シチュエーションで学ぶ  輸液レッスン 第3版 [単行本]
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シチュエーションで学ぶ 輸液レッスン 第3版 [単行本]

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出版社:メジカルビュー社
販売開始日: 2021/03/23
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シチュエーションで学ぶ 輸液レッスン 第3版 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    プレテスト あなたの輸液の実力は?

    第1章 輸液の基本・輸液の実際
    【輸液の基本】
     総体液量は体重の60% , 血液量は体重の約7.5%
     輸液の目的はNaと水の補充
     輸液製剤の代表選手は生理食塩液と自由水(5%ブドウ糖液)
     1Lの生理食塩液を投与すると250mLが血管内に残る。5%ブドウ糖液なら83mLしか血管内に残らない
     1Lの自由水を投与してもわずか83mLしか血管内に残らない!
     低張液(ソリタ®-T3)1L投与後の体内分布を考えよう
     1価のイオン1mmolは1mE(q メック),2価のイオン1mmol は2mEqになることを覚えておこう
    【輸液の実際】
     高ナトリウム血症があれば脱水,なければ細胞外液量欠乏とよぶ
     「脱水」(細胞外液量欠乏)状態かをみたければ患者さんの脇,舌,爪など身体をくまなく診察する!
     輸液療法の基本は,初期アセスメントとモニタリング
     輸液の投与量と投与速度を決めるには?-1日当たりの投与量をイメージしよう
     Advance
     有効循環血液量減少,有効動脈血液容量,細胞外液量欠乏,脱水について
     生理食塩液の浸透圧は308でなく286mOsm/kg・H2Oなのはなぜ?

    第2章 電解質,酸塩基平衡
    【Na・水バランス】
     腎臓でのNaと水調節メカニズムを理解する
     浮腫の原因は,①静水圧上昇,②膠質浸透圧低下,③血管透過性亢進,④リンパ灌流不全
     全身性浮腫の治療では,まず食塩を制限する
     利尿薬は尿細管でのNa再吸収を阻害し,Naと水の排泄を促進する
     ループ利尿薬はヘンレループ太い上行脚で作用する最強の利尿薬
     サイアザイド系は遠位曲尿細管で作用するマイルドな降圧利尿薬
     鉱質コルチコイド受容体拮抗薬(K保持性利尿薬)はループ利尿薬やサイアザイド系利尿薬との併用で効果が増強する
     急性重症低ナトリウム血症は致死的な病態!慢性低ナトリウム血症はQOL低下を生じる!
     低ナトリウム血症をみたら,まずは本物か偽物かを見極める!
     低浸透圧性低ナトリウム血症であれば,まずは水中毒を除外!
     水中毒を除外したら,細胞外液量に注目する!
     術後患者にみられる低ナトリウム血症は医原性ともいえる -漫然と維持輸液を処方し続けてはならない
     下痢にみられる低ナトリウム血症 -原因はNa喪失といってよいのだろうか
     SIADHの診断をマスターしよう
     低ナトリウム血症の治療にあたっての考え方
     重篤な神経症状がある高度低ナトリウム血症に対する緊急補正
     症状が軽微な慢性低ナトリウム血症に対する治療の進め方 -細胞外液量欠乏を伴う低ナトリウム血症
     SIADHの低ナトリウム血症をどのように治療するか(正攻法)
     高ナトリウム血症の原因は口渇中枢の異常,尿濃縮力障害,水分摂取量低下である
     高ナトリウム血症の診断
     高ナトリウム血症の治療法をマスターしよう
     Advance
     トルバプタンは集合管に作用する「水利尿薬」
     SGLT2阻害薬は近位尿細管に作用し利尿作用を伴う新規経口血糖降下薬!
     グリコカリックスと改訂Starlingの法則
     脱塩現象(desalination)  生食を投与すればするほど低Na血症が進行する!?
    【Kバランス】
     血漿K濃度は①食事や輸液からのK摂取(intake),②細胞内外のK移動,③腎臓からのK排泄(output)のバランスによって調整されている
     腎臓のK排泄量は,Naの摂取量に影響される
     利尿薬を服用中の患者さんでは低カリウム血症に注意
     低カリウム血症の鑑別診断の進め方
     K補充は経口投与が原則。点滴補充は適応を十分に検討すること
     高カリウム血症は,① K摂取過剰,② K排泄障害,③細胞外へのK移動のどれかで起こっている
     高カリウム血症をみたら,①K再検査,②心電図モニター,③治療の緊急性を判断
     高カリウム血症の治療法
     Advance
     腎臓のK調節機序
     RAA系阻害薬服用患者にみられる高カリウム血症の管理
    【酸塩基平衡】
     酸塩基平衡を理解する
     Henderson-Hasselbalchの式を理解しよう
     動脈血ガスはステップワイズ法で読む! 練習あるのみ!
     動脈血ガスの代償性変化を予測する
     3つのSTEPで血液ガスを解釈する
     AGの増加は代謝性アシドーシスの存在を示している。高AGアシドーシスの鑑別はKUSSMAL-P
     補正HCO3 - を計算して隠れた代謝性アルカローシスをみつける
      (ステップワイズの3)
     代謝性アシドーシスの原因を理解しよう
     代謝性アシドーシスの治療法 -安易にメイロン®を使用してはいけない
     Advance
     酸塩基平衡異常の解釈法:Boston学派,Copenhagen学派,Stewart法
     静脈血液ガス,静脈血[HCO3 - ],総CO2含量
     尿アニオンギャップ
    【そのほか(Ca,P,Mg)のバランス】
     Caは生体にかかすことのできない重要なミネラルである
     低リン血症は,心不全,呼吸不全の原因になる!
     意外に見落とすMg欠乏 -Mgはルーチンに測定するべき必須元素! 微量元素ではない!
     Case Review
     電解質異常の初期治療
      低ナトリウム血症/高ナトリウム血症/低カリウム血症/高カリウム血症/高カルシウム血症

