超大国 中国のあゆみ [単行本]

超大国 中国のあゆみ [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  超大国ヘの道を着々とあゆむ中国。在日中国人研究者である著者が、自身の研究と体験に基づき、様々な論点からその道程をたどる。経済成長と格差・貧困問題、農業・農村・農民（三農）問題、少子高齢化・労働問題、教育・社会・政治問題、日中関係…。２０００年代初頭から現在にかけて、中国はどのような課題に直面し、それらにどのように対応してきたのか。混迷を極める世界情勢のなか、これからの中国のあゆむ道とは？

• 目次

  まえがき
  初出一覧
  
  序章　中国の経済大国化と日中関係
  
  第Ⅰ部　経済成長と格差・貧困問題
  
  第1章　経済成長とそのメカニズム
  第2章　経済格差の実態と形成要因
  第3章　貧困削減の政策と課題
  
  第Ⅱ部　農業・農村・農民(三農)問題
  
  第4章　三農問題と農政の転換
  第5章　農産物貿易と食糧問題
  第6章　新三農問題のゆくえ
  
  第Ⅲ部　中国の少子高齢化・労働問題
  　
  第7章　少子高齢化のいま
  第8章　農民工問題の諸相
  第9章　労働市場の変容
  
  第Ⅳ部　教育・社会・政治問題
  　
  第10章　大学教育と機会平等
  第11章　体制転換下の社会問題
  第12章　政治体制の進化と課題
  
  第Ⅴ部　日中関係・中国研究の視点
  　
  第13章　日中関係の視点
  第14章　中国研究の視点
  　
  あとがき

• 内容紹介

  中国20年間の道程をたどる
  「超大国」中国, その課題と可能性
  
  改革開放を進めてきた中国はこの間、様々な困難を乗り越え高度成長を遂げて世界第2位の経済大国となった。そのあゆみを、在日中国人学者は学術研究の成果や日本生活の体験に基づいて、成長と格差、「三農」、少子高齢化と労働などから多面的に論じる。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  厳 善平(ゲン ゼンヘイ)
  同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授、天津理工大学客員教授。１９６３年中国・安徽省生まれ。１９８４年南京農学院農業経済学系卒業、１９９１年京都大学大学院農学研究科博士課程修了（農学博士）。桃山学院大学経済学部専任講師。助教授、教授を経て２０１１年より現職。中国経済経営学会会長、日本現代中国学会理事長など歴任。著書多数。地域農林経済学会学会賞。日本農業経済学会奨励賞、日本農学進歩賞、大平正芳記念賞特別賞など受賞

• 著者について

  厳　善平 (ゲン ゼンヘイ)
  同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授

超大国 中国のあゆみ [単行本] の商品スペック