脱「いい子」のソーシャルワーク―反抑圧的な実践と理論 [単行本]
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脱「いい子」のソーシャルワーク―反抑圧的な実践と理論 [単行本]

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出版社:現代書館
販売開始日: 2021/03/13
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脱「いい子」のソーシャルワーク―反抑圧的な実践と理論 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    福祉職が社会構造による抑圧を黙認するとき、支援を必要とする人たちもまた、その抑圧構造に否応なくからめとられていく。わが身のしんどさと我慢がより弱い立場の人たちに向いてしまわないために、「変えられないもの」と思い込んでいる法や制度、社会規範に対し、批判的な目を向けよう。あらゆる福祉現場の「しょうがない」を乗り越え、多数派にとって都合の「いい子」を脱するためのソーシャルワーク入門書。
  • 目次

    はじめに
    第Ⅰ部 AOPを知る
    1 反抑圧的ソーシャルワーク(AOP)とは何か─概論と方向性 (坂本いづみ)

    コラム1 AOPの源流 034

    2 カナダでのソーシャルワーク教育の状況と課題 (坂本いづみ)

    コラム2 ドナ・ベインズによるAOPの10のテーマ

    第Ⅱ部 AOPの可能性

    3 「私」から始めるAOP─ケアを中心とした社会をつくるために (二木泉)

    コラム3 被爆者・アクティビスト・ソーシャルワーカー、サーロー節子さん

    4 ささやき声の共鳴から生まれる私たちのAOP─「しょうがない」の向こう側 (市川ヴィヴェカ)


    コラム4 ささやき声のAOP、実際にやってみたら

    第Ⅲ部 AOPと日本の現状

    5 日本のソーシャルワーカー教育とAOP─社会福祉専門職教育に今こそAOPが必要な理由(茨木尚子)

    6 精神障害と抑圧・反抑圧 (竹端 寛)

    7 障害当事者運動にみるAOP─その可能性と課題 (茨木尚子)

    8 支援者エンパワメントとAOP (竹端 寛)

    終章 明日から始める反抑圧的ソーシャルワークのタネ 【座談会】
  • 内容紹介

    北米大学の福祉学部で必修となりつつある「反抑圧的ソーシャルワーク(AOP)」。日本で初めて、その理論から実践までを紹介。人びとが日々感じる「生きにくさ」を構造的な抑圧から生まれるものと捉え、「変えられないもの」と思い込んでいる法や制度、社会規範に対し、支援者自身が批判的な目を向け、社会的・政治的活動をも行うことを目指す。あらゆる福祉現場の「しょうがない」を乗り越え、脱「いい子」するためのソーシャルワーク入門書。「いい子」とは抑圧構造にとって「都合のいい子」でもある。逆に言えば、「いい子」から脱し、抑圧に目をつぶらず、変えていく実践ができるならば、支援はもっと面白く、魅力的になるかもしれない。

    福祉現場の「しょうがない」を乗り越えるための入門書!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    坂本 いづみ(サカモト イズミ)
    カナド、トロント大学ソーシャルワーク学部准教授。社会福祉士。博士。上智大学社会福祉学科卒業、同大学大学院修士号取得(社会福祉学専攻)。フルブライト奨学金を得て、ミシガン大学大学院ソーシャルワーク修士課程(MSW)と心理学修士課程修了後、ソーシャルワークと心理学の二重専攻で博士号取得。在学中に多国籍の留学生家族の支援のコミュニティ・プロジェクトを立ち上げた。トロント大学では、AOPの研究のほか、移民の雇用差別や、日系カナダ人のアートを使ったアクティビズムなど、コミュニティに根ざした参加型の研究を行っている

    茨木 尚子(イバラキ ナオコ)
    福岡県生まれ。明治学院大学社会学部教授。早稲田大学教育学部卒業後、東京都特別区福祉職として障害者施設での勤務を経て、明治学院大学大学院社会学専攻博士前期課程修了。日本における障害者自立生活センター創設期から、障害当事者の活動にかかわりながら、当事者主体の社会福祉支援とは何かを、組織運営も含めて研究課題としている

    竹端 寛(タケバタ ヒロシ)
    京都市生まれ。兵庫県立大学環境人間学部准教授。大阪大学人間科学部卒。同大学院修了。博士(人間科学)。山梨学院大学教授を経て、現職。脱施設化と権利擁護研究を土台に、ダイアローグを基盤とした地域福祉・多職種連携などの研究や研修にも携わる

