イタリアの小さな町 暮らしと風景―地方が元気になるまちづくり [単行本]
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イタリアの小さな町 暮らしと風景―地方が元気になるまちづくり [単行本]

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出版社:水曜社
販売開始日: 2021/03/29
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イタリアの小さな町 暮らしと風景―地方が元気になるまちづくり の 商品概要

  • 目次

    まえがき
      
    第1章 メルカテッロの生活

    1 メルカテッロとの出会い
    イタリア都市の転換点でメルカテッロに出会う
    我々はどのようなライフスタイルが欲しいのか
    メルカテッロに何を学ぶのか   
    〈インタビュー①〉マリオ・サッキ(元郵便局員、Uターンの常連)
    「トラウマだね、メルカテッロから離れられないんだ」

    2 美しい風景
    田園の風景  
    都市の風景  
    広場の風景  
    新しい市街地の風景
    〈インタビュー②〉エウロージア・ラッツアーリ(町に一軒のペンショーネのオーナー)
    「ローザンヌのことは、本当に素晴らしかった」

    3 食べる楽しみ
    おふくろの味  
    みんなで食べる   
    地産地消だけでは納まらない肉、野菜、チーズ   
    地元では賄えないヴィーノ(ワイン)とオリーブ
    〈インタビュー③〉ジャンニ・バッティスタ・マルケッティ(愛飲家、呼び名はピンソ)
    「塵ひとつない貯蔵庫だった。だからそこのヴィーノを飲むことにした」

    4 みんながつながる場所
    バール(BAR) 
    広場
    教会
    〈インタビュー④〉シスト・パッリアルディーニ(元ブラスバンドの楽団長)  
    「あって当たり前、ということかな、町のバンドは」

    5 みんなで支えるコミュニティ
    商店街
    市場
    クラブ活動
    夏のイヴェント
     〈インタビュー⑤〉ニコレッタ・アミチーツィア(若くて元気な国際派の町会議員)  
    「今のところ、人生順調ってとこかな」

    6 町の必需品、文化と福祉
    文化会館・郷土史美術館・パラッツォ(お屋敷)
    学校・病院・介護老人保健施設・墓地・ヘリポート
    〈インタビュー⑥〉アンナ・マリア・ベネデッティ(ベネデッティ家当主、美術史家)  
    「父は私の生きる目標でした。今でもそうです」

    7 グローバル社会の地域経済
    イタリアの地域経済と日本の地域経済は似て非なるもの
    農業、畜産業、林業
    観光業―アグリトゥリズモとカントリーハウス、そしてB&B
    製造業、商業、サービス業
    町役場、銀行、保険会社、経理事務所
    不動産業
    建設業
    水力発電所
    〈インタビュー⑦〉ファウスト・ボネッリ(MCE社長、チームグループマネージャー)
    「食べる事にも美味しいワインにも興味がない。僕には仕事だけだ」

    8 メルカテッロ・スル・メタウロの歴史
    〈インタビュー⑧〉ピエールパオロ・ゴストリ(ドクター)
    「パラッツォを買ったのは失敗だったよ」

    9 風景と郷土愛
    人間の尊厳
    メルカテッロの豊かで幸せな生活を支えているもの  
    豊かで幸せな生活は安泰ではない
    自分たちの生活を誇りに思う生活
    〈インタビュー⑨〉リッカルド・ジョルジョーネ(ファレニャーメ・家具、建具職人)  
    「川沿いの小屋の中で家具修繕を手伝った。それが忘れられなかった」

    第2章 眠りを覚ましたメルカテッロ

    1 戦後の復興、奇跡の経済成長を果たしたイタリアと日本
    基礎自治体の人口規模  
    イタリアは小都市分散の国  
    イタリアは過疎村、限界集落の先進国
    チェントロ(中心市街地)の拡大と人口の推移  
    戦後の経済成長と都市化の歩み
    旧市街(チェントロ・ストーリコ)の衰退と新市街の拡大
    モダニズムの路線を変えなかった日本の都市政策
    〈インタビュー⑩〉ロレンツォ・パチーフィコ・ヴィニーチォ・グエッラ(呼び名はパッチョ、バリスタ、バールの主人)  
    「パオロが居なかったら、今のメルカテッロはなかったね」

