発行年月日:2021/03/10
ISBN-10:4771034168
ISBN-13:9784771034167
判型:A5
発売社名:晃洋書房
対象:教養
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:468ページ ※421,47P
縦:22cm
その他: 原書名: THE BLOOD OF EMMETT TILL〈Tyson,Timothy B.〉
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