造林樹木学ノート [単行本]
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造林樹木学ノート [単行本]

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出版社:コロナ社
販売開始日: 2021/03/24
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造林樹木学ノート [単行本] の 商品概要

  • 目次

    1.スギ ヒノキ科 スギ属(Cryptomeria japonica)
    1.1 スギの特徴
    1.2 スギの生育上の特性
    1.3 スギの育苗
    1.4 スギ材の特徴と用途
    1.5 スギの産地
    1.6 スギの造林上の留意点
    1.7 スギの林業品種
    1.8 スギの樹形
    1.9 スギの香り
    レポート課題

    2.ヒノキ ヒノキ科 ヒノキ属(Chamaecyparis obtusa)
    2.1 ヒノキの葉
    2.2 ヒノキの開花と結実
    2.3 ヒノキの分布
    2.4 ヒノキの生育上の特性
    2.5 ヒノキの樹形
    2.6 ヒノキの育苗
    2.7 ヒノキの造林上の留意点
    2.8 ヒノキ材の特徴
    2.9 ヒノキの病獣害
    レポート課題

    3.アカマツ,クロマツ
    3.1 アカマツ(マツ科 マツ属)(Pinus densiflora)
     3.1.1 アカマツの性質
     3.1.2 アカマツの造林上の特質
     3.1.3 アカマツの用途
    3.2 クロマツ(マツ科 マツ属)(Pinus thunbergii)
     3.2.1 クロマツの性質
     3.2.2 クロマツの造林上の特質
     3.2.3 クロマツの耐塩性
     3.2.4 クロマツの用途
    レポート課題

    4.カラマツ マツ科 カラマツ属(Larix kaempfrei)
    4.1 カラマツの分布
    4.2 カラマツの性質
    4.3 カラマツの造林上の特徴
    4.4 カラマツとオオバアサガラとの混生
    4.5 カラマツの用途
    レポート課題

    5.広葉樹造林について
    5.1 広葉樹,針葉樹のそれぞれの特徴
    5.2 広葉樹造林への期待
    5.3 広葉樹造林の目的
    5.4 広葉樹造林の課題
    レポート課題

    6.ケヤキ ニレ科 ケヤキ属(Zelkova serrata)
    6.1 ケヤキの性質
    6.2 ケヤキの造林上の特性
    6.3 ケヤキの保育作業
    6.4 ケヤキ材の特性
    レポート課題

    7.ブナ ブナ科 ブナ属(Fagus crenata)
    7.1 ブナの性質
    7.2 ブナの造林上の生育特性
    7.3 ブナの天然更新
    7.4 ブナの人工造林
    7.5 ブナ材の用途
    レポート課題

    8.ブナ科の樹木
    8.1 コナラ(ブナ科 コナラ属)(Quercus serrata)
    8.2 ミズナラ(ブナ科 コナラ属)(Quercus crispula)
    8.3 カシワ(ブナ科 コナラ属)(Quercus dentata)
    8.4 クヌギ(ブナ科 コナラ属)(Quercus acutissima)
    8.5 アベマキ(ブナ科 コナラ属)(Quercus variabilis)
    8.6 クリ(ブナ科 クリ属)(Castanea crenata)
    8.7 シラカシ(ブナ科 コナラ属)(Quercus myrsinifolia)
    8.8 ウバメガシ(ブナ科 コナラ属)(Quercus phillyraeoides)
    8.9 スダジイ(ブナ科 シイ属)(Castanopsis sieboldii)
    レポート課題

    9.カエデ
    9.1 イロハモミジ(ムクロジ科 カエデ属)(Acer palmatum)
    9.2 イタヤカエデ(ムクロジ科 カエデ属)(Acer pictum)
    レポート課題

    10.特用樹木
    10.1 キリ(キリ科 キリ属)(Paulownia tomentosa)
     10.1.1 キリの育成
     10.1.2 栽培上のキリの長短所
     10.1.3 キリの用途
    10.2 コウゾ(クワ科 コウゾ属)(Broussonetia kazinoki)
    10.3 ウルシ(ウルシ科 ウルシ属)(Toxicodendron vernicifluum)
    10.4 クスノキ(クスノキ科 ニッケイ属)(Cinnamomum camphora)
    10.5 クロモジ(クスノキ科 クロモジ属)(Lindera umbellata)
    10.6 アブラチャン(クスノキ科 クロモジ属)(Lindera praecox)
    レポート課題

