研究者・研究職・大学院生のための対話トレーニング―きく、伝える、分かち合う [単行本]

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    • 研究者・研究職・大学院生のための対話トレーニング―きく、伝える、分かち合う [単行本]

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研究者・研究職・大学院生のための対話トレーニング―きく、伝える、分かち合う [単行本]

販売終了時の価格: ¥2,750(税込)
出版社:ナカニシヤ出版
販売開始日: 2021/03/31(販売終了商品)
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研究者・研究職・大学院生のための対話トレーニング―きく、伝える、分かち合う の 商品概要

  • 目次

    まえがき

    第1章 対話トレーニングプログラムとは何か 加納 圭

    1 対話トレーニングプログラム(DSTプログラム)の位置づけ
    2 DSTプログラムの内容
    3 対話の評価

    第1部 なぜいま研究者の対話力に注目するのか

    第2章 科学コミュニケーションの視点からみた対話 加納 圭

    1 コミュニケーショントレーニングへの期待
    2 研究者のためのコミュニケーショントレーニング事例
    3 対話トレーニングの出口としての対話の場

    第3章 対話の場に参加する研究者の声と思い 水町衣里

    1 サイエンスカフェ「iCeMSカフェ」の歩みをたどる
    2 若手研究者が抱く対話への障壁
    3 研究者のニーズ,不安を踏まえて

    第4章 フィールド調査とビデオ記録を用いた対話の分析 高梨克也

    1 はじめに
    2 背景:ビデオを用いた相互行為分析
    3 出発点:筆者自身の当初の調査目的
    4 転換点:インクルーシブ・データセッション
    5 展望:みえてきた方向性

    第2部 対話トレーニング・デザイン

    第5章 対話を支援する場のデザイン 元木 環・加納 圭・水町衣里・城 綾実

    1 大学における社会連携活動
    2 研究者の対話を支援する場のデザイン事例
    3 対話実践の場としての「iCeMSカフェ」のデザイン
    4 iCeMSカフェ収録デザイン
    5 む す び

    第6章 対話トレーニングプログラムの事前講習 水町衣里・加納 圭

    1 対話講習の位置づけ
    2 対話講習の実施内容とそのねらい
    3 実践した事例

    第7章 対話のビデオ記録を用いたリフレクション:研究者-市民の相互行為を分析する 秋谷直矩

    1 リフレクションを支援する学習デザイン
    2 リフレクションを可能にする知識・技術
    3 リフレクションの手法
    4 おわりに

    第3部 対話の教育と評価

    第8章 対話トレーニングプログラムを評価する:ルーブリックをどう活用するか 森 幹彦

    1 コミュニケーションをどのように評価するのか
    2 ルーブリックとは
    3 ルーブリックをつくるには
    4 本章のまとめ

    第9章 対話トレーニングプログラムのルーブリック:作成と改良の道程 城 綾実

    1 はじめに:DSTプログラム開発・実施チーム中途参加者が振り返る試行錯誤の道程
    2 DSTプログラムにおいてルーブリックが必要となった背景
    3 DSTルーブリック作成:対話力の言語化
    4 DSTルーブリックの使用と改良
    5 対話講習・iCeMSカフェ・リフレクションにおけるDSTルーブリックの使用
    6 DSTルーブリックの特性と今後の展望

    第10章 対話を振り返るための映像提示 森村吉貴

    1 なぜ,どのように映像提示をおこなうのか
    2 半構造化映像提示ソフトウェアLayered Movie Player(LaMP)
    3 LaMPによる実践例とソフトウェア入手方法

    Column 1 科学コミュニケーション? 科学技術コミュニケーション? (一方井祐子)
    Column 2 会話分析的視点から科学コミュニケーションを観察する
    (城 綾実)
    Column 3 地図課題コーパス:対話トレーニングプログラムと対話研究と
    のもう一つの接点(高梨克也)
    Column 4 医療者教育におけるOSCEリフレクション法(秋谷直矩)
    Column 5 マイクロティーチング(秋谷直矩)

