シングルマザーの貧困はなぜ解消されないのか―「働いても貧困」の現実と支援の課題 [単行本]
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シングルマザーの貧困はなぜ解消されないのか―「働いても貧困」の現実と支援の課題 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2021/04/28
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シングルマザーの貧困はなぜ解消されないのか―「働いても貧困」の現実と支援の課題 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    就業率80%超、貧困率50%超。OECDの中で最高レベルの就業率、最悪レベルの貧困率。その背景にある構造とは。シングルマザーの労働実態調査から、厚労省の就業支援策の限界と課題を考える。
  • 目次

    はしがき

    序 章 問題意識と分析視角
     1 「調査結果報告」にみるシングルマザーの現状
     2 労働の実態が不明のシングルマザー
     3 シングルマザーのキャリア形成への関心の低さ
     4 貧困の原因は非正規雇用だけなのか?
     5 シングルマザーの労働に関する複合的な分析の必要性
     6 北海道に注目する理由
     7 本書の構成と分析視角

    第Ⅰ部 シングルマザーの自立の困難

    第1章 シングルマザーの自立はなぜ困難なのか?──政策と研究
     1 児童扶養手当と自立の促進
     2 厚生労働省の支援──総合的な支援の中の就業支援
     3 シングルマザーの労働研究──どう自立の道を見つけるのか
     4 シングルマザーの自立の可能性を労働実態から論じる視点

    第2章 シングルマザーの労働実態とキャリア形成──自立の道はあるか?
     1 正社員・非正規のシングルマザーの子育ての状況
     2 正社員・非正規の労働の実態
     3 シングルマザーのキャリア形成──正社員になるルートはあるか?
     4 「アンケート2016」にみる経済的自立への努力
     5 面接調査にみる就業の現状と自立の困難
     6 未就業者の就業希望と就業阻害要因

    第3章 新型コロナウイルス禍がシングルマザーの労働と子育てに与える影響
     1 はじめに
     2 コロナ禍による臨時休校がシングルマザーに与えた影響
     3 コロナ禍によるシングルマザーの経済および就業状況の変化

    第4章 寡婦の労働と生活の課題──子どもが成人したシングルマザーは経済的自立ができるか?
     1 はじめに
     2 アンケートからみる60歳未満寡婦の就業と経済状況
     3 60歳未満寡婦のキャリア形成
     4 60歳未満寡婦の経済的自立への努力
     5 面接調査にみる寡婦の就業の現状と生活の困難
     6 60歳以上寡婦の労働と生活
     7 寡婦の子育ての状況

    第5章 生活保護とシングルマザーの自立支援
     1 はじめに
     2 自立支援プログラム導入以前の生活保護受給シングルマザーの労働と生活
     3 生活保護自立支援プログラムとシングルマザーの自立

    第Ⅱ部 地域におけるシングルマザーへの支援の実情

    第6章 シングルマザーの当事者団体における就業支援の役割──札幌市母子寡婦福祉連合会を事例に
     1 はじめに──当事者団体に着目する意味と本章の課題
     2 札幌市母子寡婦福祉連合会の就業支援の役割
     3 札母連の就業支援事業で働くシングルマザー

    第7章 母子生活支援施設での自立支援
     1 課題設定
     2 母子生活支援施設の就労支援
     3 札幌市母子生活支援施設Aの就業支援
     4 入所しているシングルマザーの自立
     5 母子生活支援施設の役割

    第8章 働く母親を支える認可保育所──釧路市を事例に
     1 はじめに
     2 保育所を利用する親の労働と生活
     3 子育て世帯の困難を支える保育士の労働

    終 章 シングルマザーの自立に向けて
     1 シングルマザーを「正社員雇用」から排除する労働社会
     2 就業支援の限界
     3 多様なニーズを持つシングルマザー──従来の就業支援では解決されない課題
     4 シングルマザーを支える多様な支援の意義とその限界
     5 シングルマザーの自立に向けて
     6 当事者の声を聞く必要性

    あとがき
    初出一覧
    参考文献一覧
    事項索引
  • 内容紹介

    問われるのは「能力」ではない──シングルマザーの労働実態と自立の難しさを面接調査等から明らかにし、就労支援策の課題を考える。
     
    日本のシングルマザーの就労率は非常に高いが、その貧困率は50%を超える。面接調査等を通じシングルマザーの「働いても貧困」の要因は長時間労働や転勤を前提とした日本の雇用システムにあること、能力開発を中心とした支援では問題は解決しないことを明らかにする。シングルマザーの中長期視点でのキャリア形成を問う出色の書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中囿 桐代(ナカゾノ キリヨ)
    1964年茨城県生まれ。1995年北海道大学大学院教育学研究科後期博士課程単位取得満期退学、2001年北海道大学博士号取得(教育学)。釧路公立大学経済学部教授を経て、2012年より現職。現在、北海学園大学経済学部教授
  • 著者について

    中囿 桐代 (なかぞの きりよ)
    中囿桐代(なかぞのきりよ)1964年茨城県生まれ。1995年北海道大学大学院教育学研究科後期博士課程単位取得満期退学、2001年北海道大学博士号取得(教育学)。釧路公立大学経済学部教授を経て、2012年より現職。現在北海学園大学経済学部教授。
    「シングルマザーのキャリア継続と正社員雇用」(『季刊北海学園大学経済論集』66巻2号、2018年)、「『女性活躍社会』の下での母子家庭の母の労働と生活 ~強制される就労と貧困~」(『日本労働社会学会年報』第27号、2016年)、「認可保育所を利用する親の労働・子育ての実態 ―釧路市を事例に―」(『労働社会学研究』15号、2014年)

シングルマザーの貧困はなぜ解消されないのか―「働いても貧困」の現実と支援の課題 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:中囿 桐代(著)
発行年月日:2021/04/20
ISBN-10:4326603364
ISBN-13:9784326603367
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:324ページ
縦:22cm
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