蓬州宮嶋資夫の軌跡―アナーキスト、流行作家、そして禅僧 [単行本]
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蓬州宮嶋資夫の軌跡―アナーキスト、流行作家、そして禅僧 [単行本]

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出版社:佼成出版社
販売開始日: 2021/05/27
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蓬州宮嶋資夫の軌跡―アナーキスト、流行作家、そして禅僧 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    文学と革命、絶望と仏教信仰…プロレタリア文学作家から童話作家、禅門での出家、晩年は念仏信仰という特異な一生を作品と時代考証とともに描く本格評伝。
  • 目次

    第一部――「作家」への道
    第1章 労働文学作家の誕生
    〈1〉『坑夫』の衝撃
    〈2〉『坑夫』――何故「発禁」になったのか?
    〈3〉「憎悪美」・「叛逆美」
    〈4〉『坑夫』以後
    第2章 作家への道
    〈1〉 生い立ち
    〈2〉流転の日々
    〈3〉「文学」との出会い
    〈4〉「近代思想」(無政府主義思想)との出会い
    第3章 作家宮嶋資夫
    〈1〉「体験」を言葉に、作家として再出発
    〈2〉その文学的特徴
      (1)『坑夫』系列作品
      (2)自伝的短編群
      (3)「鬼権」(金貸し)・相場師(兜町)体験
      (4)「運動(労働・革命)」と「実生活」の相克
      (5)多彩な作品世界
      (6)特記すべき表現活動
    第4章 童話作家宮嶋資夫――「自己救済」としての童話
    〈1〉その実態
    〈2〉大正期の児童文学
    〈3〉宮嶋資夫「童話」の特徴
    〈4〉 何故、「童話」を書いたのか?

    第二部――「仏門」生活
    第5章 「仏門」に入りて
    〈1〉「仏門」へ
    〈2〉「禅」――「死」との格闘
    第6章 ベストセラー『禅に生くる』の秘密
    第7章「禅」(修行)を書く
    第8章「禅」への懐疑か?――『坐禅への道』・『勇猛禅の鈴木正三』
    〈1〉『坐禅への道』の意味
    〈2〉過渡期(自力から他力へ)の証――『勇猛禅の鈴木正三』 
    終章 「真宗」に帰す
    宮嶋資夫・年譜(附・著作目録)
  • 出版社からのコメント

    小説家・僧侶であった宮嶋資夫(蓬州)の評伝。プロレタリア作家から禅門での出家という特異な一生を作品と時代考証とともに描く。
  • 内容紹介

    小説家・僧侶であった宮嶋資夫(1886―1951 みやじま すけお 僧名・蓬州)の評伝。プロレタリア文学から童話作家、禅門での出家、晩年は念仏信仰という特異な一生を作品と時代考証とともに描く。当局からの弾圧、労働運動への懐疑、転向、禅修行、経典研究の足跡は興味深い。宮嶋資夫は、小説家、僧侶。初期プロレタリア文学としての大正労働文学の担い手であった。雑誌『近代思想』によって大杉栄を知り、アナキズム、サンジカリズム系の労働運動に近づいた。1916年(大正5)には大正期労働文学の先駆作品となった処女作『坑夫』を刊行、その後本格的文筆活動に入ったが、のちに思想的煩悶から仏門(京都・天龍寺)に入り、昭和26年京都にて没した。評論集『第四階級の文学』(1922)、自伝『遍歴』(1953)などのほか、仏教関係の著作も多い。文学と革命、絶望と仏教信仰などを核心に捉えつつ、戦争に向かうあの時代に仏教界がどんな対応をしたのかなどを明らかにしていく意欲作。

    図書館選書
    小説家・僧侶であった宮嶋資夫(僧名・蓬州)の評伝。雑誌『近代思想』によって大杉栄を知り、アナーキストへ。プロレタリア文学から童話作家、禅門での出家、晩年は念仏信仰という特異な一生を作品と時代考証とともに描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    黒古 一夫(クロコ カズオ)
    1945年12月、群馬県に生まれる。群馬大学教育学部卒業。法政大学大学院で、小田切秀雄に師事。1979年、修士論文を書き直した『北村透谷論』(冬樹社)を刊行、批評家の仕事を始める。文芸評論家、筑波大学名誉教授
  • 著者について

    黒古一夫 (クロコカズオ)
    文芸評論家・筑波大学名誉教授。法政大大学院修了。1945年生。出版文化論、書誌学のほか、全共闘体験を源基として「政治と文学」の関係を追求し、「近代とは何か」を問う立場から大江健三郎、原爆文学、三浦綾子、また村上春樹、立松和平などを論じる。近年は、現代文学による「救い」は可能なのかという問いを背景とした論考を多数発表している。部落解放文学賞選考委員。

蓬州宮嶋資夫の軌跡―アナーキスト、流行作家、そして禅僧 の商品スペック

商品仕様
出版社名:佼成出版社
著者名:黒古 一夫(著)
発行年月日:2021/05/30
ISBN-10:4333028485
ISBN-13:9784333028481
判型:B6
発売社名:佼成出版社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:254ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
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