21世紀型スキルを伸ばす算数教育―日本・アメリカ・オーストラリアの教科書を比較する [単行本]
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21世紀型スキルを伸ばす算数教育―日本・アメリカ・オーストラリアの教科書を比較する [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2021/03/05
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21世紀型スキルを伸ばす算数教育―日本・アメリカ・オーストラリアの教科書を比較する の 商品概要

  • 目次

     はじめに

    第1章 教育制度・教育課程と教科書
     1.1 日本
      □教育課程
      □教科書と教科書制度
     1.2 アメリカ合衆国
      □教育制度
      □教育課程(カリキュラム)
      □教科書と教科書制度
     1.3 オーストラリア
      □教育制度
      □教育課程(カリキュラム)
      □教科書と教科書制度

    第2章 加法と減法
     2.1 日本:問題場面の理解重視と数の合成分解に基づいた演算
      □問題場面の理解を重視した学習
      □数の合成分解に基づいた演算学習
      □水道方式による加減法の計算
      □テープ図を使った加法と減法の関係学習
      □筆算の重視
     2.2 アメリカ:意味の理解と暗算の重視
      □問題場面について深く考えさせる工夫
      □暗算のための様々な手法
      □桁数の多い数の暗算
      □ファクト・ファミリー
      □かなり遅い筆算の導入
     2.3 オーストラリア:計算力の重視
      □問題場面については簡潔な取り扱い
      □計算力向上のための各種手法の学習
      □「数え主義」と「直観主義」の補完的導入
      □「逆算」としての加法と減法の関係学習
      □丁寧な筆算指導
     コラム:数の概念形成における理論と論争

    第3章 乗 法
     3.1 日本:意味の重視-〈1つ分の数〉×〈いくつ分〉
      □意味理解の徹底と「九九」の習熟
      □「0」が入った乗法学習の工夫
      □交換法則と分配法則
      □筆算重視と早期の導入
     コラム:日本の「九九」の表
     3.2 アメリカ:日本とは逆の意味と暗算の重視
      □日本とは逆の意味になる!
      □「九九」に代わるユニークな手法
      □桁数の多い数の乗法の暗算
      □とても遅い筆算導入
     3.3 オーストラリア:乗法は累加の言い換え
      □乗法は累加を言い換えたもの!
      □「九九」はないが、それぞれの段は徹底的に学習
      □〈二位数〉×〈一位数〉の暗算手法
     コラム:複数桁同士の乗法における格子法
      □丁寧な乗法筆算の説明

    第4章 除法
     4.1 日本:問題場面と意味の重視、分割量と連続量の導入
      □二種類の除法の意味
      □分離量と連続量の導入
      □余りのある除法
      □数直線を使った乗法と除法の関係学習
      □筆算の重視
     4.2 アメリカ:除法は乗法の逆算
      □あまり重視されていない除法の問題場面
      □ファクト・ファミリー
      □除法の暗算重視
      □かなり遅い筆算導入
     4.3 オーストラリア:「等しく分ける」という意味の除法と暗算重視
      □「÷」の三つの意味
      □除法と乗法との関係重視
      □除法の暗算重視
      □簡潔な筆算アルゴリズム
     コラム:四則計算の記号の由来
     コラム:世界の様々な除法筆算

    第5章 0の学習
     5.1 日本:「10」の学習後に「0」の導入
     5.2 アメリカ:「10」まで学習した後に「0」の学習
     5.3 オーストラリア:「5」まで学習した後に「0」の学習

    第6章 分数
     コラム:二つの文化圏―分数圏と小数圏
     6 .1 日本:「分割分数」、「量分数」を経て「数としての分数」へ
      □「分割分数」から「量分数」への移行の難しさ
      □スムーズな「量分数」から「数としての分数」への移行
      □分数の四則計算の導入学習は「量分数」で
      □「分数・小数並行学習」の学習構造
     6.2 アメリカ:「分割分数」から一気に「数としての分数」へ
      □「分割分数」から「数としての分数」への移行とその問題
      □「区画法」を使った通分学習
      □「数え主義」による分数の加減法―「区画法」と「数直線法」
      □「数え主義」による分数の乗除法―「区画法」と「数直線法」
      □「分数先習・小数後習」の学習構造
     6.3 オーストラリア:「分割分数」から時間をかけて「数としての分数」へ
      □「数としての分数」への慎重な移行
      □早い段階での「商分数」の導入
      □「数え主義」に基づいた分数の加減法
      □分数の乗法は除法あるいは累加で計算
      □「分数先習」ではあるが、小数学習も考慮した学習構造
     コラム:分数と小数の本質的差異

    第7章 小数
     7.1 日本:意味理解と計算方法の習得
      □数直線を用いた意味の徹底理解
      □筆算の重視とその明確なアルゴリズム
     7.2 アメリカ:計算方法を中心とした学習
      □小数は分数の特殊形
      □小数の四則計算における様々な手法
     7.3 オーストラリア:筆算での計算重視
      □小数は分母が「100」や「10」の分数の殊特形
      □筆算による小数の四則計算
      □二つの小数点表記法
     コラム:世界の小数点の表記

    第8章 概数
     8.1 日本:三つの目的をもった概数学習
     8.2 アメリカ:「四捨五入」という具体的な操作の明示なし
     8.3 オーストラリア:日本とは違う三つの目的をもった概数学習
     コラム:桁区切りの表記

