アブラヤシ農園問題の研究〈2〉ローカル編―農園開発と地域社会の構造変化を追う [単行本]
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アブラヤシ農園問題の研究〈2〉ローカル編―農園開発と地域社会の構造変化を追う [単行本]

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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2021/03/12
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アブラヤシ農園問題の研究〈2〉ローカル編―農園開発と地域社会の構造変化を追う の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書では、パーム油原料のアブラヤシは誰がどのように生産しているのか、生産者たちが暮らす社会の構造はアブラヤシ栽培という生業をめぐっていかなる変化を遂げてきているのかを問う。姉妹編のI“グローバル編”で「俯瞰」したアブラヤシ農園開発という現象について、一転、インドネシアやタイの現地に入り「地を這う目線」で調査分析した成果を収録。
  • 目次

    はしがき

    第1部 アブラヤシ小農増大の社会的枠組みと趨勢

    第1章 アブラヤシ栽培・流通における「産業と社会のジレンマ」とその調整方向
        ──タイの事例から──
                   生方史数
     はじめに
     1 タイのパーム油産業とアブラヤシ生産
     2 タイ糖業の生産制度と発展過程
     3 パーム油産業の変革への動き
     おわりに
      ──「産業と社会のジレンマ」の調整方向──

    第2章 インドネシアにおけるアブラヤシ農園企業による小農支援方式(PIR)の変遷
                   河合真之
     はじめに
     1 PIR 方式の特徴と時期区分による分類
     2 権威主義体制期のPIR
     3 体制転換期のPIR 方式
     4 民主主義体制期のPIR 方式
     おわりに

     第3章 インドネシアにおけるアブラヤシ栽培の空間的展開プロセス
                   小泉佑介
     はじめに
     1 アブラヤシ栽培に携わる経営主体
     2 企業によるアブラヤシ栽培の空間的展開プロセス
     3 小農によるアブラヤシ栽培の空間的展開プロセス
     4 企業と小農のアブラヤシ栽培面積の比較(2015年)
     おわりに

    第2部 アブラヤシ農園開発の先進地域
        ──インドネシア・リアウ州の事例──

    第4章 リアウ州におけるアブラヤシ農園産業の拡大と構造変化
                   永田淳嗣
     はじめに
     1 東南アジアにおけるアブラヤシ農園産業の拡大とリアウ州
     2 1970 年代末~1990 年代末のリアウ州におけるアブラヤシ農園産業の拡大
     3 1990 年代末~2000 年代半ばのリアウ州におけるアブラヤシ農園産業の拡大
     4 2000 年代半ば~2010 年代半ばのリアウ州におけるアブラヤシ農園産業の拡大
     おわりに

    第5章 アブラヤシ農園企業における農園労働者の存在形態
        ──リアウ州PTPN Vの事例分析──
                   新井祥穂
     はじめに
     1 アブラヤシ農園労働者のイメージ
     2 分析結果
     おわりに

    第6章 在地住民によるアブラヤシ栽培への参入過程と生計活動の再編
        ──リアウ州内2地域の比較から──
                   増田和也
     はじめに
     1 アブラヤシ栽培ブームと小農
     2 アブラヤシ栽培参入までの長い道のり
     3 アブラヤシ栽培で直面する現実
     4 生計活動の再編
     おわりに

    コラム1 住民によるアブラヤシ利用の原風景
         ──西アフリカ・ギニアのフィールドから──
                   山越言

    第3部 小農アブラヤシ農園開発の変容過程
        ──インドネシア西カリマンタン州の事例──

    第7章 小農によるアブラヤシ栽培の受容をめぐって
        ──ゴム栽培との比較から考える──
                   加藤剛
     はじめに
     1 調査地の概要と西カリマンタンへのPIR プロジェクト導入の経緯
     2 「森林産物」としてのゴム
     3 アブラヤシ栽培の導入とその意味するところ
     4 PIR プロジェクトと協同組合
     5 農民グループと集合方式
     6 入植小農用プラスマ農園の低迷
     7 不可思議ならざる低迷

