方法としての史学史―歴史論集〈1〉(岩波現代文庫) [文庫]
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方法としての史学史―歴史論集〈1〉(岩波現代文庫) [文庫]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2021/03/15
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方法としての史学史―歴史論集〈1〉(岩波現代文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    歴史学という学知は、近現代の日本においていかに生まれ、展開してきたのか。歴史学そのものを歴史化する「史学史」の視点から、歴史学のアイデンティティを確認し、そのあり方を問い直す。ここ四半世紀の間に著者が世に問うた歴史批評論考を三つのテーマにそって精選する現代文庫版オリジナル「歴史論集」の第一冊。
  • 目次

    歴史論集1 まえがき

    問題の入口 「歴史の語り方」のメタヒストリー

    第1章 〈正典〉なき時代
     1 〈正典〉と歴史学
     2 前田愛の作品をめぐって

    第2章 二〇世紀歴史学の「古典」
     1 近代歴史学の誕生と変化
     2 実証主義の懐疑

    第3章 歴史の「語り方」がなぜ問題となるのか


    Ⅰ 「歴史学」という近代の装置

    第4章 「歴史学」という言説
     はじめに
     1 三つの論争/三つの史学史
     2 一九三〇年代の歴史学の風景
      ⑴ 明治維新像・一九三五年前後Ⅰ
      ⑵ 明治維新像・一九三五年前後Ⅱ
     おわりに

    第5章 ナショナル・ヒストリーへの「欲望」
     はじめに
     1 ナショナル・ヒストリーの形成--一八九〇年前後
     2 焦点としての「歴史」とナショナル・ヒストリー--一九三〇年代後半以降

    第6章 文学史の饗宴と史学史の孤独


    Ⅱ 鏡あるいは座標軸としての「民衆史研究」

    第7章 違和感をかざす歴史学
     はじめに
     1 はじまりの違和感
     2 民衆思想史研究の成立--前期・民衆思想史研究
     3 民衆思想史研究の転回
     むすびにかえて--「社会史研究」との距離

    第8章 民衆史研究と社会史研究と文化史研究と--「近代」を対象とした
     はじめに
     1 民衆史研究/社会史研究/文化史研究にかかわるいくつかの前提
     2 民衆史研究を軸とした歴史学の光景--社会史研究への親和と文化史研究への違和

    第9章 三つの「鳥島」
     はじめに--史学史という領域
     1 『「鳥島」は入っているか』とその三つのヴァージョン
     2 自己と他者
     3 「六八年」の転換と「九〇年代」への対抗


    Ⅲ 歴史学の認識論的転回へ向かって

    第10章 歴史意識の八〇年代と九〇年代

    第11章 「評伝」の世界と「自伝」の領分--史学史のなかの個人史研究
     はじめに
     1 民衆史研究のなかの個人史研究
     2 自伝をめぐって
     3 自伝と歴史叙述のあいだ
     むすびにかえて

    第12章 史学史のなかのピエール・ノラ『記憶の場』
     1 「記憶の場」となった『記憶の場』
     2 「記憶の場」の構成
     3 一九七〇年代と一九九〇年代の歴史学
     むすびにかえて

    第13章 現代歴史学の「総括」の作法--民衆史研究・社会運動史・社会史研究を対象として
     はじめに--『成果と課題』の成果と課題
     1 「総括」の現在とその作法
     2 「民衆史研究」をめぐって
     3 「社会運動史」グループの「総括」
     4 「戦後歴史学」の姿勢
     5 「第二世代」「第三世代」による総括
     おわりに


    初出一覧
    解 説……………戸邉秀明
  • 出版社からのコメント

    歴史学は現代社会の中で何をなしうるか。史学史的な視点から歴史の意味と可能性を問う。解説・戸邉秀明。
  • 内容紹介

    歴史学は現代社会において何をなしうるのか。「戦後歴史学」が提示した歴史像が再検討を迫られ、さらに歴史修正主義の登場により歴史観の相克が深まるなかで、歴史学の方法、立場、叙述のスタイルなどをめぐる模索が様々に積み重ねられてきた。それらを批判的に検討することを通じて、歴史学のこれからのあり方を考察する、史学史的な視点からの歴史評論を集成する。現代文庫版オリジナル。解説・戸邉秀明。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    成田 龍一(ナリタ リュウイチ)
    1951年生まれ。日本女子大学名誉教授。近現代日本史。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士
  • 著者について

    成田 龍一 (ナリタ リュウイチ)
    成田龍一(Ryuichi Narita)
    1951年生まれ。日本女子大学名誉教授。近現代日本史。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。著書に『近現代日本史との対話【幕末・維新――戦前編】』『同【戦中・戦後――現在編】』(集英社新書)、『近現代日本史と歴史学』(中公新書)、『大正デモクラシー』(岩波新書)、『増補「戦争経験」の戦後史』(岩波現代文庫)他多数。

方法としての史学史―歴史論集〈1〉(岩波現代文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:成田 龍一(著)
発行年月日:2021/03/12
ISBN-10:400600432X
ISBN-13:9784006004323
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:411ページ
縦:15cm
横:11cm
厚さ:2cm
重量:258g
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