自動起床装置（文春文庫） [文庫]

自動起床装置（文春文庫） [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  聡とぼくは仮眠室の「起こし屋」。昼間の毒気を吐きながら、養分を貪るように眠るモーレツ社員たちを、うまく目覚めへと導くのが仕事だ。ところがある日、自動起床装置が導入された…。眠りという前人未到の領域から、現代文明の衰弱を衝いた芥川賞受賞作。カンボジアの戦場への旅を描く「迷い旅」を併録。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  自動起床装置；迷い旅

• 出版社からのコメント

  彼は涼しい面立ちをした「起こし名人」だった……。通信社の仮眠室を舞台に、眠りから文明の危機を鋭く抉り出した芥川賞受賞作他一篇。「自動起床装置」「迷い旅」収録。（村田喜代子）

自動起床装置（文春文庫） [文庫] の商品スペック