ポストメディア・セオリーズ―メディア研究の新展開 [単行本]
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ポストメディア・セオリーズ―メディア研究の新展開 [単行本]

伊藤 守(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2021/04/20
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ポストメディア・セオリーズ―メディア研究の新展開 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ソーシャルメディアの浸透やAI技術の社会的利用は、メディア環境を支えるインフラストラクチャー、メディアと身体のインターフェイス、メディア行動の時空間的な編成を劇的なまでに変容させている。本書は、このポストメディア状況と呼べる現代的なメディア生態系の特徴をあきらかにするために、これまでの分析の視角や方法を抜本的に見直し、バージョンアップしていく。
  • 目次

    序 章 ポストメディア時代のメディア研究とは…伊藤 守
     1 ポストメディア社会
     2 ポストメディア状況への理論的介入
     3 ポストメディア・セオリーの輪郭と焦点
     4 ポストメディア・セオリーとは
     5 本書の構成


     第Ⅰ部 マシンとしてのメディア

    第1章 スクリーン・スタディーズという方法──遍在するスクリーンと「見ること」の変容(光岡寿郎)
     1 スクリーンの遍在する日常を生きる
     2 メディア研究という不自由さ
     3 スクリーンが映し出すポストメディア的問題系
     4 「ポストメディア・セオリー」の二つの含意

    第2章 アクターネットワーク理論──アフター・テレビジョンを組み直す(土橋臣吾)
     1 アフター・テレビジョン
     2 アクターネットワーク理論の視座
     3 リビングルームのアフター・テレビジョン
     4 設計論的なメディア研究へむけて

    第3章 メディア哲学とメディア実践──フリードリヒ・キットラーのコンピュータ論(梅田拓也)
     1 キットラーのメディア実践からみるメディア哲学
     2 ギークとしてのキットラー
     3 シンセサイザーのデジタルモジュールと数への還元
     4 プロテクトモードとプログラマーの抵抗
     5 コンピュータ文化の批判的検討にむけて

    第4章 技術への問い──メディア・リテラシー論の刷新にむけて(飯田 豊)
     1 メディアをめぐる批判的思考の方位
     2 メディア・リテラシーをめぐる多難
     3 メディアの技術史とリテラシー──ビデオの文化と技術をめぐるジレンマ
     4 批判から協働へ──参加型メディア・リテラシー実践の展開
     5 能力の外在化──メディア・リテラシーの関係論的理解へ


     第Ⅱ部 フォルム/フォーマットとしてのメディア

    第5章 フォーマット理論──着メロと着うたの差異にみるMIDI規格の作用(日高良祐)
     1 メディ技術におけるフォーマット
     2 メディアリティーとフォーマット
     3 MIDI規格をめぐるメディアリティー
     4 着メロと着うたにおけるフォーマットの緊張関係
     5 フォーマット理論からの前進

    第6章 ゲーム研究──ゲームが「メディア」であるとはいかなる意味か(吉田 寛)
     1 マクルーハンとゲーム
     2 リメディエーション理論とゲーム
     3 デジタルゲームはなにを媒介するか
     4 メタゲーム的再媒介化──「内爆発」するデジタルゲーム

    第7章 モバイル・メディア研究──方法としての触覚(金 暻和)
     1 メディア経験と触覚
     2 身体という問いの位置づけ
     3 触覚の概念的検討
     4 ケータイ小説の事例から
     5 ポストメディア・セオリーにおける触覚

    第8章 映像理論──デジタル時代のインデックス性(門林岳史)
     1 アナログ写真のインデックス性
     2 デジタル写真にインデックス性はあるか
     3 アルゴリズム的インデックス性


     第Ⅲ部 欲望としてのメディア

    第9章 デジタル・ファンダム研究の射程──非物質的労働と時間感覚にみる「フルタイム・ファンダム」(大尾侑子)
     1 デジタル・ファンダムをめぐる「労働」と時間感覚
     2 インターネット時代のファン研究
     3 「ギフト」の交換にみるデジタル・ファンダム
     4 アテンション・エコノミーとファン活動
     5 「フルタイム・ファンダム」とメディア研究への視点
     6 ポスト・メディア的状況における「ファン」概念の有用性

    第10章 デジタルメディア時代の有名性──〈アニメーション〉としてのバーチャルYouTuber(北村匡平)
     1 セレブリティ研究とはなにか
     2 有名人のメディア史的変遷
     3 有名人とインターネット
     4 〈アニメーション〉としてのVTuber
     5 バーチャルYouTuberの系譜学
     6 VTuberとメディア・エコロジー

    第11章 イメージの生態学──プラットフォームに生息するイメージ(増田展大)
     1 商品を注文したのは誰か
     2 プラットフォームを解剖する
     3 生きているイメージ
     4 プラットフォームとイメージが出会うところ


     第Ⅳ部 メディアのアルケオロジー

    第12章 メディア考古学──ポストメディア理論のための三つのプログラム(大久保 遼)
     1 メディア考古学とはなにか
     2 技術か社会か──フーコーの再読
     3 歴史か理論か──両輪による再編
     4 メディア技術の考古学
     5 メディア理論の考古学
     6 メディア社会の考古学

    第13章 プリントメディアの技術史──DTPとドキュメントの生産をめぐって(堀口 剛)
     1 「ドキュメント」が遍在する風景
     2 「ドキュメント」の生産とDTP
     3 DTP概念の誕生と日本への輸入
     4 DTPの普及と印刷会社の苦境
     5 2000年代における印刷業の展開──印刷通販と同人印刷をめぐって
     6 「印刷文化」の記述から「ドキュメント」の記述へ

    第14章 プラットフォームと選択──レンタルビデオ店の歴史社会学(近藤和都)
     1 メディアの分配システムを問う意義
     2 量のメディア論
     3 初期レンタルビデオ店の経営条件
     4 モノとしてのビデオという制約
     5 ロードサイドの大規模店と情報ネットワーク技術
     6 プラットフォームの歴史社会学にむけて

    第15章 傍流のメディア思想──欲望機械の離接的総合というクッション( 伊藤 守)
     1 技術への問い
     2 マシーン=機械とはなにか
     3 技術性機械
     4 主体性を生産する欲望機械
     5 情報の移動・流通過程における離接的総合の問題
     6 メディア思想のアルケオロジー


    あとがき
    索引
  • 出版社からのコメント

    従来の研究にパラダイムシフトともいえる変容が生じつつある状況に照準すべくバージョンアップされた既存理論と新たな理論を概説
  • 内容紹介

    ソーシャルメディアの浸透やAI技術の社会的利用は、メディア環境を支えるインフラストラクチャー、メディアと身体のインターフェイス、メディア行動の時空間的な編成を劇的なまでに変容させている。
    本書は、このポストメディア状況と呼べる現代的なメディア生態系の特徴をあきらかにするために、これまでの分析の視角や方法を抜本的に見直し、バージョンアップしていく。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    伊藤 守(イトウ マモル)
    1954年生まれ。1989年法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程満期退学。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授
  • 著者について

    伊藤 守 (イトウ マモル)
    2024年1月現在
    早稲田大学教育・総合科学学術院教授

ポストメディア・セオリーズ―メディア研究の新展開 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:伊藤 守(編著)
発行年月日:2021/03/31
ISBN-10:4623091120
ISBN-13:9784623091126
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:388ページ ※378,10P
縦:21cm
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