保津川―角倉了以伝 [単行本]

保津川―角倉了以伝 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  秀吉から家康、京から江戸への政庁移行、京は廃れると誰もが思った。朱印船貿易で巨万の富を得た角倉了以は一族の反対を押し切って、この富を保津川の改修工事につぎ込む。京と丹波を舟運で結び物流を盛んにして京の繁栄を絶やさぬためである。江戸幕府初頭の混沌とした世上、様々な苦難を乗り越えて通舟工事に奔走する了以の奮闘を描く。

• 内容紹介

  岩を砕きたい！この一念で、保津川の激流に散在する巨岩撤去に挑んだ者がいた。京の豪商、角倉了以である。歴史に埋もれた知られざる了以の偉業とは。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  西野 喬(ニシノ タカシ)
  １９４３年東京都生まれ。１９６６年東京都に入都。２００４年都庁を定年退職。２０１２年「防鴨河使異聞」で第十三回歴史浪漫文学賞創作部門優秀賞を受賞。２０１６年「黎明の仏師康尚」で第十六回歴史浪漫文学賞特別賞を受賞

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