朝鮮王朝の侯国的立場と外交(汲古叢書) [全集叢書]

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朝鮮王朝の侯国的立場と外交(汲古叢書) [全集叢書]

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出版社:汲古書院
販売開始日: 2021/03/15
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朝鮮王朝の侯国的立場と外交(汲古叢書) [全集叢書] の 商品概要

  • 目次

    【主要目次】

    序章 本書への導入
     一 本書の目的         
     二 先行研究の議論とその限界
     三 本書の構成と概要
      (一)第一部――朝鮮の外交論理・秩序―― 
      (二)第二部――朝鮮の外交と「私交」問題――
      (三)終章――一七世紀前半朝鮮の対日本外交の変容――

    第一部 朝鮮の外交論理・秩序

    第一章 朝鮮世宗代における女真人・倭人への授職の対外政策化
     一 授職の対外政策化前史
      (一)五衛職授与への一本化
      (二)向化受職人の待遇
     二 授職の対外政策化とそれ以後
      (一)授職目的の変化――侍衛から羈縻へ――
        1女真人の場合 
        2倭人の場合
      (二)授与官職の変化――実職から散職へ――
     三 女真人・倭人の官教における印の変更とその意味
    補 論 朝鮮の国王印と侯国的立場

    第二章 朝鮮による女真人酋長への授職と羈縻――明の品帯を超えて――
     一 女真人羈縻における品帯の意味
     二 都万戸授与による女真人酋長の羈縻
      (一)女真人への万戸職授与の再開     
      (二)酋長への都万戸授与と明の金帯

    第三章 朝鮮による女真人・倭人への授印政策
     一 印信と図書
     二 女真人・倭人への授印政策の意味      
      (一)女真人への授印信 
      (二)倭人への授図書
     三 女真人・倭人への授印政策と侯国的立場 

    第四章 朝鮮の対馬認識の体系的考察――一五世紀を中心として――
     一 朝鮮の対馬認識の変遷
      (一)高麗末期から己亥東征までの対馬認識 
      (二)己亥東征前後における対馬認識の変化
     二 朝鮮の「藩籬」としての対馬の性格――豆満江流域の女真人集落との対比から――

    第五章 朝鮮の対日外交秩序の新たな理解――『海東諸国紀』を手掛かりとして――
     一 『海東諸国紀』のなかの「日本国」
     二 対日外交秩序における「日本国」 
      (一)進上・粛拝儀礼と「日本国」     
      (二)授図書の制度と「日本国」
     三 対日外交秩序の新たな理解
      (一)朝鮮の主張した二つの対日外交秩序   
      (二)明中心の国際秩序との関わり方

    第二部 朝鮮の外交と「私交」問題

    第六章 朝鮮初期における室町幕府への遣使の目的
     一 太祖・定宗代――頻繁な使節往来までの前史――
     二 太宗代――倭寇対策のための遣使――
      (一)頻繁な使節の往来          
      (二)室町幕府への遣使の途絶
     三 世宗代――「交隣の礼」履行のための遣使――
      (一)初期三度の回礼使の派遣――宋希璟・朴熙中・朴安臣――
      (二)通信使朴瑞生の派遣      
      (三)回礼使李藝・通信使高得宗・通信使卞孝文の派遣
     四 室町幕府への遣使の再途絶

    第七章 一五世紀前半朝鮮の対日「交隣」と「私交」
            ――明に送られた世宗の行実を手掛かりとして――
     一 明の「東藩」の立場と対日通交    
     二 明の「東藩」の立場と「私交」・「交隣」

    第八章 朝鮮世宗による事大・交隣両立の企図
     一 世宗による被虜明人張清らの送還の意味
      (一)事大の礼に基づく被虜明人の送還   
      (二)事大と交隣の矛盾の解消
     二 交隣使節の接待をめぐる世宗と臣下の立場  
      (一)日本使節の場合            
      (二)琉球使節の場合

    第九章 朝鮮の交隣文書における図書使用の理由
     一 書契における印の選択        
     二 世宗による印信使用の提案の意図
     三 図書使用と「私交」問題
      (一)「私交」問題をめぐる世宗と臣下の対立
      (二)図書使用による「私交」問題回避の論理

    終 章 一七世紀前半朝鮮の対日本外交の変容
             ――「為政以徳」印の性格変化をめぐって――
     一 対日本国書と「為政以徳」印
     二 「為政以徳」印の性格変化――図書から璽宝へ――
     三 対日本外交の変容――国書の「公文書」化――
      (一)明の権威を借りた対日本外交     
      (二)対日本外交における「天の申命」の登場
      (三)対日本国書における璽宝の使用

    引用文献一覧
    あとがき
    索 引
  • 出版社からのコメント

    ◎朝鮮前期の対外関係――対日本・琉球・女真人外交の実態に迫る!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    木村 拓(キムラ タク)
    1976年、神奈川県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。横浜国立大学非常勤講師、東京大学大学院人文社会系研究科助教、東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U‐PARL)特任研究員などを経て、鹿児島国際大学国際文化学部准教授

朝鮮王朝の侯国的立場と外交(汲古叢書) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:汲古書院
著者名:木村 拓(著)
発行年月日:2021/02/26
ISBN-10:4762960667
ISBN-13:9784762960666
判型:B5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:385ページ ※371,14P
縦:22cm
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