明末清初中国と東アジア近世 [単行本]
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明末清初中国と東アジア近世 [単行本]
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明末清初中国と東アジア近世 [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2021/03/11
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明末清初中国と東アジア近世 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    一六世紀から一八世紀は、社会の大きな揺らぎのなか、世界各地で新たな秩序への模索と葛藤が繰り広げられた時代であった。著者はそうした視座から、明清史をフィールドに、東アジアの共時性としての「近世」を考察してきた。総説「東アジア・東南アジア伝統社会の形成」をはじめ、時代区分、皇帝権力、統治理念、国家観、市場構造などの諸論点から中国史・アジア史を叙述。ひろくゆたかな眼で世界史の課題を提示する論文集。
  • 目次

    まえがき


    第Ⅰ部 東アジアのなかの中国「近世」

    第一章 東アジア・東南アジア伝統社会の形成
     はじめに
     一 明初朝貢秩序の解体(-一五七〇年代)
     二 新興軍事勢力の成長(一五七〇年代-一六三〇年代)
     三 明清交替と一七世紀の局面転換(一六三〇年代-一六八〇年代)
     四 伝統社会の形成(一六八〇年代-一八〇〇年)
     おわりに

    第二章 皇帝と官僚・紳士--明から清へ
     はじめに
     一 「専制権力」のパラドックス
     二 皇帝権力をめぐる議論
     三 明から清へ
     おわりに

    第三章 中国史における「近世」の概念
     はじめに
     一 日本と中国における初期の「近世」論
     二 「近世」と「近代」
     三 多様な「近世化」

    付 論 「近世化」と「東アジア化」
     はじめに--時代区分と地域区分
     一 「近世化」をめぐって
     二 「東アジア化」をめぐって
     三 清朝政権の性格をめぐって
     おわりに


    第Ⅱ部 伝統社会の形成--国家・市場・社会観

    第四章 「中国」と「外夷」--明代から清中期における国家呼称の問題
     はじめに
     一 概略の動向
     二 明代における対比概念--「中国」と「夷狄」
     三 清代前期における国家関係概念の用法変化
     おわりに

    第五章 徳治の構造--寛容の比較史を手がかりに
     はじめに
     一 「共存」をめぐる一般的な問題状況と対応の型
     二 西欧の寛容論と中国像
     三 清初における「共存問題」
     おわりに

    第六章 清初上海地方人士の国家観-- 『歴年記』を中心に
     はじめに
     一 『歴年記』に記載された国家・朝廷に関するニュース
     二 清朝国家に対する姚廷遴の評価
     おわりに

    第七章 明末清初の市場構造--モデルと実態
     はじめに
     一 銀流入と国内経済の関係をめぐる問い
     二 仮説的モデルの提示
     三 「康熙不況」再考
     おわりに

    第八章 米とシルクと歓楽街--一七─一八世紀の蘇州
     はじめに
     一 蘇州の地理的位置と歴史
     二 「姑蘇繁華図」に見る清代中期蘇州の経済
     三 全国的米穀流通の要--蘇州城外楓橋鎮
     四 製糸・絹織業の中心地--農民と職人
     五 蘇州市民のレジャーと消費--贅沢は経済を活性化できるか?
     おわりに

    索 引
  • 出版社からのコメント

    東アジアの共時性としての「近世」を考察し、広い視野で世界史へと開かれた課題を提示する。
  • 内容紹介

    社会の大きな揺らぎのなかで、新たな秩序への模索と葛藤が繰り広げられた一六-一八世紀。著者は明清史をフィールドに、東アジアの共時性としての「近世」を考察してきた。総説「東アジア・東南アジア伝統社会の形成」をはじめ、時代区分、皇帝権力、国家観、市場構造などの論点から、世界史へと開かれた課題を提示する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岸本 美緒(キシモト ミオ)
    1952年生。中国明清史。お茶の水女子大学名誉教授
  • 著者について

    岸本 美緒 (キシモト ミオ)
    岸本美緒(きしもと みお)
    1952年生。中国明清史。お茶の水女子大学名誉教授。主要著書:『清代中国の物価と経済変動』(研文出版、1997年)、『東アジアの「近世」』(山川出版社、1998年)、『明清交替と江南社会――17世紀中国の秩序問題』(東京大学出版会、1999年)、『風俗と時代観明清史論集1』(研文出版、2012年)、『地域社会論再考明清史論集2』(研文出版、2012年)、『礼教・契約・生存明清史論集3』(研文出版、2020年)。

明末清初中国と東アジア近世 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:岸本 美緒(著)
発行年月日:2021/03/09
ISBN-10:4000248944
ISBN-13:9784000248945
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:349ページ ※344,5P
縦:20cm
横:13cm
厚さ:3cm
重量:474g
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