なぜ戦争体験を継承するのか―ポスト体験時代の歴史実践 [単行本]
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なぜ戦争体験を継承するのか―ポスト体験時代の歴史実践 [単行本]

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出版社:その他
販売開始日: 2021/02/22
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なぜ戦争体験を継承するのか―ポスト体験時代の歴史実践 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    当事者なき世界の、忘却と想起のはざまで―戦後75年以上が経過し、“あの戦争”を体験した世代がいなくなりつつある。近い将来やってくる“体験者のいない世界”で、歴史記憶の継承はどのようにして可能なのか。そもそも私たちは、なぜそれを継承しなければならないのか。最新の研究と平和博物館の取り組みから、未来のための根源的な問いにせまる。
  • 目次

    序章 課題としての〈ポスト戦争体験の時代〉 蘭 信三

    《第1部 体験の非共有性はいかに乗り越えられるか》

    第1章 継承とはなにか―広島市立基町高校「原爆の絵」の取り組みから 小倉康嗣
    第2章 開いた傷口に向き合う―アウシュヴィッツと犠牲者ナショナリズム 田中雅一
    第3章 戦友会の質的変容と世代交代―戦場体験の継承をめぐる葛藤と可能性 遠藤美幸
    第4章 創作特攻文学の想像力―特攻体験者はどう描かれてきたか 井上義和
    第5章 戦争体験の聞き取りにおけるトラウマ記憶の扱い 森 茂起
    補 論 戦争を〈体験〉するということ 人見佐知子

    《第2部 平和博物館の挑戦――展示・継承・ワークショップのグローバル化》

    総論 平和博物館は何を目指してきたか―「私たち」の現在地を探るための一作業 福島在行
    ・英霊を祀る――遊就館 山本晶子
    ・体験的継承から対話的継承へ――長崎原爆資料館 深谷直弘
    ・原爆の災禍から何を学ぶのか――広島平和記念資料館 根本雅也
    ・核の記憶とともに――第五福竜丸展示館 市田真理
    ・地域からみる、観光が拡げる――知覧特攻平和会館、大刀洗平和記念館、人吉海軍航空基地資料館 清水 亮
    ・ともに働くという継承――ひめゆり平和祈念資料館 仲田晃子
    ・「平和と民主主義」のもとに―立命館大学国際平和ミュージアム 兼清順子
    ・〈国民〉の〈労苦〉――昭和館、しょうけい館 中村江里
    ・体験者でもわからないものとして空襲を捉え直す――東京大空襲・戦災資料センター、戦争と平和の資料館ピースあいち 木村 豊
    ・「慰安婦」被害者と出会い、正義を求め行動する拠点――アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam) 木下直子
    ・過去と対話する下伊那の歴史実践――満蒙開拓平和記念館 山本めゆ
    ・補論 平和博物館研究をより深く学ぶために 福島在行

    終章――「戦争体験」、トラウマ、そして、平和博物館の「亡霊」 今野日出晴

    あとがき 蘭 信三
  • 内容紹介

    当事者なき世界の、忘却と想起のはざまで――
    戦後75年以上が経過し、〈あの戦争〉を体験した世代がいなくなりつつある。
    近い将来やってくる〈体験者のいない世界〉で、歴史記憶の継承はどのようにして可能なのか。そもそも私たちは、なぜそれを継承しなければならないのか。
    最新の研究と平和博物館の取り組みから、未来のための根源的な問いにせまる。

    図書館選書
    〈体験者のいない世界〉で、記憶の継承はいかにして可能なのか。そもそも私たちは、なぜそれを継承しなければならないのか。8本の論考に、国内主要15の平和博物館のデータを掲載。参考文献、博物館・施設リストも充実。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    蘭 信三(アララギ シンゾウ)
    上智大学総合グローバル学部教授。1954年生まれ。京都大学大学院文学研究科(社会学専修)博士課程中退。専門は歴史社会学、国際社会学

    小倉 康嗣(オグラ ヤスツグ)
    立教大学社会学部教授。1968年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(社会学)。専門は生の社会学、ライフストーリー研究

    今野 日出晴(コンノ ヒデハル)
    岩手大学教育学部教授。1958年生まれ。東北大学大学院文学研究科(国史専攻)博士課程前期修了。専門は歴史教育、日本近現代史
  • 著者について

    蘭 信三 (アララギ シンゾウ)
    上智大学総合グローバル学部教授。1954年生まれ。京都大学大学院文学研究科(社会学専修)博士課程中退。専門は歴史社会学、国際社会学。主著に『「満州移民」の歴史社会学』(行路社、1994年)、『日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学』(編著、不二出版、2008年)、『中国残留日本人という経験』(編著、勉誠出版、2009年)、『帝国以後の人の移動』(編著、勉誠出版、2013年)、『戦争と性暴力の比較史へ向けて』(共編著、岩波書店、2018年)、『引揚・追放・残留 戦後国際民族移動の比較研究』(共編著、名古屋大学出版会、2019年)など。

    小倉 康嗣 (オグラ ヤスツグ)
    立教大学社会学部教授。1968年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。専門は生の社会学、ライフストーリー研究。主著に『高齢化社会と日本人の生き方――岐路に立つ現代中年のライフストーリー』(慶應義塾大学出版会、2006年)、『被爆者調査を読む――ヒロシマ・ナガサキの継承』(共著、慶應義塾大学出版会、2013年)、『原爆をまなざす人びと――広島平和記念公園八月六日のビジュアル・エスノグラフィ』(共編著、新曜社、2018年)、『アート・ライフ・社会学――エンパワーするアートベース・リサーチ』(共著、晃洋書房、2020年)など。

    今野 日出晴 (コンノ ヒデハル)
    岩手大学教育学部教授。1958年生まれ。東北大学大学院文学研究科(国史専攻)博士課程前期修了。専門は歴史教育、日本近現代史。主著に『歴史学と歴史教育の構図』(東京大学出版会、2008年)、『記憶と認識の中のアジア・太平洋戦争――岩波講座 アジア・太平洋戦争 戦後篇』(共著、岩波書店、2015年)、『第4次現代歴史学の成果と課題3 歴史実践の現在』(共著、績文堂出版、2017年)など。

なぜ戦争体験を継承するのか―ポスト体験時代の歴史実践 の商品スペック

商品仕様
出版社名:みずき書林
著者名:蘭 信三(編)/小倉 康嗣(編)/今野 日出晴(編)
発行年月日:2021/02/20
ISBN-10:4909710140
ISBN-13:9784909710147
判型:A5
発売社名:八木書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:503ページ
縦:21cm
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