問題=物質(マター)となる身体―「セックス」の言説的境界について [単行本]
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問題=物質(マター)となる身体―「セックス」の言説的境界について [単行本]

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出版社:以文社
販売開始日: 2021/05/19
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問題=物質(マター)となる身体―「セックス」の言説的境界について の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「セックス」「ジェンダー」「クィア」「人種」をめぐる、言説と身体の物質性への問いかけ。
  • 目次

    日本語版への序文
    謝 辞
    序 文
    序 章

    第一部
    第一章 問題=物質となる身体
    第二章 レズビアン・ファルスと形態的想像界
    第三章 《幻想》的同一化とセックスの引き受け
    第四章 ジェンダーは燃えている――我有化と転覆の問い

    第二部
    第五章 「横断危険」――ウィラ・キャザーの男性的名前
    第六章 パッシング、クィアリング――ネラ・ラーセンの精神分析的挑戦
    第七章 現実界と論争する
    第八章 批判的にクィア



    すべての理論はマイノリティ性へと生成変化しなければならないーー『問題=物質となる身体』解説(佐藤嘉幸)

    訳者あとがき
  • 出版社からのコメント

    セックス、ジェンダー、人種、クィアをめぐる身体の物質性を問題化した、『ジェンダー・トラブル』に次ぐバトラーのもうひとつの主…
  • 内容紹介

    『ジェンダー・トラブル』によって明らかにされた権力と言説によるジェンダー形成の過程。ジェンダー/クィアに関する理論書である同書は、フェミニズムやジェンダー、クィア・スタディーズにおいて画期をなすと同時に、多くの物議を醸した。

    「ジェンダー」と同じく、「セックス」は言説によって構築されるものなのか。そのとき、身体の物質性はいかに理解されるのか。
    本書は、『ジェンダー・トラブル』へ寄せられた批判に応答した、その続編であり、バトラーの「もうひとつの主著」である。

    本書の原題 Bodies That Matter における"Matter"は「問題=物質」という二重の意味を持つ。これを強調して邦題は『問題=物質(マター)となる身体』とした。

    アルチュセールの「呼びかけ」、オースティンの「行為遂行性」、フロイト/ラカンの「身体的自我」「ファルス」、フーコーの「系譜学」「主体化=服従化」、デリダの「脱構築」「ファルス=ロゴス中心主義」、イリガライ/デリダの「コーラ」、クリステヴァの「アブジェクション」など多くの思想家・著述家を参照しながら、規範的権力によって構築されるセックス、ジェンダー、人種などの既存の境界を撹乱する試み。

    近年、改めて注目が高まるフェミニズムやLGBTQ、ブラック・ライヴズ・マターに代表される「人種」の問題にも接続しうる現代の理論書。

    図書館選書
    「セックス」を含む身体は、いかに構築されるのか。その物質性と言説の境界を系譜学的に再検討し、権力と主体、言説と身体の結びつきを考察する、名著『ジェンダー・トラブル』に次ぐジュディス・バトラーのもうひとつの主著。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    バトラー,ジュディス(バトラー,ジュディス/Butler,Judith)
    カリフォルニア大学バークレー校教授

    佐藤 嘉幸(サトウ ヨシユキ)
    筑波大学人文社会系准教授。京都大学大学院経済学研究科博士課程を修了後、パリ第10大学で博士号(哲学)取得。専門は哲学/思想史
  • 著者について

    ジュディス・バトラー (ジュディス バトラー)
    カリフォルニア大学バークレー校教授。主な著書に『ジェンダー・トラブル――フェミニズムとアイデンティティの撹乱』『アンティゴネーの主張――問い直される親族関係』(以上、竹村和子訳、青土社)、『アセンブリ――行為遂行性・複数性・政治』(佐藤嘉幸・清水知子訳、青土社)、『分かれ道――ユダヤ性とシオニズム批判』(大橋洋一・岸まどか訳、青土社)、『権力の心的な生――主体化=服従化に関する諸理論』『自分自身を説明すること――倫理的暴力の批判』(以上、佐藤嘉幸・清水知子訳、月曜社)、『生のあやうさ――哀悼と暴力の政治学』(本橋哲也訳、以文社)、『戦争の枠組――生はいつ嘆きうるものであるのか』(清水晶子訳、筑摩書房)、『触発する言葉――言葉・権力・行為体』(竹村和子訳、岩波書店)、『欲望の主体――ヘーゲルと二〇世紀フランスにおけるポスト・ヘーゲル主義』(大河内泰樹・岡崎佑香・岡崎龍・野尻英一訳、堀之内出版)、『偶発性・ヘゲモニー・普遍性――新しい対抗政治への対話』(エルネスト・ラクラウ、スラヴォイ・ジジェクとの共著、竹村和子・村山敏勝訳、青土社)、『国家を歌うのは誰か?――グローバル・ステイトにおけ…

    佐藤嘉幸 (サトウ ヨシユキ)
    筑波大学人文社会系准教授。京都大学大学院経済学研究科博士課程を修了後、パリ第10大学大学院で博士号(哲学)取得。専門は哲学/思想史。著書に『権力と抵抗--フーコー・ドゥルーズ・デリダ・アルチュセール』、『新自由主義と権力--フーコーから現在性の哲学へ』、『脱原発の哲学』(田口卓臣との共著)(以上、人文書院)、『三つの革命--ドゥルーズ=ガタリの政治哲学』(廣瀬純との共著、講談社選書メチエ)、『ミシェル・フーコー『コレージュ・ド・フランス講義』を読む』(立木康介との共編著、水声社)。訳書に、ミシェル・フーコー『ユートピア的身体/ヘテロトピア』(水声社)、ジャック・デリダ『獣と主権者II』(白水社、西山雄二らとの共訳)など。

    竹村和子 (タケムラ カズコ)
    元お茶の水女子大学大学院人間文化研究科教授。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。筑波大学大学院博士課程退学。人文科学博士。琉球大学名誉博士。専門は英語圏文学、批評理論。2011年死去。主な著書に『境界を撹乱する――性・生・暴力』『愛について――アイデンティティと欲望の政治学』、『思考のフロンティア フェミニズム』(以上、岩波書店)、『文学力の挑戦 ――ファミリー・欲望・テロリズム』(研究社)、『彼女は何を視ているのか――映像表象と欲望の深層』(作品社)、『かくも多彩な女たちの軌跡』『女というイデオロギー』(以上、海老根静江との共編著、南雲堂)など。

    越智博美 (オチ ヒロミ)
    専修大学国際コミュニケーション学部教授。お茶の水女子大学博士号(人文科学)取得。専門はアメリカ文学、文化。著書に『カポーティ--人と文学』(勉誠出版)、『モダニズムの南部的瞬間--アメリカ南部詩人と冷戦』(研究社)、『ジェンダーから世界を読むII』(中野知律との共編著、明石書店)、『ジェンダーにおける「承認」と「再分配」--格差、文化、イスラーム』(河野真太郎との共編著、彩流社)。訳書にコーネル・ウェスト『民主主義の問題』(三浦玲一、松井優子との共訳、法政大学出版会)など。

問題=物質(マター)となる身体―「セックス」の言説的境界について の商品スペック

商品仕様
出版社名:以文社
著者名:ジュディス バトラー(著)/佐藤 嘉幸(監訳)
発行年月日:2021/05/18
ISBN-10:4753103625
ISBN-13:9784753103621
判型:B5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:425ページ
縦:22cm
その他: 原書名: Bodies That Matter〈Butler,Judith〉
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