    付録資料 ルーブリック
  • 出版社からのコメント

    自分の研究についてもっとうまく人々に伝えるには。研究者の対話力に注目した対話トレーニングをデザインし、その教育と評価を試みる
  • 内容紹介

    自分の研究についてもっとうまく人々に伝えるにはどうすればよいのか
    研究者の対話力に注目し、研究者・研究職・大学院生のための対話トレーニングをデザインし、その教育と評価を試みる

    本書の主な読者対象

    1 もっとうまく自分の研究のことを伝えたいと思っているみなさん
    2 もっとうまく相手の考えやアイデアを聴きたいと思っているみなさん
    3 一般市民講演会の実施から対話型イベントに関心が移ってきたみなさん
    4 一般市民とのよりよい対話をめざしている研究者・研究職のみなさん
    5 比較的直近に一般市民との対話をおこなう予定がある研究者・研究職のみなさん
    6 きたるべき一般市民との対話に備えておきたい大学院生のみなさん
    7 アクティブ・ラーニング型授業を実践している/する予定のある教員のみなさん
    8 ファカルティ・ディベロップメントを担当する教職員のみなさん
    9 研究者向けトレーニングプログラムを開発するみなさん
    10 一般市民との対話の場づくりをおこなう科学コミュニケーター,学芸員,リサーチ・アドミニストレーター(URA),ジャーナリスト,広報担当者,教職員,学生のみなさん


    本書は試行錯誤の過程を赤裸々に記述している。当然,成功ばかりではなく多くの課題に直面し,解決できた課題もあればできなかった課題もある。このような,本書で明らかにされる種々の課題にも注目していただければと願っている。
    研究者・研究職・大学院生をはじめとする,読者のみなさんによるよりよい対話の追求,類似のコミュニケーショントレーニングプログラムの開発,アクティブ・ラーニング型授業の実践・評価,ファカルティ・ディベロップメントプログラムの開発などにおいて,反面教師的な使い方も含めて本書が参考になれば望外の喜びである。(「まえがき」より)

    加納 圭*
    滋賀大学教育学系教授,一般社団法人
    社会対話技術研究所代表理事
    第1・2・5・6章

    水町衣里*
    大阪大学社会技術共創研究センター
    (ELSI センター)特任講師
    第3・5・6章

    高梨克也
    滋賀県立大学人間文化学部教授
    第4章,Column 3

    元木 環
    京都大学情報環境機構助教
    第5章

    城 綾実*
    早稲田大学人間科学学術院准教授
    (任期付)
    第5・9章,Column 2

    秋谷直矩
    山口大学国際総合科学部講師
    第7章,Column 4・5

    森 幹彦
    目白大学社会学部准教授
    第8章

    森村吉貴
    京都大学情報環境機構准教授
    第10章

    一方井祐子*
    東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構
    特任研究員
    Column 1
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    加納 圭(カノウ ケイ)
    滋賀大学教育学系教授、一般社団法人社会対話技術研究所代表理事

    水町 衣里(ミズマチ エリ)
    大阪大学社会技術共創研究センター(ELSIセンター)特任講師

    城 綾実(ジョウ アヤミ)
    早稲田大学人間科学学術院准教授(任期付)

    一方井 祐子(イッカタイ ユウコ)
    東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構特任研究員
  • 著者について

    加納 圭 (カノウ ケイ)
    滋賀大学教育学系教授,一般社団法人社会対話技術研究所代表理事

    水町 衣里 (ミズマチ エリ)
    大阪大学社会技術共創研究センター(ELSI センター)特任講師

    城 綾実 (ジョウ アヤミ)
    早稲田大学人間科学学術院准教授(任期付)

    一方井 祐子 (イッカタイ ユウコ)
    東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構特任研究員

研究者・研究職・大学院生のための対話トレーニング―きく、伝える、分かち合う の商品スペック

商品仕様
出版社名:ナカニシヤ出版 ※出版地:京都
著者名:加納 圭(編)/水町 衣里(編)/城 綾実(編)/一方井 祐子(編)
発行年月日:2021/03/31
ISBN-10:4779513561
ISBN-13:9784779513565
判型:A5
対象:実用
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:171ページ
縦:21cm
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