    11.薬用樹木
    11.1 キハダ(ミカン科 キハダ属)(Phellodendron amurense)
    11.2 ヤツデ(ウコギ科 ヤツデ属)(Fatsia japonica)
    11.3 ナンテン(メギ科 ナンテン属)(Nandina domestica)
    11.4 イチイ(イチイ科 イチイ属)(Taxus cuspidate)
    11.5 ヤマグワ(クワ科 クワ属)(Morus bombycis)
    11.6 マタタビ(マタタビ科 マタタビ属)(Actinidia polygama)
    11.7 ムクゲ(アオイ科 フヨウ属)(Hibiscus syriacus)
    11.8 ヤドリギ(ビャクダン科 ヤドリギ属)(Viscum album subsp.coloratum)
    11.9 タラノキ(ウコギ科 タラノキ属)(Aralia elata)
    11.10 メグスリノキ(ムクロジ科 カエデ属)(Acer maximowiczianum)
    11.11 コブシ(モクレン科 モクレン属)(Magnolia kobus)
    11.12 その他
    レポート課題

    12.林地でよくみる樹木
    レポート課題

    13.現在の研究の取組み
    13.1 森林・樹木の数学的表現
    13.2 森林の複雑性に対するアプローチの検討
    13.3 樹木と菌との共生
    13.4 系(system)へのアプローチ
    13.5 集合の考え方
    13.6 圏(category)の考え方
    13.7 不等式
    13.8 ベクトル
    13.9 行列
    13.10 つる植物
    13.11 波構造
    13.12 ランダム・無作為
    13.13 カオス

    引用・参考文献
    おわりに
    索引
  • 出版社からのコメント

    日本の代表的な造林樹木を取り上げ,その特徴や成長特性、相性などをわかりやすく説明。
  • 内容紹介

     科学は現在細分化の傾向がさらに進行し、森林分野においてもそれは例外でない。森林の各事象が様々に細切れ、細分化されているため、各論は進むものの、樹木そのものをとらえる現実の視点からは乖離していく傾向もみられる。
     時代は21世紀に入り、森林は脚光を様々な事象で浴びるようになった。木材、林産物の生産をはじめ、土砂崩れや水害の防止などの環境保全は特に注目を受けるようになり、水源涵養、大気清浄などの作用はその重要性を増している。また、森林浴、森林療法に代表されるように保健休養の環境や地域活性化としての意義も高まっている。けれども、その森林環境を形成、構築している主幹、主柱は、やはり樹木である。しかしながら、昨今では、個々の樹木本来の特性を配慮せず、機械的に、あるいは前例を単に踏襲する形で林木を植栽することが多くなった。
     「適材適所」という言葉があるように、「適地適木」という言葉がある。個々の人間に個性があるように、個々の樹木にも個性がある。造林、森づくりとは、各木々の消長の確率の事象でもあり、木々同士の組み合わせでもある。つまり、各樹木の特性、そして相性を考えることは基本的に重要なことなのである。特に今後の造林は、従来の植林手法による人工造林だけではなく、そこに加わる自然散布の樹木、つまり「人工更新+天然更新」による手法が考えられる。
     そこで、本書では、現在までの日本の代表的な造林樹木の特性を再考して、われわれ日本人の森林、自然、風景を構成し、日常生活にとっても関係の深い代表的な造林樹木をとりあげ、その木々を知り、親しんでもらうことを目的とした。
     本書の大きな特徴としては、
    ・各章のはじめにイントロダクションをもうけ、講義運営の導入をはかったこと
    ・また、各章の章末問題も充実させ、自学自習や試験対策の充実をはかったこと
    ・各樹種の生育特性をはじめ、その効用、用途まで記述し、それぞれの樹木の育成、造林の意義とモティベーションを高めたことなどがあげられる。

    図書館選書
    「適地適木」という言葉が示すように,各樹木には個性と適地がある。本書は,日本の代表的な造林樹木の特徴、成長特性、そして相性を生かしたこれからの造林,森づくりを行うために必要な知識を得られる一冊である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    上原 巌(ウエハラ イワオ)
    1986~87年ミシガン州立大学農学部林学科東京農業大学派米留学生。1988年東京農業大学農学部林学科卒業。1988~95年長野県下高井農林高等学校教諭。1997年信州大学大学院農学研究科修士課程修了(森林科学専攻)。1997~2001年長野県の社会福祉施設にてケアワーカーとして勤務。2000年岐阜大学大学院連合農学研究科博士課程修了(生物環境科学専攻)博士(農学)。2001年日本カウンセリング学会認定カウンセラー。2001~04年長野県高校スクールカウンセラー。2002年東海女子大学講師。2004年兵庫県立大学准教授。2006年東京農業大学准教授。2010年特定非営利活動法人日本森林保健学会理事長(兼職)。2011年東京農業大学教授

造林樹木学ノート [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:コロナ社
著者名:上原 巌(著)
発行年月日:2021/04/12
ISBN-10:4339052760
ISBN-13:9784339052763
判型:B5
発売社名:コロナ社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:農林業
言語:日本語
ページ数:116ページ
縦:26cm
横:18cm
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