絆―津波からいのちを守るために [単行本]
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絆―津波からいのちを守るために [単行本]

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出版社:ウエイツ
販売開始日: 2021/03/15
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絆―津波からいのちを守るために [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    津波に関する経験・教訓を暗黙知から形式知に変え伝えて活かす、切迫する南海トラフ等の巨大地震や大津波への危機感を共有し備える、自助・共助・公助そして絆が命を守ることを最認識する、世代、職業、性別そして時代を超えて共感し、伝える。実践性を重んじて記述。
  • 目次

    絆 津波からいのちを守るために ──目次
    まえがき 1

    第1章 日本列島を襲う津波の脅威 7
    日本列島を襲う津波の脅威
    東北大学災害科学国際研究所長 今村 文彦 8
    世界の津波災害記録と今後の南海トラフ地震津波
    高知工科大学学長 磯部 雅彦 19

    第2章 津波防災を考える 29
    2-1 語り継がれる津波の教訓
    濱口梧陵と稲むらの火~我が国の津波防災の起源、広村堤防 ~
    稲むらの火の館館長 﨑山 光一 30
    津波の教訓から整備された田老堤防と防災教育
    岩手県宮古市役所 危機管理監 芳賀 直樹 35
    奥尻島を襲った津波と、暗闇の中の避難
    東北大学災害科学国際研究所助教 定池 祐季 40
    世界最大水深に建設された釜石港湾口防波堤
    (大水深の難工事へ再挑戦! 短期間で成し遂げた復旧工事)
    国土交通省東北地方整備局釜石港湾事務所長 晴山 真澄 44
    生き抜く力を育んだ釜石の防災教育
    東京大学情報学環特任教授 片田 敏孝 48
    2-2 東日本大震災の教訓を未来に繋げる
    未来に繋ぐ東日本大震災の教訓 防災文化を考える
    東北大学災害科学国際研究所長 今村 文彦 52
    東日本大震災の津波被害を教訓とした津波警報の改善
    気象庁火山監視課長 中村 浩二 57
    津波が船舶を被害者・加害者に変える
    神戸大学名誉教授 久保 雅義 63
    「きたかみ号」津波体験記
    太平洋フェリー株式会社 船長 川尻 稔 68
    防波堤による津波軽減と里浜づくり
    阿字ヶ浦・磯崎里浜づくり実行委員会 会長 黒澤 広忠 73
    仙台塩釜港の航路啓開~緊急確保航路の制度化
    (前半)一般社団法人日本埋立浚渫協会東北支部長 後藤 良平 78
    (後半)元関東地方整備局東京湾口航路事務所工務課長 古川 正美 80
    緊急排水による仙台空港の早期復旧に向けて
    国土交通省東北地方整備局河川部河川環境課建設専門官 石井 貴範 83
    フェリーによる支援物資・要員の輸送
    津軽海峡フェリー株式会社 管理部 総務チーム 大澤 潤 86
    くしの歯作戦
    元国土交通省東北地方整備局三陸国道事務所大船渡維持出張所長 外崎 高広 90
    「世界津波の日」高校生サミットにかけた思い
    元高校生サミット議長(和歌山県立日高高等学校卒) 中井 充歩 95
    産学官民の連携による震災の教訓の伝承
    ~「3.11伝承ロード推進機構」の発足とその活動~
    一般財団法人3 . 11伝承ロード推進機構事務局長 原田 吉信 99
    ふくしま浜街道「桜プロジェクト」
    特定非営利活動法人ハッピーロードネット理事長 西本 由美子 106
    (寄稿1)秋⽥⼤学1年 酒井 郁澄 109
    (寄稿2)福島県立相馬高等学校3年 清信 早希 110
    コラム
    津波を考える施設 東日本大震災津波伝承館 ─いわてTSUNAMI(つなみ)メモリアル─ 112
    各地の震災伝承施設 117
    過去から現在、そして未来へつなぐ防災・減災の声
    ─ 自然災害伝承碑でみる津波災害 ─ 119

