当事者としての治療者―差別と支配への恐れと欲望 [単行本]
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当事者としての治療者―差別と支配への恐れと欲望 [単行本]

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出版社:岩崎学術出版社
販売開始日: 2021/03/31
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当事者としての治療者―差別と支配への恐れと欲望 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    私たちは善意で他者を慈しみ、癒し、育てることができる。同時に私たちは、善意で他者を害し、支配することができる。私たちはその善意と専門性の背後に、加害性や植民地化への欲望をかかえていないだろうか。そこに差別や偏見がないだろうか。正直に述べよう―私自身はそこから逃れられたことがない。その中で私たちはどのように臨床実践に向き合い、何を考えて人と会い、そしてどんなことを考え続ける必要があるのだろうか。本書がそうしたことについて、読者とともに考えるための場所になればと願っている。『The Psychoanalytic Zero』で米国NAAP2020年グラディーヴァ賞(最優秀書籍部門)受賞の著者による最新刊!
  • 目次

    序章 対人援助職の「業」と覚悟

    第一部 臨床場面のリスクに向き合う
    第一章 臨床家の加害性
    第二章  植民地化への欲望と、植民地化への恐れ──臨床家の脆弱性の問題
    第三章 関係精神分析とフェミニズムの視座
    第四章 精神分析世界における排除──フェレンツィの発掘から

    第二部 当事者性と間主観性
    第五章 臨床場面に浮かび上がる他人
    第六章 臨床場面に浮かびあがる私
    第七章 臨床場面における当事者
    第八章 間‐文化的変容

    第三部 臨床実践と倫理
    第九章 間主観的な事例の記述
    第十章 書くことの問題
    第十一章 日本の精神分析
    第十二章 当時者性と自己愛的怒り

    エピローグ──対話の作業と、間‐文化的体験
    文献
    索引
  • 出版社からのコメント

    患者を変えてあげようと思うとき,その善意と専門性の背後で,差別や偏見から逃れることができない。考えるたの精神分析。
  • 内容紹介

    私たちが目の前の人=患者を理解したと思ったとき,患者についての所見を書くとき,患者についての評価を述べるとき,患者に対して自分の理解を伝えるとき,そして,患者を変えてあげようと思うとき,私たちはその善意と専門性の背後に,加害性や植民地化への欲望をかかえていないだろうか。そこに差別や偏見がないだろうか。正直に述べよう──私自身はそこから逃れられたことがない。その中で私たちはどのように臨床実践に向き合い,何を考えて人と会い,そしてどんなことを考え続ける必要があるのだろうか。私は,本書がそうしたことについて,読者とともに考えるための場所になればと願っている。だから本書は,初心者向きでもあり,専門家向きでもあり,一般人向きでもあり,そして熟練者向きでもある。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    富樫 公一(トガシ コウイチ)
    NY州精神分析家ライセンス、臨床心理士、NAAP認定精神分析家、博士(文学)。2001‐2006年NPAP精神分析研究所、TRISP自己心理学研究所(NY)留学。2003‐2006年南カリフォルニア大学東アジア研究所客員研究員。2006‐2012年広島国際大学大学院准教授(2007年まで助教授)。専攻は精神分析・臨床心理学。現職:甲南大学文学部教授、TRISP自己心理学研究所ファカルティ・訓練分析家・スーパーヴァイザー、栄橋心理相談室精神分析家。2020年NAAP精神分析学会グラディーヴァ賞(最優秀書籍)受賞
  • 著者について

    富樫 公一 (トガシ コウイチ)
    2001-2006年NPAP精神分析研究所,TRISP自己心理学研究所(NY)留学。2003-2006年南カリフォルニア大学東アジア研究所客員研究員 2006-2012年 広島国際大学大学院准教授(2007年まで助教授)専 攻 精神分析・臨床心理学。
    現職 甲南大学文学部教授,TRISP自己心理学研究所ファカルティ・訓練分析家・スーパーヴァイザー,栄橋心理相談室精神分析家
    著書 Kohut’sTwinshipAcrossCultures:ThePsychologyofBeingHuman(共著,Routledge),PsychoanalyticZero:ADecolonizingStudyofTherapeuticDialogues (Routledge),精神分析が生まれるところ──間主観性理論が導く出会いの原点(岩崎学術出版社),臨床場面での自己開示と倫理(共著,岩崎学術出版社),トラウマと倫理──精神分析と哲学の対話から(編著・監訳,岩崎学術出版社),不確かさの精神分析──リアリティ,トラウマ,他者をめぐって(誠信書房)

当事者としての治療者―差別と支配への恐れと欲望 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩崎学術出版社
著者名:富樫 公一(著)
発行年月日:2021/04/03
ISBN-10:4753311791
ISBN-13:9784753311798
判型:A5
発売社名:岩崎学術出版社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:251ページ
縦:21cm
重量:480g
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