    第9章 長さ、重さ、かさの単位(度量衡)の学習
     9.1 日本:メートル法単位系とその仕組みの学習
      □メートル法単位系の徹底理解
      □量の大きさの実感を伴った学習
      □かなり高度な単位換算
     9.2 アメリカ:メートル法単位系と米国慣用単位の学習
      □二つの異なる単位系の並行学習
      □単位間の比率を図示
      □分数で表される量の大きさ
     9.3 オーストラリア:量の概念から表示方法までの丁寧な学習
      □量の大きさについての概念学習から測定へ
      □量の大きさを実感する学習
      □極めて簡潔な単位換算
     コラム:長さの単位「メートル」と質量の単位「キログラム」の歴史

    第10章 時計の学習
     10.1 日本:数直線の使用によって時刻を量に変換
      □「時刻」から「時間」への明確な学習の流れ
      □数直線を用いた「時刻」の「時間」への変換
     10.2 アメリカ:理論的に破綻している学習内容と配列
      □「時刻」と「時間」の学習の混在
      □「時刻」のたし算とひき算!?
      □遅すぎる時間の単位変換
      □「分数圏」ならではの時間表示
     10.3 オーストラリア:時計の針の動きによる「時間」の理解
      □丁寧な時間の概念についての学習
      □時計の針の動きを使った「時刻」から「時間」への変換
      □「時刻」と「時間」が混在した高度な学習
      □分数圏ならではの時刻・時間表示

    第11章 統計と確率
     11.1 日本:大きく改善された統計学習・不十分な確率学習
      □統計的な問題解決能力の育成重視
      □ドットプロットの早期導入
      □ほとんど扱われない確率の学習
     11.2 アメリカ:積極的に展開される統計学習・扱いのない確率学習
      □低学年から開始される統計学習
      □ドットプロットによる効果的な学習
     11.3 オーストラリア:PPDACに則った高度な統計学習・充実した確率学習
      □PPDACの実践を目指した系統的な統計学習
      □データベースの作成と情報の読み取り
      □誤解を招きやすい図表の学習
      □系統的な確率学習

    第12章 アメリカ・オーストラリアの特徴的な学習
     12.1 お金の学習
      □アメリカ:通貨の種類と支払いにおける組み合わせ方
      □オーストラリア:通貨の理解と外国通貨への換算
     12.2 カレンダーの学習
      □アメリカ:一年の構成とカレンダーの見方
      □オーストラリア:カレンダーの基本理解と数字を用いた応用
     12.3 オーストラリアの地図の学習
      □地図の導入学習
      □方眼地図を使った位置の読み取り学習
      □縮尺・方角が含まれた高度な学習
     12.4 オーストラリアの計算機を活用した学習
      □数のパターンを調べる学習
      □演算能力を高める学習
     12.5 オーストラリアの先住民の数学

     おわりに
     参考文献・資料

    資料1 日本の算数教科書の内容
    資料2 アメリカの算数教科書の内容
    資料3 オーストラリアの算数教科書の内容
    資料4 アメリカの算数・数学各州共通基礎スタンダード
    資料5 オーストラリアの算数・数学ナショナル・カリキュラム
  • 内容紹介

    日本の新学習指導要領の資質・能力の習得を重視した算数・数学教育において「21世紀型スキル」「汎用的能力」などのモデルで先行してきたアメリカ・オーストラリアと教科書内容を比較し、どのような類似点、相違点、追いつくための課題があるかを検証する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 義隆(タナカ ヨシタカ)
    1964年京都府京都市生まれ。滋賀大学経済学部卒業。モントレー・インスティテュート・オブ・インターナショナル・スタディーズ(米国カリフォルニア州)国際行政学修士課程修了。香川県の公立高等学校での社会科教諭、青年海外協力隊(JOCV)として中華人民共和国の北京での日本語教師、国際連合ニューヨーク本部でのインターンなどを経て、現在、株式会社国際開発センター(IDCJ)主任研究員。専門は教育開発(カリキュラム開発・教育方法論、社会科教育法、数学教育法)。これまで日本政府による政府開発援助(ODA)の一環として、中国、モンゴル、タイ、ラオス、ミャンマー、ベトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシア、ネパール、スリランカなどのアジア諸国、及びパプアニューギニア、ソロモン諸島などの大洋州諸国での教育開発業務に従事。また、欧米諸国やオーストラリア、ニュージーランドなど先進諸国での教育調査も行う。現在、ミャンマー及びスリランカの二カ国において、それぞれの教育省をカウンターパートとして教育改革の支援を行っている。日本教育学会会員
  • 著者について

    田中 義隆 (タナカ ヨシタカ)
    1964年京都府京都市生まれ。滋賀大学経済学部卒業。モントレー・インスティテュート・オブ・インターナショナル・スタディーズ(米国カリフォルニア州)国際行政学修士課程修了。香川県の公立高等学校での社会科教諭、青年海外協力隊(JOCV)として中華人民共和国の北京での日本語教師、国際連合ニューヨーク本部でのインターンなどを経て、現在、株式会社国際開発センター(IDCJ)主任研究員。専門は教育開発(カリキュラム開発・教育方法論、社会科教育法、数学教育法)。
    これまで日本政府による政府開発援助(ODA)の一環として、中国、モンゴル、タイ、ラオス、ミャンマー、べトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシア、ネパール、スリランカなどのアジア諸国、及びパプアニューギニア、ソロモン諸島などの大洋州諸国での教育開発業務に従事。また、欧米諸国やオーストラリア、ニュージーランドなど先進諸国での教育調査も行う。
    現在、ミャンマー及びスリランカの二カ国において、それぞれの教育省をカウンターパートとして教育改革の支援を行っている。
    主な著書として、『ベトナムの教育改革』、『イン…

21世紀型スキルを伸ばす算数教育―日本・アメリカ・オーストラリアの教科書を比較する の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:田中 義隆(著)
発行年月日:2021/03/01
ISBN-10:4750351490
ISBN-13:9784750351490
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:371ページ
縦:21cm
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