虐待を受けた子どものアセスメントとケア―心理・福祉領域からの支援と協働 [単行本]
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虐待を受けた子どものアセスメントとケア―心理・福祉領域からの支援と協働 [単行本]

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出版社:誠信書房
販売開始日: 2021/04/30
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虐待を受けた子どものアセスメントとケア―心理・福祉領域からの支援と協働 の 商品概要

  • 目次

    はじめに [服部隆志]

    第Ⅰ部 アセスメント編

    第1章 虐待を受けた子どもの包括的アセスメント概説――心理的アセスメントを中心に [服部隆志]
     第1節 アセスメントの概略
     第2節 子どもからの虐待状況の聞き取りと重症度のアセスメント
     第3節 親との関係性のアセスメント
     第4節 トラウマ反応のアセスメント
     第5節 おわりに

    第2章 虐待を受けた子どもの心理的アセスメントにおける臨床的課題 [服部隆志]
     第1節 子どもが虐待の被害体験を言語化できないとき
     第2節 虐待状況と子どもの心理的影響がミスマッチなとき
     第3節 生まれつき(発達障がい)か,虐待の影響か
     第4節 周囲の大人が子どもの心理的悪影響にフタをしたがるとき
     第5節 子どもと面接をしているときにかき立てられる感情と心の余裕

    第3章 施設でのアセスメント概説
     第1節 はじめに [鵜飼奈津子]
     第2節 児童養護施設におけるアセスメントについて考える――コンテインメントとしての機能 [荒屋昌弘]
     第3節 児童心理治療施設におけるアセスメントについて考える [永井 享]

    第4章 心理療法のためのアセスメント [鵜飼奈津子]
     第1節 そもそも心理療法とは
     第2節 心理療法のためのアセスメント

    第5章 親子関係再構築のためのアセスメント [唐津亜矢子・宮口智恵]
     第1節 親子関係再構築支援とは
     第2節 「CRC親子プログラムふぁり」の目指す親子関係再構築支援
     第3節 「CRC親子プログラムふぁり」のなかで行われている親子のアセスメント
     第4節 おわりに――子ども,親,支援者に共通する「安心感」のプロセス

    第Ⅱ部 ケア編

    第6章 施設や里親のもとで暮らす子どものアタッチメント [服部隆志]
     第1節 はじめに
     第2節 アタッチメントに基づく関わり
     第3節 アタッチメントにまつわるQ&A
     第4節 おわりに

    第7章 施設での心理療法概説
     第1節 はじめに [鵜飼奈津子]
     第2節 児童養護施設における心理療法 [坂元 文]
     第3節 児童心理治療施設における心理療法 [永井 享]

    第8章 心理療法の事例
     第1節 児童養護施設における心理療法――心理療法の休暇は永遠の別れ:分離の痛みを恐れる男児とのプレイセラピー [内野利一]
      ■事例へのコメント [坪井美咲希]
     第2節 児童養護施設退所後に相談室に通所した子どもの心理療法――見捨てられることから別れることへ [坪井美咲希]
      ■事例へのコメント [冨成達也]

    第9章 ライフストーリーワーク概説 [才村眞理]
     第1節 ライフストーリーワークとは
     第2節 セッション型ライフストーリーワークの実践
     第3節 子どもの背景に合わせたストーリー
     第4節 セッションで取り入れられるさまざまなワーク
     第5節 おわりに

    第10章 ライフストーリーワークを実施した事例 [新籾晃子]
     第1節 養父からの虐待により児童養護施設に入所している事例
      ■事例へのコメント [才村眞理]
     第2節 養育里親への措置変更をする事例
      ■事例へのコメント [鵜飼奈津子]

    第11章 家族再統合の支援概説 [坂口伊都・河合克子]
     第1節 はじめに
     第2節 「CRC親子プログラムふぁり」の概要
     第3節 プログラム序盤の親と子ども
     第4節 親と子の理解を深める
     第5節 プログラム終盤の親と子
     第6節 親子を支援者につないでいく

    第12章 親子関係再構築の事例 [河合克子・宮口智恵]
     第1節 保護者の感情調整を行うことで,保護者の内省への気づきを働きかけた事例
      ■事例へのコメント [才村眞理]
    第2節 強い引き取り希望の裏にある親のニーズに近づいた事例 [宮口智恵・河合克子]
      ■事例へのコメント [服部隆志]

    おわりに――対人援助職のこころの健康とそこに寄与する訓練 [鵜飼奈津子]
  • 出版社からのコメント

    子ども虐待に関わる心理職と福祉職の双方の事例を1冊に納めた書。支援の難しい重篤な虐待を受けた子どもを援助する専門職必携の書
  • 内容紹介

    子どもの虐待の影響は深刻であり、認知件数は年々増え続けているが、子どもの虐待は要因が多岐にわたり、重篤な症状も出るため、子どもや親に対しては適切なアセスメントが必須となる。その後のケアについても、慎重なアセスメントに基づき必要となるケアを受けることが求められる。
    本書では、子どもの虐待に携わる臨床心理士やソーシャルワーカーが、それぞれの専門職の視点からアセスメントとケアについて論じている。心理職、福祉職の協働は現場で多く見られるものの、両者の視点が一冊の本にまとまった例は類を見ない。

    筆者は心理職、福祉職として現場で活躍するエキスパートであり、児童養護施設入所後の子どもの心理療法や、ライフストーリーワーク、親子関係再構築といったケアの具体例など、現場での臨床の知がふんだんに盛り込まれている。医療・福祉・教育などのさまざまな領域で児童虐待に関わる方々のために、活用上のヒントに満ちた内容となっている。

    また、本書で紹介されるライフストーリーワークについては、編者の鵜飼奈津子氏が監訳を手掛けた絵本『エルファと思い出のはこ』もぜひ参照してほしい。絵本の付録の『思い出ノート』(PDF形式)は無料でダウンロードでき、「ライフストーリーブック」にも活用できるものとなっている。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鵜飼 奈津子(ウカイ ナツコ)
    2004年The Tavistock Centre,Child&Adolescent Psychotherapist課程修了。現在、大阪経済大学人間科学部人間科学科教授、臨床心理士、公認心理師

    服部 隆志(ハットリ タカシ)
    2005年川崎医療福祉大学大学院医療福祉学研究科修士課程修了。現在、大阪府岸和田子ども家庭センター総括主査、大阪府臨床心理士会副会長、臨床心理士、公認心理師
  • 著者について

    鵜飼 奈津子 (ウカイ ナツコ)
    大阪経済大学人間科学部教授、Child & Adolescent Psychotherapist、臨床心理士

    服部 隆志 (ハットリ タカシ)
    大阪府岸和田子ども家庭センター相談対応課総括主任

虐待を受けた子どものアセスメントとケア―心理・福祉領域からの支援と協働 の商品スペック

商品仕様
出版社名:誠信書房
著者名:鵜飼 奈津子(編著)/服部 隆志(編著)
発行年月日:2021/04/30
ISBN-10:4414416779
ISBN-13:9784414416770
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:272ページ
縦:21cm
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