鉄道は都市をどう変えるのか―交通インパクトの社会学(MINERVA社会学叢書) [全集叢書]
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鉄道は都市をどう変えるのか―交通インパクトの社会学(MINERVA社会学叢書) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2021/03/29
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鉄道は都市をどう変えるのか―交通インパクトの社会学(MINERVA社会学叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    鉄道交通は産業化や都市化を推し進めるための重要なインフラストラクチャーのひとつであるにもかかわらず、鉄道や駅の開業が実際にどのようなインパクトを社会に与えるのか、これまでデータに基づく実証的な解明はあまりなされてこなかった。鉄道が走っていなかった地域に鉄道が敷設され駅が開設されると、どのような変化が引き起こされるのか。本書はそのメカニズムとプロセスを解明する。
  • 目次

    はしがき

    序 章 鉄道交通の歴史的展開と都市圏の形成(後藤範章)
     1 鉄道交通と都市
     2 交通インパクト・スタディーズ
     3 5つの指標で測るMHASRモデル
     4 2008年度までの調査
     5 2014年度以降の調査

     第Ⅰ部 東京大都市圏の通勤新線──大都市「圏内」交通のインパクト

    第1章 東京大都市圏の鉄道交通ネットワークの展開(小山雄一郎)
     1 国土開発と交通ネットワーク
     2 首都圏整備と交通ネットワーク
     3 人口のスプロール化と混雑への対応
     4 副都心への通勤人口増加とニュータウン開発
     5 多核多心型の東京大都市圏と北部・東部圏域への注力
     6 核都市間連携の強化とグローバル化への対応
     7 まとめと考察

    第2章 埼京線と埼玉県戸田市──社会構造の「転換」をもたらした30年(後藤範章)
     1 戸田・八潮調査の概要
     2 戸田市の地域特性と交通環境
     3 中心都市への接近可能性(Accessibility)
     4 地域間と職業間の移動性(Mobility)
     5 日常生活圏の広域性(Regionality)
     6 地域コミュニティの連帯性(Solidarity)
     7 地域の居住性(Habitability)
     8 まとめと考察

    第3章 つくばエクスプレスと埼玉県八潮市──「転換」前の限定的変動(後藤範章)
     1 八潮市の地域特性と交通環境
     2 中心都市への接近可能性
     3 地域間と職業間の移動性
     4 日常生活圏の広域性
     5 地域コミュニティの連帯性
     6 地域の居住性
     7 まとめと考察
      
    第4章 つくばエクスプレスと埼玉県三郷市──「転換」の鍵となる来住層の諸相(小山雄一郎)
     1 三郷市の地域特性と交通環境
     2 調査データと分析方法
     3 中心都市への接近可能性
     4 地域間と職業間の移動性
     5 日常生活圏の広域性
     6 地域コミュニティの連帯性
     7 地域の居住性
     8 まとめと考察

    第5章 埼玉高速鉄道と埼玉県(旧)鳩ヶ谷市──短距離路線における「転換」の内実(松橋達矢)
     1 (旧)鳩ヶ谷市の地域特性と交通環境
     2 調査データと分析方法
     3 中心都市への接近可能性と地域・職業間の移動性
     4 中心都市への接近可能性と日常生活圏の広域性
     5 地域コミュニティの連帯性
     6 地域の居住性
     7 まとめと考察


     第Ⅱ部 地方都市圏の整備新幹線──都市「間」交通のインパクト

    第6章 全国・都市間の鉄道交通ネットワークの展開 (松林秀樹)
     1 高度成長期における都市間幹線交通と鉄道
     2 都市間幹線交通とモータリゼーション
     3 都市間幹線交通のふたつの類型──「需要追随型」と「開発投資型」
     4 「開発投資型」の鉄道建設
     5 交通網建設の「神話」化
     6 まとめと考察

    第7章 北陸新幹線と長野県長野市 ──開業後20年の「評価」の変化(松林秀樹)
     1 オリンピックと新幹線
     2 長野市の地域特性と交通環境
     3 ふたつの調査の比較からみる地域社会の変化
     4 通勤・通学先と居住意向の比較
     5 保健・医療と高齢者介護に対する意識の比較
     6 生活圏の変化
     7 まとめと考察

    第8章 九州新幹線と鹿児島県鹿児島市──人・モノの流動拡大で地域活性を目指す交通需要喚起型(田代英美)
     1 九州新幹線開業のインパクト
     2 九州新幹線調査の分析枠組と調査実施概要
     3 鹿児島市の地域特性と交通環境
     4 中心都市への接近可能性と地域間・職業間の移動性
     5 日常生活圏の広域性
     6 地域コミュニティの連帯性
     7 地域の居住性
     8 まとめと考察

