"方法"としての思想史(法蔵館文庫) [文庫]
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"方法"としての思想史(法蔵館文庫) [文庫]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2021/05/13
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"方法"としての思想史(法蔵館文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「民衆思想史」研究によって学界に大きな足跡を残した安丸良夫は、それまでの歴史学界や当時の日本社会といかに対峙し、そこからいかなる思想史を構想しようとしていたのか。自身の研究や経験を回顧・省察した方法論的論考を中心に収め、その思想的格闘の軌跡を示す。歴史学の有用性が問われつつある現代に、あらためて読まれるべき名著が、待望の文庫化!
  • 目次

    はしがき

    第Ⅰ部 方法への模索
     一 日本マルクス主義と歴史学

     二 方法規定としての思想史
       1 はじめに
       2 『明治精神史』の方法
       3 旧い理論と新しい発見の狹間で
       4 歴史叙述と歴史の方法

     三 『明治精神史』の構想力

     四 「民衆思想史」の立場
       1 「民衆思想史」の登場
       2 「通俗道徳」論批判について
       3 「通俗道徳」の位相
       4 方法論的展望
       5 おわりに

     五 思想史研究の立場―方法論的検討をかねて―

     六 前近代の民衆像
       1 はじめに
       2 どこから始めるか
       3 社会意識の変貌
       4 方法的視圏拡大のために

     七 民衆史の課題について―井上幸治『近代史像の模索』・林英夫『絶望的近代の民衆像』を読む―
       1 はじめに
       2 新たな分析次元の模索―『近代史像の模索』―
       3 民衆像の拡大―『絶望的近代の民衆像』―
       4 状況のなかでの歴史学

     八 史料に問われて

     九 文化の戦場としての民俗

    第Ⅱ部 状況への発言
     十 日本史研究にもっと論争を!

     十一 歴史研究と現代日本との対話―「働きすぎ」社会を手がかりに―
       1 日本史像の変貌
       2 現代日本への眼指し
       3 日本的経営のとらえ方
       4 「働きすぎ」社会の歴史的文脈
       5 歴史と現実の狹間で

     十二 日本の近代化についての帝国主義的歴史観
       1 近代化のとらえ方
       2 近代化の推進主体
       3 「史的唯物論」=経済決定論の批判

     十三 反動イデオロギーの現段階―歴史観を中心に―
       1 イデオロギー闘争と歴史意識
       2 近代化論の役割
       3 あらたな国家主義の論理

     十四 近世思想史研究と教科書裁判―原告側補佐人として出廷して―
       1 検定という砦
       2 「検定史観」について

    解説 『〈方法〉としての思想史』を読む、それぞれの意味
    (谷川 穣)
  • 出版社からのコメント

    安丸史学が対峙し、目指したものとは。自身の研究を回顧・省察した論考を中心に収め、その思想的格闘の軌跡を示す歴史学徒必読の書。
  • 内容紹介

    いまこそ、歴史学にもっと論争を!

    「民衆思想史」研究によって学界に大きな足跡を残した安丸良夫は、それまでの歴史学界や当時の日本社会といかに対峙し、そこからいかなる思想史を構想しようとしていたのか。

    自身の研究や経験を回顧・省察した方法論的論考を中心に収め、その思想的格闘の軌跡を示す。

    歴史学の有用性が問われつつある現代に、あらためて読まれるべき名著が待望の文庫化。解説=谷川 穣

    ※本書は1996年5月に校倉書房より刊行された書籍の文庫版です。

    【目 次】
    はしがき
    第Ⅰ部 方法への模索
     一 日本マルクス主義と歴史学
     二 方法規定としての思想史
     三 『明治精神史』の構想力
     四 「民衆思想史」の立場
     五 思想史研究の立場―方法論的検討をかねて―
     六 前近代の民衆像
     七 民衆史の課題について―井上幸治『近代史像の模索』・林英夫『絶望的近代の民衆像』を読む―
     八 史料に問われて
     九 文化の戦場としての民俗

    第Ⅱ部 状況への発言
     十 日本史研究にもっと論争を!
     十一 歴史研究と現代日本との対話―「働きすぎ」社会を手がかりに―
     十二 日本の近代化についての帝国主義的歴史観
     十三 反動イデオロギーの現段階―歴史観を中心に―
     十四 近世思想史研究と教科書裁判―原告側補佐人として出廷して―

    解説 『〈方法〉としての思想史』を読む、それぞれの意味
    (谷川 穣)

    図書館選書
    安丸史学が対峙し、目指したものとは――。自身の研究や経験を回顧・省察した論考・時評を中心に収め、その思想的格闘の軌跡を示す。歴史学の有用性が問われつつある現代に、あらためて読まれるべき名著。解説=谷川穣
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    安丸 良夫(ヤスマル ヨシオ)
    1934年富山県に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。名城大学法商学部助教授を経て、一橋大学教授、早稲田大学大学院客員教授を歴任。2016年歿。著書多数
  • 著者について

    安丸 良夫 (ヤスマル ヨシオ)
    1934年富山県に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。名城大学法商学部助教授を経て、一橋大学教授、早稲田大学大学院客員教授を歴任。2016年歿。著書に『日本の近代化と民衆思想』(青木書店、のち平凡社ライブラリー)、『神々の明治維新』(岩波書店)など多数。

    谷川 穣 (タニガワ ユタカ)
    1973年京都市生まれ。2002年京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修認定退学。現在、京都大学大学院文学研究科教授。専門は日本近代史。著書に『明治前期の教育・教化・仏教』(思文閣出版、2008年)、共編著に『講座明治維新11 明治維新と宗教・文化』(有志舎、2016年)、『「甲子園」の眺め方―歴史としての高校野球―』(小さ子社、2018年)など。

"方法"としての思想史(法蔵館文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:安丸 良夫(著)
発行年月日:2021/05/15
ISBN-10:4831826227
ISBN-13:9784831826220
判型:新書
発売社名:法藏館
対象:教養
発行形態:文庫
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:366ページ
縦:15cm
厚さ:2cm
重量:212g
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