    第8章 小農アブラヤシ栽培の発展の軌跡
        ──国営農園会社プラスマ入植者の事例から──
                   加藤剛
     はじめに
     1 1990年代末の「大転換」
     2 協同組合と農民グループ運営方式の変容
     3 PS組合メンバーにみる「大転換」の経済的影響
     4 豊かになったプラスマ小農は誰か
     5 「独立小農」と「第3者」の登場
     6 独立小農の増加とそれがはらむ問題
     7 横たわる再植という難題

    第9章 西カリマンタン州における小農アブラヤシ農園の拡大過程
        ──サンガウ県パリンドゥ郡の事例から──
                   林田秀樹
     はじめに
     1 問題の所在と地域的背景
     2 西カリマンタン州サンガウ県におけるアブラヤシ農園の拡大
     3 第13 国営農園会社,及びパリンドゥ農園の概況
     4 パリンドゥ農園周辺での小農アブラヤシ農園の拡大
     おわりに

    コラム2 バイク,家,そして教育
          ──「アブラヤシ収入」の使途の是非──
                   林田秀樹

    第4部 アブラヤシ農園開発のフロンティア

    第10章 焼畑民によるアブラヤシ農園開発の多様な意義づけ
                   寺内大左
     はじめに
     1 焼畑民の土地利用とプランテーション開発
     2 焼畑民の土地利用の選好と実践
     3 アブラヤシ農園開発への対応とその理由
     おわりに

    第11章 小規模農家を対象としたRSPO認証の課題と可能性
                   寺内大左
     はじめに
     1 小農アブラヤシ農園拡大の問題点と独立小農RSPO認証制度
     2 A農民協会の概要と認証取得の背景
     3 A農民協会のアブラヤシ生産システム
     4 認証取得の経済的メリットと環境効果
     おわりに

    第12章 タイ農業の「すきま」を埋める
         ──アブラヤシと現代タイ農村の社会生態空間──
                   藤田渡
     はじめに
     1 タイの小農中心のアブラヤシ栽培
     2 村の「すきま」を埋め尽くす
       ──スラートタニー県チャイブリー郡サイガーム村の場合──
     3 「すきま」の反転
       ──クラビー県アオルック協同組合入植地──
     4 アブラヤシ栽培の周縁
       ──イサーンから逆照射する──
     おわりに
      ──中進国化するタイ社会とアブラヤシ──

    コラム3 アブラヤシ農園と祈祷師
         ──ブリトゥン島の事例──
                   北村由美

    あとがき
    索  引
  • 内容紹介

    日本では,アブラヤシ・パーム油生産地域の実情はあまりに知られていない.豊富な現地調査で,アブラヤシ農園開発によって激変する生産者たちの生活と彼らが暮らす地域社会の実像に迫る.
     本書では,パーム油原料のアブラヤシは誰がどのように生産しているのか,生産者たちが暮らす社会の構造はアブラヤシ栽培という生業をめぐっていかなる変化を遂げてきているのかを問う.姉妹編のⅠ【グローバル編】で「俯瞰」したアブラヤシ農園開発という現象について,一転,インドネシアやタイの現地に入り「地を這う目線」で調査分析した成果を収録.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    林田 秀樹(ハヤシダ ヒデキ)
    1966年生まれ。神戸商科大学(現兵庫県立大学)大学院経済学研究科博士後期課程中退。現在、同志社大学人文科学研究所准教授
  • 著者について

    林田 秀樹 (ハヤシダヒデキ)
    同志社大学人文科学研究所准教授

アブラヤシ農園問題の研究〈2〉ローカル編―農園開発と地域社会の構造変化を追う の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房 ※出版地:京都
著者名:林田 秀樹(編著)
発行年月日:2021/03/10
ISBN-10:4771034346
ISBN-13:9784771034341
判型:A5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:302ページ
縦:22cm
その他:農園開発と地域社会の構造変化を追う
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