東アジアの尊厳概念 [単行本]
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東アジアの尊厳概念 [単行本]

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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2021/03/26
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東アジアの尊厳概念 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    尊厳の多元化へ。伝統、仏教、儒教、人権、公共、歴史認識、生命と死、そして人間へ。「尊厳」という言葉の意味が持つ差異性と同一性に多角的な焦点を当て、相互理解への道を開く。関連文献の読書案内コラムも付す。
  • 目次

    編者前書き 「東アジアの尊厳概念」研究の構築に向けて(加藤泰史)

    第Ⅰ部 日本関係編
    第1章 バイオエシックスと生命倫理学の間──医学者の「尊厳」理解(加藤泰史)
    第2章 野間宏文学における「弱者の生」から逆照射される「尊厳」(ギブソン松井佳子)
    第3章 如空の衆生を度す──仏教における人間の尊厳と個の尊重(前川健一)
    第4章 林羅山における自由と身分秩序──『性理字義諺解』に着目して(武田祐樹)
    第5章 人間の尊厳と「極東の偉大な諸宗教」──ヨーロッパの人間観に対するルソーの異議申立て(松田純)

    ◎読書案内コラム
    1 蟻川恒正『尊厳と身分──憲法的思惟と「日本」という問題』(池田弘乃)
    2 宮下紘『プライバシー権の復権──自由と尊厳の衝突』(品川哲彦)
    3 島田陽一・三成美保・米津孝司・菅野淑子=編『「尊厳ある社会」に向けた法の貢献──社会法とジェンダー法の協働』(池田弘乃)

    第Ⅱ部 中国関係編
    第1章 現代新儒家牟宗三のカント理解(小島毅)
    第2章 中国憲法史における尊厳概念──その背後にある政治思想(中村元哉)
    第3章 求むれば則ち之を得、舎つれば則ち之を失ふ──人間の尊厳に対する儒教の立場からの考究姿勢について(倪培民/中澤武 訳)
    第4章 中国の伝統における人権(スティーブン・C・アングル/齋藤元紀 訳)
    第5章 儒教的な人間の尊厳に向けて(王小偉/陳健成 訳)
    第6章 人間の尊厳の儒教的概念(李亜明/高畑祐人 訳)
    第7章 台湾の終末期医療の法制化における尊厳概念の変遷──家族代理決定から自己決定権への道(鍾宜錚)

    ◎読書案内コラム
    4 有馬斉『死ぬ権利はあるか──安楽死、尊厳死、自殺幇助の是非と命の価値』(香川知晶)
    5 里村佳子『尊厳ある介護──「根拠あるケア」が認知症介護を変える』(小林道太郎)
    6 スウェーデン社会庁『人間としての尊厳──ノーマライゼーションの原点・知的障害者とどうつきあうか (第二版)』(徳地真弥)
    7 岸邦和『「人間の尊厳」を考えるための練習問題』(高畑祐人)

    第Ⅲ部 朝鮮(韓国)関係編
    第1章 暴力としての歴史認識(小倉紀蔵)
    第2章 韓国で人間尊厳性概念の開新を目指して公共哲学する──独話的概念創出から対話的概念開新への試み(金泰昌)
    第3章 社会的生命力の源泉としての尊厳──安重根『東洋平和論』を手がかりに(片岡龍)
    第4章 三魂論について──西洋哲学と朝鮮儒教の出会い(金光来)

    ◎読書案内コラム
    8 旻子『尊厳──半世紀を歩いた「花岡事件」』(宇佐美公生)
    9 陶徳民『西教東漸と中日事情──拝礼・尊厳・信念をめぐる文化交渉』(武田祐樹)
    10 フランシス・フクヤマ『IDENTITY──尊厳の欲求と憤りの政治』(岩佐宣明)
    11 デルフィン・ヒラスナ『尊厳の芸術──強制収容所で紡がれた日本の心』(成瀬翔)
    12 ヨハン・セルス+チャールズ・E・マクジルトン『人間としての尊厳を守るために──国際人道支援と食のセーフティネットの構築』(徳地真弥)
    13 加藤泰史・小島毅 編『尊厳と社会(上・下)』(徳地真弥)

    編者後書き 人間概念の改変に向けて(小倉紀蔵)

    執筆者・訳者紹介
  • 出版社からのコメント

    日本、中国、韓国を中心に東アジアから「尊厳」という言葉の意味が持つ差異性と同一性に多角的な焦点を当て、相互理解への道を開く。
  • 内容紹介

    欧米圏の尊厳理解を「普遍的」と見做し、非欧米圏が一方向的にそれを受容するという図式に対して、日本・中国・韓国を中心に、東アジアから見直す。生命、伝統、仏教、儒教、人権、公共、歴史認識、そして人間へ。「尊厳」という言葉の意味が持つ差異性と同一性に多角的な焦点を当て、尊厳概念そのものを多元化して、相互理解への道を開く。関連文献の読書案内も付す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    加藤 泰史(カトウ ヤスシ)
    1956年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。椙山女学園大学国際コミュニケーション学部教授、一橋大学名誉教授。哲学、倫理学

    小倉 紀蔵(オグラ キゾウ)
    1959年生まれ。ソウル大学哲学科博士課程単位取得退学。ソウル大学修士(文学)。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。朝鮮半島の思想・文化、東アジア哲学、日韓関係

    小島 毅(コジマ ツヨシ)
    1962年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科教授。中国思想史
  • 著者について

    加藤 泰史 (カトウ ヤスシ)
    1956年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。椙山女学園大学国際コミュニケーション学部教授、一橋大学名誉教授。哲学、倫理学。『尊厳と社会』(上下、小島毅との共編著、法政大学出版局、2020年)、„Watsuji und Herder über Kultur und Übersetzung - Eine Zwischenbetrachtung“, Hitotsubashi Journal of Social Sciences, Vol. 51 No. 1, 2020, Kant’s Concept of Dignity (Berlin/Boston: De Gruyter, 2019, Gerhard Schönrichとの共編著)、「公共と尊厳」(『思想』第1139号,2019年)、ほか。

    小倉 紀蔵 (オグラ キゾウ)
    1959年生まれ。ソウル大学哲学科博士課程単位取得退学。ソウル大学修士(文学)。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。朝鮮半島の思想・文化、東アジア哲学、日韓関係。『歴史認識を乗り越える』(講談社、2005年)、『創造する東アジア 文明・文化・ニヒリズム』(春秋社、2011年)、『朱子学化する日本近代』(藤原書店、2012年)、『朝鮮思想全史』(筑摩書房、2017)、ほか。

    小島 毅 (コジマ ツヨシ)
    1962年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科教授。中国思想史。『儒教の歴史』(山川出版社、2017年)、『近代日本の陽明学』(講談社、2006年)、『宋学の形成と展開』(創文社、1999年)、『中国近世における礼の言説』(東京大学出版会、1996年)、『中国思想史』(共著、東京大学出版会、2007年)、ほか。

東アジアの尊厳概念 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:加藤 泰史(編)/小倉 紀蔵(編)/小島 毅(編)
発行年月日:2021/03/30
ISBN-10:4588151169
ISBN-13:9784588151163
判型:A5
発売社名:法政大学出版局
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:544ページ ※538,6P
縦:22cm
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