    二木 泉(ニキ イズミ)
    大学卒業後、民間企業を経て、国際基督教大学博士前期課程修了(行政学修士)。介護福祉士として認知症専門デイサービス、訪問介護、専門学校講師などに従事。2014年に子どもと共にカナダに渡り、トロント大学大学院に留学(ソーシャルワーク修士)。現在はトロント郊外の高齢者入所施設にてアクティビティケアを実践しながら、トロント大学博士課程(社会学)に在籍。オンタリオ州認定ソーシャルワーカー

    市川 ヴィヴェカ(イチカワ ヴィヴェカ)
    東京生まれ。社会福祉士・保育士。NPO団体理事・市役所福祉保健部の非正福祉職員として生活困窮世帯・生活保護世帯の子どもと家族支援に従事。2017年よりカナダ・トロント大学大学院社会福祉学部に留学。「社会正義と多様性」専攻。LGBTQ+難民支援、若年ホームレスの家族カウンセラーとしての経験を経て、2020年より同大学院社会福祉学部博士課程に在籍。浦和大学子ども学部講師
  • 著者について

    坂本いづみ (サカモトイヅミ)
    トロント大学ソーシャルワーク学部准教授。博士。上智大学社会福祉学科卒業、同大学社会福祉学専攻博士前期課程修了。その後フルブライト奨学金を得て、ミシガン大学大学院ソーシャルワーク修士課程(M S W)と心理学修士課程終了後、ソーシャルワークと心理学の二重専攻で博士号取得。トロント大学では、半抑圧的ソーシャルワークの研究のほか、移民の雇用差別や、日系カナダ人の社会活動など、アートを使いながらコミュニティーに根ざした参加型の研究を行っている。

    茨木尚子 (イバラキナオコ)
    福岡県生まれ。明治学院大学社会学部教授。早稲田大学教育学部卒業後、東京都特別区福祉職として障害者施設での勤務を経て、明治学院大学大学院社会学専攻博士前期課程修了。日本における障害者自立生活センター創設期から、障害当事者の活動にかかわりながら、当事者主体の社会福祉支援とは何かを、組織運営も含めて研究課題としている。共著書『支援費風雲録』(現代書館)、『障害者総合サービス法の展望』(ミネルヴァ書店)等。

    竹端 寛 (タケバタヒロシ)
    京都市生まれ。兵庫県立大学環境人間学部准教授。大阪大学人間科学部卒、同大学院修了。博士(人間科学)。山梨学院大学教授を経て、現職。脱施設化と権利擁護研究を土台に、ダイアローグを基盤とした地域福祉・多職種連携などの研究や研修にも携わる。著書に『「当たり前」をひっくり返すーバザーリア・ニィリエ・フレイレが奏でた革命』『権利擁護が支援を変えるーセルフアドボカシーから虐待防止まで』(現代書館)、『枠組み外しの旅ー「個性化」が変える福祉社会』(青灯社)等。

    二木 泉 (ニキイズミ)
    大学卒業後、民間企業を経て、国際基督教大学博士前期課程修了(行政学修士)。介護福祉士として認知症専門デイサービス、訪問介護、専門学校講師などに従事。2014年に子どもと共にカナダに渡り、トロント大学大学院に留学(ソーシャルワーク修士)。現在はトロント郊外の高齢者入所施設にてアクティビティケアを実践しながら、トロント大学博士課程(社会学)に在籍。オンタリオ州認定ソーシャルワーカー。

    市川ヴィヴェカ (イチカワヴィヴェカ)
    東京生まれ。社会福祉士・保育士。NPO団体理事・市役所 の非正規福祉職員として生活困窮世帯・生活保護世帯の子どもと家族支援に従事。2017年よりカナダ トロント大学大学院(社会福祉修士)に留学。LGBTQ+難民支援、若年ホームレスの家族カウンセラーとしての経験を経て、2020年より同大学院博士課程に在籍。移民・難民・カナダ在住の日本人の方々に向けた個人カウンセリングも行っている。

脱「いい子」のソーシャルワーク―反抑圧的な実践と理論 の商品スペック

商品仕様
出版社名:現代書館
著者名:坂本 いづみ(著)/茨木 尚子(著)/竹端 寛(著)/二木 泉(著)/市川 ヴィヴェカ(著)
発行年月日:2021/03/20
ISBN-10:4768435823
ISBN-13:9784768435823
判型:A5
発売社名:現代書館
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:191ページ
縦:21cm
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