労働・自由・尊厳―人間のための労働法を求めて [単行本]
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労働・自由・尊厳―人間のための労働法を求めて [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2021/03/18
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労働・自由・尊厳―人間のための労働法を求めて [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    労働とは何か。憲法の職業ないし勤労に関する人権は、日本国憲法の全体系においてどのような位置を占めているのか。国連憲章及び世界人権宣言において基本原理とされている「尊厳」概念は労働法とどのような関係に立っているのか―。「人の権利」という観念が初めて生まれた近代法にまでさかのぼりながら、労働法の根本問題を探究する。
  • 目次

    はしがき

    序 論 人間的営みとしての労働
     1 労働の重要性
     2 なぜ改めて労働の重要性を説くのか?
     3 必要な取組み


    第Ⅰ部 労働論――労働の意義と疎外の探究を中心に

    第1章 労働の本源的意義
     第1節 労働の発生
      1 自然史的前提
      2 生産と欲望
      3 労働過程
     第2節 人間性と人格の形成
      1 言語活動過程
      2 認識過程
      3 人間性と人格の形成

    第2章 労働の疎外と克服の展望
     第1節 資本主義的な労働の疎外とその克服
      1 資本主義的な労働の疎外が生じるメカニズム
      2 資本主義的な労働の疎外の克服
     第2節 官僚制的な労働の疎外問題
      1 芝田進午氏の研究に対する疑問
      2 ヴェーバーの官僚制論
     第3節 小 括


    第Ⅱ部 労働法論――疎外の緩和をめざす権利概念の探究を中心に

    第1章 「労働の権利」の近代的原型――1789年人権宣言・1791年憲法
     第1節 人権宣言・憲法の論理体系
      1 人権宣言
      2 1791年憲法
     第2節 「労働の権利」
      1 用語の意味と本書における約束ごと
      2 前近代的労働の否定
      3 「労働の権利」の近代的制約
      4 財産所有の自由とその近代的制約
      5 近代法の社会経済的基礎
     第3節 公権力および市民の義務

    第2章 現代的権利・義務観念の形成
     第1節 ワイマール憲法の概要
     第2節 「労働の権利」の近代的制約
     第3節 資本家の「労働の権利」の現代的制約
     第4節労働者の「労働の権利」の現代的発展
      1 自由権の尊重
      2 「団結の自由」
      3 経営評議会
     第5節 公権力および国民の義務
      1 公権力の義務の拡大と対公権力支配権の形成
      2 国民の義務の増大――共同社会志向

    第3章 国際文書における「自由」と「尊厳」
     第1節 国際憲章
     第2節 世界人権宣言
      1 自 由
      2 尊 厳
      3 義 務

    第4章 日本国憲法における「労働の権利」――「職業選択の自由」と「勤労の権利」
     第1節 国連憲章の具体化としての日本国憲法
     第2節 自己支配権としての「労働の権利」
     第3節 「労働の権利」を阻害する前近代的秩序の否定
     第4節 「労働の権利」の近代的制約
     第5節 資本家の「労働の権利」の現代的制約
     第6節 労働者の「労働の権利」の現代的発展
      1 尊 厳
      2 「勤労の権利」
      3 「勤労の権利」の具体化としての労働基本権
      4 「幸福追求」
     第7節 共同的社会へ――国民の市民的倫理的義務
     第8節 日本国憲法の建築的構造


    結びにかえて
    謝 辞

    資料:権利と義務の一覧表
    索 引
  • 出版社からのコメント

    日本国憲法、独仏憲法史、社会学、哲学なども視野に入れ、「労働法とは何か」という根本的な問題を探究。
  • 内容紹介

    労働とは何か。憲法の職業ないし勤労に関する人権は、日本国憲法の全体系においてどのような位置を占めているのか。国連憲章及び世界人権宣言において基本原理とされている「尊厳」概念は労働法とどのような関係に立っているのか--。フランス憲法史、ドイツ憲法史なども視野に入れながら、労働法の根本問題を考察。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    相澤 美智子(アイザワ ミチコ)
    1995年一橋大学法学部卒業。96年カリフォルニア大学バークレー校法科大学院修士課程修了。98年一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。2001年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。東京大学社会科学研究所助手等を経て、一橋大学大学院法学研究科教授。博士(法学、一橋大学)。労働法・ジェンダーと法。主な著書に『雇用差別への法的挑戦―アメリカの経験・日本への示唆』(2012年・創文社、第6回西尾学術奨励賞受賞)など
  • 著者について

    相澤 美智子 (アイザワ ミチコ)
    相澤美智子(あいざわ みちこ)
    1995年一橋大学法学部卒業。96年カリフォルニア大学バークレー校法科大学院修士課程修了。98年一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。2001年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。東京大学社会科学研究所助手等を経て、現在、一橋大学大学院法学研究科教授。博士(法学、一橋大学)。労働法・ジェンダーと法。
    主な著書に『雇用差別への法的挑戦――アメリカの経験・日本への示唆』(2012年・創文社、第6回西尾学術奨励賞受賞)など。

労働・自由・尊厳―人間のための労働法を求めて [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:相澤 美智子(著)
発行年月日:2021/03/16
ISBN-10:4000026054
ISBN-13:9784000026055
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:217ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:442g
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