    第3章 自助・共助・公助で取り組む津波防災 123
    3-1 津波防災の3要素 ~自助・共助・公助~
    東日本大震災の教訓を踏まえた津波防災の考え方
    関西大学社会安全研究センター長 河田 惠昭 124
    津波防災地域づくり
    国土交通省水管理・国土保全局海岸室 135
    3-2 自助・共助を育む各地の取り組み
    地域一体で取り組む津波防災対策 岩手県久慈市
    岩手県久慈市役所 総務部消防防災課長 田中 淳茂 139
    地域一体で取り組む津波防災対策 和歌山県串本町
    和歌山県串本町長 田嶋 勝正 144
    地域一体で取り組む津波防災対策 高知県黒潮町
    高知県黒潮町役場 情報防災課南海地震対策係長 宮川 智明 149
    防災意識の啓発について 岩手県釜石市
    岩手県釜石市役所 産業振興部次長兼国際港湾産業課長 猪股 勉 154
    全国に先駆けた観光防災まちづくり 静岡県 伊豆市
    静岡県伊豆市役所 総務部土肥支所長 山口 雄一 159
    「伝承する」を制度化することの意味と意義
    公益社団法人 3.11みらいサポート 藤間 千尋 164
    「15分ルール」と共助の持つ意味
    宮古市消防団本部分団長 田中 和七 169
    「家庭」という場所が人を育む
    NPO法人みやぎ子ども養育支援の会理事長 木村 孝禅 175
    船員・作業員と船舶を守る
    鹿島石油株式会社 環境安全副所長 上田 勉 180
    石油コンビナートを守る 
    株式会社気仙沼商会 代表取締役社長 高橋 正樹 184
    海上輸送と陸上輸送の結節点の機能を守る 港湾BCP、水際・防災連絡会議
    横浜市役所 港湾局政策調整課長 成田 公誠 189
    臨海部企業も参加した大規模津波防災総合訓練
    国土交通省近畿地方整備局港湾空港防災・危機管理課長 宮本 武紀 195
    株式会社日本製紙 石巻工場におけるBCPと企業再生
    株式会社日本製紙 石巻工場 村上 義勝 200
    3-3 公助の取り組み
    津波予測・観測の最新事情
    東北大学災害科学国際研究所所長 今村 文彦 206
    国土強靱化、大規模津波への備え
    京都大学大学院教授 藤井 聡 209
    和歌山県の津波避難対策について 津波による犠牲者を『ゼロ』とするために
    和歌山県総務部危機管理局防災企画課 家 康裕 213
    「防波堤の粘り強い化」が啓いた「高知港の三重防護」
    国土交通省四国地方整備局次長 池田 直太 220
    粘り強い防波堤の整備(釜石港、大船渡港の整備等)
    元国土交通省東北地方整備局仙台港湾空港技術調査事務所長 佐藤 正勝 226
    粘り強い海岸堤防の整備(仙台湾南部海岸)
    国土交通省東北地方整備局河川部河川計画課建設専門官 山影 修司 231
    水門・陸閘等の遠隔操作・自動化
    (前半)元静岡県沼津土木事務所主査 石井 哲 236
    (後半)静岡県交通基盤部漁港整備課主査 勝呂 恵多 238
    海岸林等のかさ上げによる津波対策「静岡モデル防潮堤」
    静岡県交通基盤部河川企画課海岸企画班長 横山 卓司 240
    人口・産業集積地区の防護(和歌山下津港海岸)
    国土交通省近畿地方整備局和歌山港湾事務所長 松葉 秀樹 245

    第4章 津波防災に貢献する世界の津波研究 251
    稲むらの火から大きく変わった津波避難の技術 濱口梧陵国際賞への想い
    国際津波・沿岸防災技術啓発事業組織委員会会長 稲田 雅裕 252
    世界の津波研究
    国際津波・沿岸防災技術啓発事業組織委員会事務局 255

    第5章 技術と絆で深める津波防災 291
    濱口梧陵の堤防築造と現代社会の脆弱性
    ヤマサ醤油株式会社代表取締役会長 濱口 道雄 292
    津波防災技術の進展と展望
    京都大学名誉教授 髙山 知司 296
    南海トラフ地震津波への防災対策
    高知工科大学学長 磯部 雅彦 309
    宇宙を利用した防災インフラへの取り組み
    JAXA衛星利用運用センター長 平林 穀 314
    最後は人と地域の絆が命を救う
    東京大学情報学環特任教授 片田 敏孝 320

    あとがき 324
    参考(ANNEX)濱口梧陵国際賞 歴代受賞者 325
    索引 330
  • 出版社からのコメント

    東日本大震災から10年。津波から命を守るために私たちは今何をすべきか。50人を超える著者が多様な視点から教訓を伝えています。
  • 内容紹介

    日本では、近い将来「南海トラフ地震」などの巨大地震が確実に起こるとされており、30メートルを超える津波が襲来する地域も想定されています。私たちは、このような「津波」からいかにして命を守ることができるのでしょうか。
    本書は、津波・防災の研究者や実務者、東日本大震災の被災地で活動する団体・企業等、50人を超える著者が、様々な事例や体験、科学的知見などに基づき、自助・共助・公助の観点から、今後の津波防災・減災について未来に残すべきメッセージを伝えています。
    第1章「日本列島を襲う津波の脅威」では、津波のメカニズムや、国内外の津波災害、これから想定される南海トラフ地震津波などを取り上げています。
    第2章「津波防災を考える」では、津波災害の歴史や取組みを教訓として紹介しています。
    第3章「自助・共助・公助で取り組む津波防災」では、現在の多様な防災・減災対策を紹介しながら、今後の参考に資する内容となっています。
    第4章「津波防災に貢献する世界の津波研究」では、「濱口梧陵国際賞」を受賞した研究者の業績を中心に、津波研究の進展や最新情報をお伝えしています。
    第5章「技術と絆で深める津波防災」では、今後の津波防災・減災について、期待することや、人と地域の絆の重要性や防災思想などの在り方、さらにはAI技術による防災技術など、未来に向けた強いメッセージが語られています。
    ぜひ、ご一読ください。

絆―津波からいのちを守るために [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ウェイツ
著者名:国際津波・沿岸防災技術啓発事業組織委員会(編)
発行年月日:2021/03/11
ISBN-10:4904979338
ISBN-13:9784904979334
判型:A5
発売社名:ウェイツ
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:333ページ
縦:21cm
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