    2 戦後システムの再構築に舵を切ったイタリア
    イタリアにおける新しい都市政策の始まり
    景観計画と地方分権  
    眠りを覚ましたメルカテッロ
    メルカテッロの都市基本計画  
    メルカテッロの財政
    メルカテッロに学ぶものがあるか、改めて考える  
    〈インタビュー⑪〉ヴィレルマ・パッリアルディーニ・イン・チンチッラ(二人の男の子を育てたお母さん)
    「母親がしっかりしていたら、子供はほっといても育つのよ」

    3 メルカテッロの町家再生
    旧市街は地区詳細計画で守られている
    メルカテッロで手に入れた家はいつ頃のものか?
    類型学のデザインー歴史と対話することの悦び
    石積みであってもメンテナンスは欠かせない
    工事は三回に分けて、十六年。何とか一応の完成にこぎつけた
    修復デザインと建築家のアイデンティティ、豊かな建築
    〈インタビュー⑫〉アドレアーノ・グエッラ(ムラトーレ、あだ名はヴォルペ=狐)  
    「いい家だろう。自分で建てたんだ」

    註、参考文献
    あとがき
  • 内容紹介

    イタリアに魅入られた、日本人夫婦。

    人口1,400人の小さな町・メルカテッロに、築530年を経た廃屋同然の古家(ふるや)を買って移り住み、16年かけてリフォーム。年に半分はイタリア暮らし ー 町に溶けこんでいまや名誉市民。

     イタリアは「都市の国」と言われながら、山奥の人口1,400人の小さな町に住んでみると、ライフスタイルも生活の価値観もミラノなど大都市と変わらない。どこにでもある小さな町、だが日本人の私たち夫婦にしてみれば、驚くほど豊かで、なんともしたたかな生活なのだろう。日本もずいぶん豊かになっているけれど、この町で暮らしてみるとあらためて、本当の“ゆたかさ”を考えてしまう。

     グローバリズム、大都市集中、地方の疲弊、日本と同じような先進工業国の課題をイタリアも背負っている。彼らはどのようにして、この豊かさを守っているのだろうか?

     コムーネ(イタリアの自治体の最小単位の組織=基礎自治体=日本の市町村)暮らしで考える“ゆたかな”まちづくり。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    井口 勝文(イノクチ ヨシフミ)
    1941年福岡県朝倉市生まれ。建築家。博士(工学)。イタリア・メルカテッロ名誉市民。九州大学卒業。フィレンツェ大学に研究留学(イタリア政府給費留学)。(株)竹中工務店、ジャンカルロ・デ・カルロ都市建築設計事務所、(株)環境開発研究所を経て、2000年京都造形芸術大学(現京都芸術大学)教授、INOPLΛS都市建築デザイン研究所設立。専門は都市デザイン、建築設計
  • 著者について

    井口 勝文 (イノクチ ヨシフミ)
    1941年福岡県朝倉市生まれ。建築家。博士(工学)。イタリア・メルカッテロ名誉市民。九州大学卒業。フィレンツェ大学に研究留学(イタリア政府給付留学)。
    (株)竹中工務店、ジャンカルロ・デ・カルロ都市建築設計事務所、(株)環境開発研究所を経て、2000年京都造形大学(現京都芸術大学)教授、INOPLΛS都市建築デザイン研究所設立。専門は都市デザイン、建築設計。著書に「都市のデザイン〈きわだつからおさまるへ〉」「都市環境デザイン」「フィレンツェの秋」「メルカテッロの暮らし」「Mercatello:il Miracolo」など(いずれも共著)

イタリアの小さな町 暮らしと風景―地方が元気になるまちづくり の商品スペック

商品仕様
出版社名:水曜社
著者名:井口 勝文(著)
発行年月日:2021/03/28
ISBN-10:4880654949
ISBN-13:9784880654942
判型:A5
発売社名:水曜社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:建築
言語:日本語
ページ数:302ページ
縦:21cm
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