    第9章 九州新幹線と福岡県筑後市 ──新幹線駅周辺地域に新たな魅力を見出す地域資源創出型(田代英美)
     1 筑後市の地域特性と交通環境
     2 中心都市への接近可能性と地域間・職業間の移動性
     3 日常生活圏の広域性
     4 地域コミュニティの連帯性
     5 地域の居住性
     6 新幹線駅周辺での新たな魅力づくり
     7 まとめと考察

    第10章 九州新幹線と鹿児島県薩摩川内市・福岡県久留米市──中心都市との交通利便性に着目する中心都市近接型(田代英美)
     1 薩摩川内市の地域特性と交通環境
     2 薩摩川内市における接近可能性と移動性
     3 薩摩川内市における広域性
     4 薩摩川内市における連帯性と居住性
     5 久留米市の地域特性と交通環境
     6 久留米市における接近可能性と移動性
     7 久留米市における広域性
     8 久留米市における連帯性と居住性
     9 まとめと考察


     第Ⅲ部 交通インパクトの社会学──量・質・ビジュアルの混合研究法

    第11章 社会地図でみる東京大都市圏──鉄道網が支えた通勤・通学というライフスタイル(浅川達人)
     1 社会地図とは
     2 東京大都市圏の人口構成
     3 東京大都市圏の世帯構成
     4 東京大都市圏の産業構造
     5 東京大都市圏の社会階級
     6 東京大都市圏の生活圏編成
     7 まとめと考察

    第12章 社会地図でみる地方都市圏──三大都市圏に新幹線で結ばれた地方都市の構造(浅川達人)
     1 中部地方の人口構成と世帯構成
     2 中部地方の産業構造と社会階級
     3 中部地方の生活圏編成
     4 九州地方の人口構成と世帯構成
     5 九州地方の産業構造と社会階級
     6 九州地方の生活圏編成
     7 まとめと考察

    第13章 写真と住宅地図によるミクロ分析──物理的転換と社会的転換(後藤範章)
     1 写真データによる景観の経年変化の跡づけ
     2 写真を用いた都市社会調査の展開
     3 ケースⅠ:水田と住宅から住居専用地への転換
     4 ケースⅡ:工場と水田から住商工混在地への転換
     5 ケースⅢ:工業系を主とする非住居地から住商混在地への転換
     6 ケースⅣ:水田地帯から住医工等混在地への転換
     7 まとめと考察

    第14章 通勤新線の交通インパクト──地域社会構造変動のグラデーション(松橋達矢)
     1 東京15-20 km圏に通勤新線がもたらしたもの
     2 「郊外」の多様化と「代置」プロセスへの着目
     3 「空間-機会構造」再編メカニズムと「履歴」への着目
     4 中心都市への接近可能性と地域・職業間の移動性
     5 中心都市への接近可能性と日常生活圏の広域性
     6 地域コミュニティの連帯性の解体と再編
     7 地域の居住性
     8 まとめと考察

    第15章 整備新幹線の交通インパクト──ジレンマの中での政策選択と直面する課題(松林秀樹・田代英美)
     1 北陸新幹線の交通インパクト
     2 九州新幹線というジレンマ
     3 九州新幹線の交通インパクト3類型
     4 地域の個性と交通インパクトの多面性
     5 まとめと考察


    終 章 「交通」を「社会学する」ために( 後藤範章)
     1 各章の総括
     2 残された課題と本書の意義
     3 「交通」の社会学的研究のために


    参考文献
    あとがき
    索  引
  • 出版社からのコメント

    鉄道が走っていなかった地域に鉄道が敷設され駅が開設されることで引き起こされる変化とは。そのメカニズムとプロセスを解明する
  • 内容紹介

    鉄道交通は産業化や都市化を推し進めるための重要なインフラストラクチャーのひとつであるにもかかわらず、鉄道や駅の開業が実際にどのようなインパクトを社会に与えるのか、これまでデータに基づく実証的な解明はあまりなされてこなかった。鉄道が走っていなかった地域に鉄道が敷設され駅が開設されると、どのような変化が引き起こされるのか。本書はそのメカニズムとプロセスを解明する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    後藤 範章(ゴトウ ノリアキ)
    日本大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程満期退学。博士(社会学)。現在、日本大学文理学部社会学科教授
  • 著者について

    後藤 範章 (ゴトウ ノリアキ)
    2023年9月現在
    日本大学文理学部特任教授

鉄道は都市をどう変えるのか―交通インパクトの社会学(MINERVA社会学叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:後藤 範章(編著)
発行年月日:2021/03/31
ISBN-10:4623090590
ISBN-13:9784623090594
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:366ページ
縦:22cm
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