    第3章 特殊な病態のマネジメント
    【心不全の輸液】
     体液過剰のある心不全患者に輸液をしてもよいのでしょうか?
     左室駆出率が保たれている心不全(HFpEF)に気をつける
    【腎不全の輸液】
     腎不全患者では尿量に応じて輸液処方を調整する
     腎不全患者では過剰投与にならないよう注意する
     Advance
     急性心不全の初期輸液 -病態評価を通じて治療(輸液)の方針を考えよう
     造影剤腎症予防
     終末期患者に対する輸液
     輸液スチュワードシップ:適正な輸液療法をめざす質改善活動
     医療の質と安全
     
    Tsugawa's Column
     AIは医療の未来をどのように変えるのか?
     どのようなタイプの医師が「良い医師」なのか?
     
    コラム
     体水分量は年齢,性別によっても異なります
     血漿の分布-動脈血はわずか600mL !
     体液恒常性(ホメオスタシス)とは?
     人が1日に必要とする最低Na量は600mg
     乳酸リンゲルと酢酸リンゲルの違い
     浸透圧と張度の違い,OsmolalityとOsmolarityの違いは?
     5%ブドウ糖液1L投与後の水移動を考える
     毛細血管充満時間(capillary refill time;CRT)とは?
     静水圧(せいすいあつ;hydrostatic pressure)
     スピロノラクトンの用量
     マラソンランナーの水中毒
     水中毒(water intoxication)の定義
     鉱質コルチコイド反応性低ナトリウム(Na)血症(mineralocorticoid-responsive hyponatremia of the elderly;MRHE)とは?
     利尿薬(diuretics)と利水薬(aquaretic)
     SIADH患者の過剰水分量を求める式
     時間あたり0.33mEq/L(24 時間あたり8mEq/L)の速度で低ナトリウム血症を治療するには,時間あたり体重×1.5mL の自由水を排泄させればよい
     欧州腎臓学会・臨床内分泌学会の新たな低ナトリウム治療ガイドライン -低ナトリウム血症治療のパラダイムシフト
     低張性低ナトリウム血症の治療例(欧州ガイドラインに準ずる)
     グリセオール®で高ナトリウム血症になるのはNa負荷のせい?
     高ナトリウム血症にならない塩分の摂取許容量は?
     浸透圧利尿があるかどうかの基準が900mOsmなのはなぜでしょう?
     なぜ補正に5%ブドウ糖液を用いるのか?
     尿崩症などで引き続く大量の自由水喪失がある場合にどうするか -自由水クリアランスの計算方法
     K摂取と血圧の関係は?
     輸血と血漿K濃度の異常
     透析患者では腸管からのK排泄が増加する
     低アルブミン血症とアニオンギャップ
     メイロン®投与による血圧上昇は,Nの負荷の影響?
     ベースエクセス(base excess:BE)とは?
     輸液療法中は,週1回リン,マグネシウムを含めた電解質測定を行う
     救急外来で最も危険な処置(procedure)は?
     透析患者のTPN-Ca,P,Mg は微量元素ではなく必須元素
  • 出版社からのコメント

    「読みやすさ」「理解しやすさ」にこだわった充実の第3版!「輸液は苦手」が「一人でできる・もっとできる」に変わる実践的な一冊。
  • 内容紹介

    「読みやすさ」「理解しやすさ」にさらにこだわった充実の第3版!
    ①研修医と指導医の会話からシチュエーションをイメージし,
     その後の解説でぐんと理解が深まるという構成はそのままに,
     つまづきやすいところはさらに噛み砕いて解説しました。
    ②「実際にはどう投与するの?」の声にもお応えし,症例とともに具体的な処方例を追加。
    ③最新の文献・知見に合わせて改訂し,「グリコカリックス」「SGLT2阻害薬」など輸液にまつわる話題も豊富に盛り込みました。
    ④「Advance」(専門医試験に対応)の項目を追加。基本からのステップアップもサポートします。
    ⑤津川先生の最新コラムも載っています。
    「輸液は苦手」が「ひとりでできる・もっとできる」に変わる,実践的な一冊です!
  • 著者について

    小松 康宏 (コマツ ヤスヒロ)
    群馬大学大学院医学系研究科医療の質・安全学講座教授

    西﨑 祐史 (ニシザキ ユウジ)
    順天堂大学医学教育研究室先任准教授

    津川 友介 (ツガワ ユウスケ)
    カリフォルニア大学ロサンゼルス校助教授

シチュエーションで学ぶ 輸液レッスン 第3版 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:メジカルビュー社
著者名:小松 康宏(著)
発行年月日:2021/03
ISBN-10:4758317828
ISBN-13:9784758317825
旧版ISBN:9784758317702
判型:A5
発売社名:メジカルビュー社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:316ページ
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