陶磁考古学入門―やきもののグローバル・ヒストリー [単行本]
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陶磁考古学入門―やきもののグローバル・ヒストリー [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2021/03/23
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陶磁考古学入門―やきもののグローバル・ヒストリー の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    はじめての陶磁器の考古学。17世紀後半、長崎から積み出された陶磁器は、アジアを越えて、アフリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカへと、海を渡り世界中に普及していった。それらはどのように作られ、運ばれ、消費され、廃棄されたのか。陶磁器の生産・流通・消費の歴史について考古学的に明らかにし、考古学的資料としての陶磁器を研究素材としながら、人類の生活、社会、文化、交流の歴史を復元していく学問について語る。扱う時代は16世紀から19世紀にかけて、近世のグローバル化以降の陶磁器の歴史から、世界史を俯瞰。やきもののライフヒストリーを訪ね歩き、人々の生活・社会・交流の歴史を復元してゆく。コラム24本・カラー口絵16頁・挿図208点を収録。
  • 目次

    はじめに

    第I部 陶磁考古学入門

    第1章 陶磁器と考古学
     コラムA 考古学陶磁器の資料化
     コラムB 登り窯の発掘調査

    第2章 陶磁器のライフヒストリー
     コラムC 移民と陶磁器
     コラムD 死者のための器

    第3章 窯と陶磁器
     コラムE 幻の陶器の窯
     コラムF 直された陶磁器

    第4章 流通遺跡と水中考古学
     コラムG 肥前磁器の積出港
     コラムH 茶碗曽根のやきもの

    第5章 沈没船と陶磁器研究
     コラムI 海上生活と陶磁器

    第6章 近世・近代考古学と陶磁器
     コラムJ 戦争とやきもの

    第Ⅱ部 肥前磁器の歴史

    第7章 肥前磁器の始まり
     コラムK 磁器創始の通説
     コラムL 李参平碑文問題

    第8章 磁器生産の本格化
     コラムM 天狗谷窯の意義

    第9章 海外輸出の始まりと本格化
     コラムN 清の海禁政策下の中国磁器貿易

    第10章 唐船・オランダ船による貿易
     コラムO 三つの口から輸出された伊万里
     コラムP 肥前磁器の「分布範囲」

    第11章 ガレオン船による貿易
     コラムQ チョコレートカップ
     コラムR アフリカに渡った伊万里

    第12章 展海令と国内市場開拓
     コラムS 海禁令が与えた影響
     コラムT 漂着する陶磁器

    第13章 地方窯の成立と生産機構の変容
     コラムU 島の陶磁器
     コラムV 幕末~明治の海外輸出

    第Ⅲ部 陶磁の道とグローバリゼーション

    第14章 青(コバルト)の道
     コラムW バーミヤーン遺跡と鷹島海底遺跡
     コラムX 海のシルクロードと沖縄

    第15章 陶磁器からみるグローバル・ヒストリー

    おわりに
    参考文献一覧
    図版出典一覧
    初出一覧
    あとがき
    索  引
  • 内容紹介

    陶磁器のライフヒストリーは海を越える。生産・流通・消費の痕跡を考古学的に調査し、やきものが紡いだ東西文化交流を浮び上らせる。

    陶磁考古学は、やきもの(陶磁器)を資料として、生産から流通、消費、そして廃棄へと至るライフヒストリーを訪ね歩き、人々の生活・社会・交流の歴史を復元してゆく学問である。17世紀初の肥前磁器の創始、産業と輸出の本格化を経て、海を渡り世界中に普及していった陶磁器の世界史を、いま紐解く。はじめての陶磁器の考古学。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    野上 建紀(ノガミ タケノリ)
    1964年、北九州市生まれ。長崎大学多文化社会学部教授。金沢大学大学院社会環境科学研究科(博士課程)修了、博士(文学)。専門は歴史(中近世)考古学、水中考古学。有田町教育委員会主査(有田町歴史民俗資料館所属)を経て、2014年4月より長崎大学多文化社会学部准教授、2017年4月から現職
  • 著者について

    野上 建紀  (ノガミ タケノリ)
    野上 建紀(のがみ たけのり)

    1964年、北九州市生まれ。長崎大学多文化社会学部教授。金沢大学大学院社会環境科学研究科( 博士課程) 修了、博士( 文学)。専門は歴史 (中近世) 考古学、水中考古学。有田町教育委員会主査(有田町歴史民俗資料館所属)を経て、2014年4月より長崎大学多文化社会学部准教授、2017年4月から現職。著書に『陶磁考古学入門──やきもののグローバル・ヒストリー』勁草書房(2021)、『伊万里焼の生産流通史──近世肥前磁器における考古学的研究』中央公論美術出版(2017)、論文に「近世五島焼の基礎的研究」『東洋陶磁』49pp.35-62(2020)、「ガレオン貿易と肥前磁器──二つの大洋を横断した日本のやきもの」『東洋陶磁』42pp.141-176(2013)など。

陶磁考古学入門―やきもののグローバル・ヒストリー の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:野上 建紀(著)
発行年月日:2021/03/20
ISBN-10:4326200618
ISBN-13:9784326200610
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:282ページ
縦:21cm
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