古代キリスト教研究論集(北海道大学大学院文学研究院研究叢書) [単行本]
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古代キリスト教研究論集(北海道大学大学院文学研究院研究叢書) [単行本]

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出版社:一般社団法人 北海道大学出版会
販売開始日: 2021/03/24
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古代キリスト教研究論集(北海道大学大学院文学研究院研究叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    東方に重心を置きつつ古代キリスト教史を見るとどう見えてくるか、聖書を見るとどう見えてくるか―新約聖書で最初にできたのは「マタイ福音書」である、Q資料仮説は不要である、など、挑戦的な問題提起の書。「トマス福音書」新訳を収録。
  • 目次

     第1部 聖書(旧約・新約)とその周辺

    第1章 共観福音書問題のための覚書
     1 はじめに
     2 ルカは自分の福音書を書く際に何を手にしていたか?
     3 使徒パウロは何に拠ってイエスの言行を知ったか?
     4 共観福音書問題の検討
     5 結 論

    第2章 『トマスによる福音書』における弟子イメージ
     1 はじめに
     2 分 析
     3 終わりに

    第3章 聖書解釈をめぐる若干の考察
     1 はじめに
     2 「賢い」蛇?(創世記3章)
     3 論争の天才イエス、自分の言葉に足を掬われる(マタイ15章)
     4 故郷で神の国を宣べ伝える(ルカ9章)
     5 終わりに

    第4章 巨大な地下迷宮?──ディアテッサロン再論
     1 はじめに
     2 ディアテッサロンの西方伝承?
     3 ディアテッサロンの東方伝承
     4 ディアテッサロンの著作(編纂)原語
     5 結 論

    第5章 『エウセビオスのカノン』に見る福音書理解
     1 『エウセビオスのカノン』に関するこれまでの研究
     2 検 討
     3 終わりに

    第6章 【翻訳】『トマスによる福音書』
    『トマスによる福音書』

    第7章 『トマスによる福音書』をめぐる諸問題
     1 はじめに
     2 『トマス』の著作原語
     3 『トマス』の著作年代、或いは『トマス』と共観福音書の関係
     4 『トマス』の傾向性、そして再び著作年代
     5 結 論

    第8章 福音書正典/外典に見るイエス像──古典としての聖書
     1 はじめに
     2 福音書正典/外典に見るイエス像
     3 結びに代えて
    【補論】メシア(キリスト)に対するイエス自身の関心のありようについて

    【書評】秦剛平/守屋彰夫編『古代世界におけるモーセ五書の伝承』
    【書評】田川建三訳著『新約聖書 訳と註』


     第2部 古代キリスト教

    第1章 最初期のキリスト教をどう理解するか──Daniélouの所説の射程
     1 はじめに
     2 Jean Daniélou(1905-1974)
     3 最初期のキリスト教に関するDaniélouの所説
     4 ユダヤ的キリスト教に関するDaniélouの所説の問題点
     5 ユダヤ的キリスト教以前の段階に関するDaniélouの議論
     6 終わりに──Daniélouの議論をどう評価するか?

    第2章 いわゆる「キリスト教のギリシア化」をめぐって
     1 「キリスト教のギリシア化」という問題
     2 「キリスト教のギリシア化」にはどういう意味がありうるか?
     3 「キリスト教のギリシア化」の到達点
     4 何が「キリスト教のギリシア化」の展開を決定づけたか?
     5 終わりに

    第3章 初期キリスト教と聖書翻訳
     1 はじめに
     2 シリア語訳
     3 コプト語訳
     4 アルメニア語訳
     5 グルジア語訳
     6 エチオピア語訳
     7 終わりに──聖書のアラビア語訳をめぐって

    【書評】マルクシース『グノーシス』
    【書評】POUDERON, Les apologistes grecs du IIe siecle
    【書評】グニルカ『コーランの中のキリスト教』


    初出一覧
    あとがき
    研究者人名索引
  • 出版社からのコメント

    新約聖書で最初にできたのは「マタイ福音書」である、Q資料仮説は不要である、など挑戦の書。「トマス福音書」新訳を収録。
  • 内容紹介

    新約聖書で最初にできたのは『マルコ福音書』ではなく『マタイ福音書』である;仮説の「Q資料」など存在しない;1945年発見の外典『トマス福音書』の原語は?などなど―通説への挑戦の書がここに誕生! 『トマス福音書』新訳を収録。

    図書館選書
    東方に重心を置きつつ古代キリスト教史を見るとどう見えてくるか、聖書を見るとどう見えてくるか。新約聖書で最初にできたのは「マタイ福音書」である、Q資料仮説は不要であるなど提起。「トマス福音書」新訳を収録。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    戸田 聡(トダ サトシ)
    北九州市に生まれる。東京大学経済学部卒。中小企業金融公庫(当時)勤務ののち、一橋大学大学院に進学、同中退。ベルギー・ルーヴァンカトリック大学(フランス語圏)に留学し、同哲学・文学部東洋学研究所(当時)に在籍、1999年同特別学士課程修了。2003年オランダ・ライデン大学文学部(当時)博士課程に転籍、2006年同大学から文学博士号(doctor litterarum)を授与される。専門は古代キリスト教史、東方キリスト教文学。諸大学での非常勤講師等を経て2013年4月から北海道大学大学院文学研究科(現・文学研究院)准教授
  • 著者について

    戸田 聡 (トダ サトシ)
    北九州市に生まれる。東京大学経済学部卒。中小企業金融公庫(当時)勤務ののち、一橋大学大学院に進学、同中退。ベルギー・ルーヴァンカトリック大学(フランス語圏)に留学し、同哲学・文学部東洋学研究所(当時)に在籍、1999年同特別学士課程修了。2003年オランダ・ライデン大学文学部(当時)博士課程に転籍、2006年同大学から文学博士号(doctor litterarum)を授与される。
    専門は古代キリスト教史、東方キリスト教文学。
    諸大学での非常勤講師等を経て2013年4月から北海道大学大学院文学研究科(現・文学研究院)准教授、現在に至る。

    著書:『キリスト教修道制の成立』(創文社、2008年)、Vie de S. Macaire l'Egyptien(Gorgias Press、2012年)、『砂漠に引きこもった人々 キリスト教聖人伝選集』(編訳。教文館、2016年)、伊藤邦武・山内志朗・中島隆博・納富信留編『世界哲学史2』(ちくま新書、筑摩書房、2020年。第3章「キリスト教の成立」を執筆)
    訳書:A.H.M.ジョーンズ『ヨ…

古代キリスト教研究論集(北海道大学大学院文学研究院研究叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:北海道大学出版会 ※出版地:札幌
著者名:戸田 聡(著)
発行年月日:2021/03/25
ISBN-10:4832968661
ISBN-13:9784832968660
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:キリスト教
言語:日本語
ページ数:301ページ
縦:22cm
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