むらの小さな精米所が救うアジア・アフリカの米づくり [単行本]
    • むらの小さな精米所が救うアジア・アフリカの米づくり [単行本]

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むらの小さな精米所が救うアジア・アフリカの米づくり [単行本]

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出版社:農山漁村文化協会
販売開始日: 2021/03/25
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むらの小さな精米所が救うアジア・アフリカの米づくり の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日米と諸外国の米づくりの根本的な相違―籾摺り作業を農民がやるか、それとも業者がやるか―に注目し、アジアの米作農村地域に戦後多数出現した籾の賃搗き加工所=農村精米所の果たした役割と意義を詳述。今日、米の増産が求められるアフリカの米作発展の道を描く。
  • 目次

    【目次】
    はじめに
    第1章 日本だけでおこなわれる米のつくり方
    世界で唯一の玄米流通――米の増産と品質改善の要因
    日本では脱穀しにくい米品種が選ばれてきた
    日本だけで行われる農民の籾摺り作業
    日本だからできた「玄米流通」
    農家用の籾摺り用具の発展
    作物栽培過程と収穫後過程の相違
    米作の機械化は米の品質向上のために始まった
    機械化進展の意味
    玄米流通の抱える問題

    *――米の収穫後過程と機械
    籾を乾燥する/籾からゴミを取り除く/籾を玄米にする/玄米に残る籾を分離する/玄米を白米にする/白米をきれいにする/エンゲルベルグ式機械

    第2章 農民が米作に熱心でないとすれば、そのわけがある
    米が儲かる作物なら生産はたちまちふえる
    籾の「最低買取り価格」は無意味
    籾のままでは品質はわからない
    「籾買取り」では米の品質は低下
    大規模米作ならば籾でも品質相応の価格
    小規模米作でも「品質相応の価格」は実現できないか
    諸外国では「玄米流通」はできない
    「外国にも玄米流通がある」という早とちり

    第3章 零細農民には「農村精米所」が救世主となる
    米食民族の米作地域には農村精米所が必ず現れる
    「うまい米を食いたい」が農村精米所の淵源
    農村精米所はすぐに始められる
    商業精米所と農村精米所とのちがい
    農村精米所の加工賃は安くなり、技術はたちまち向上する
    日本には「農村精米所」はない
    白米にすれば正当な価格で売れる
    農村精米所間の競争が必要
    籾で売ると損をする根本的な理由――「加助騒動」の例
    白米にして売れば米作意欲も技術も高まる
    米の生産や流通は「生活をしているひと」が担うものだ
    米の「顔」を読んで技術改善がすすむ
    玄米流通と同じく、「品質=価値」となる
    農民の技術改善の一例

    第4章 農村精米所の波及効果
    農村精米所はそれを使わない農民にも役立つ
    流通白米の品質も向上する
    農村精米所の増加による地域住民の福利改善
    農村精米所を否定する意見
    農村精米所の技術水準にたいする誤解
    農村精米所は商業精米所の技術向上をもうながす

    第5章 アジア・アフリカの米の増産と農村精米所
    [農村精米所の出現によるインドネシアの奇跡的な米増産]
    [ビルマの米流通国営化の悲劇]
    [アフリカ諸国における米増産の展望]

    おわりにかえて――「技術」とはモノではない。社会関係を無視した「技術的解決」などありえない
    あとがき
  • 出版社からのコメント

    途上国の零細農民にとって技術とはなにか。アジア・アフリカに出現した籾の賃搗き加工所=農村精米所から描く技術と農民の関係。
  • 内容紹介

    日本と諸外国の米づくりの根本的な相違――籾摺り作業を農民がやるか、それとも業者がやるか――に注目し、アジアの米作農村地域に戦後多数出現した籾の賃搗き加工所=農村精米所の果たした役割と意義を詳述。今日、米の増産が求められるアフリカの米作発展の道を描く。
    「農民の生活と行動、その文化に無関心でいて、『米作技術の改善』などを唱えるのは、あたかも空気に着物を着せようとするようなものだろう。技術の目的は、なによりもそれを扱うひとびとの幸福の実現にある。」(「おわりにかえて」より)
    第1章 日本だけでおこなわれる米のつくり方
    第2章 農民が米作に熱心でないとすれば、そのわけがある
    第3章 零細農民には「農村精米所」が救世主となる
    第4章 農村精米所の波及効果
    第5章 アジア・アフリカの米の増産と農村精米所
    結語にかえて――「技術」とはモノではない。社会関係を無視した「技術的解決」などありえない

    図書館選書
    日本と諸外国の米づくりの根本的な相違を解説し、アジアの米作農村地域に戦後出現した籾の賃搗き加工所=農村精米所の果たした役割と意義を詳述。今日、米の増産が求められるアフリカの米作発展の道を展望する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    古賀 康正(コガ ヤスマサ)
    1931生まれ。東大農学部卒。農学博士。海外技術協力事業団(OTCA)研修管理員、(株)佐竹製作所(現(株)サタケ)海外部長、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)専門家、海外貨物検査(株)コンサルタント部顧問、インドネシア・ボゴール農科大学客員教授、(株)民生技術研究所所長、岩手大学農学部教授、国際協力機構(JICA)研修指導者等を歴任、海外各種プロジェクトの調査・計画・監督に従事する。全国小水力利用推進協議会設立・理事(現顧問)。現在、JICA非常勤講師、その他コンサルタント
  • 著者について

    古賀康正 (コガヤスマサ)
    1931生れ。東大農学部卒。農学博士。(株)サタケ製作所海外部長、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)専門家、インドネシア・ボゴール農科大学客員教授、岩手大学農学部教授等を歴任。著書『農村社会発展と技術』(アジア経済研究所)『日本における農村社会と農機具のかかわり』(共著、国際協力機構)等。

むらの小さな精米所が救うアジア・アフリカの米づくり の商品スペック

商品仕様
出版社名:農山漁村文化協会
著者名:古賀 康正(著)
発行年月日:2021/03/20
ISBN-10:4540202413
ISBN-13:9784540202414
判型:B6
発売社名:農山漁村文化協会
対象:一般
発行形態:単行本
内容:農林業
言語:日本語
ページ数:185ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
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