地域水力を考える―日本とアフリカの農村から [単行本]

地域水力を考える―日本とアフリカの農村から [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  小さな水車が生みだす大きな力。いま、手作り水車が世界各地で動き始めている。現代人が求めているのは電気だけではない。水車が灯す小さな電灯の向こうに、私たちは何を見いだせるのだろうか。

• 目次

  序章　ギャップを埋める地域水力（黒崎龍悟・伊谷樹一）
  第１章　環境と人をつなぐ水力（伊谷樹一）
  第２章　地域・産業の電化過程と小水力発電　（西野寿章）
  第３章　日本の農村における地域水力の展開―水車を設置してみえてきたこと（岡村鉄平）
  第４章　創造的模倣としての水力発電――タンザニア農村における試みから（黒崎龍悟）
  第５章　現代日本における地域水力の意義と可能性（瀧本裕士）
  第６章　水車を介した国境を越えた協働―「ゆるやかな共」の繋がりから考える地域水力（荒木美奈子）
  終章　　地域水力を考える(荒木美奈子・黒崎龍悟・伊谷樹一)

• 出版社からのコメント

  世界各地で小水力が躍動し始めている。本書では、こうした世界の動向を踏まえながら、小水力と地域社会との関係を掘り下げる。

• 内容紹介

  世界各地で小水力が躍動し始めている。本書では、こうした世界の動向を踏まえながら、かつて日本の地場産業を支えた小水力と地域社会との関係を掘り下げ、水車の利用や水力というエネルギーが地域社会におよぼした役割を再検討する。
  「住民が利用できる水力」が農村の抱える過疎や環境劣化という問題を打開する力になることを示す。
  
  図書館選書
  世界各地で小水力が躍動し始めている。こうした世界の動向を踏まえながら、かつて日本の地場産業を支えた小水力と地域社会との関係を掘り下げ、水車の利用や水力というエネルギーが地域社会におよぼした役割を再検討する。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  伊谷 樹一(イタニ ジュイチ)
  現職：京都大学アフリカ地域研究資料センター教授。最終学歴：京都大学大学院農学研究科博士後期課程中退。農学博士。専門：アフリカ地域研究、熱帯農学
  
  荒木 美奈子(アラキ ミナコ)
  現職：お茶の水女子大学基幹研究院人間科学系准教授。最終学歴：イースト・アングリア大学大学院開発研究研究科博士課程修了。Ｐｈ．Ｄ．（開発研究）。専門：アフリカ地域研究、開発研究
  
  黒崎 龍悟(クロサキ リュウゴ)
  現職：高崎経済大学経済学部准教授。最終学歴：京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士（地域研究）。専門：アフリカ地域研究、適正技術論

• 著者について

  荒木美奈子 (アラキミナコ)
  お茶の水女子大学准教授
  
  黒崎龍悟 (クロサキリュウゴ)
  高崎経済大学准教授
  
  伊谷樹一 (イタニジュイチ)
  京都大学教授

地域水力を考える―日本とアフリカの農村から [単行本] の商品スペック