旧約における超越と象徴―解釈学的経験の系譜 増補新装版 [単行本]
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旧約における超越と象徴―解釈学的経験の系譜 増補新装版 [単行本]

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出版社:東京大学
販売開始日: 2021/05/26
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旧約における超越と象徴―解釈学的経験の系譜 増補新装版 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    象徴としての旧約の解釈を通して、超越の顕現する時処を問う。英訳によって国際的評価も高い初版をめぐる国内外の論評22篇に、ダイナミックな応答と考察を付した増補版。日本学士院賞・和辻哲郎文化賞受賞。
  • 目次

    序 説

    第一章 十戒の旧約学的解釈と倫理学的根拠づけ
      一 第六戒から第九戒をめぐって
      ニ 第六戒から第九戒の根拠づけの試み――カントから和辻へ
      三 第六戒から第九戒の根拠づけ再考――和辻説への疑問
      四 第一戒から第四戒をめぐって
      五 第五戒と第十戒をめぐって
      六 問題の所在
      七 倫理的命法の旧約的根拠づけ

    第二章 ニヒリストとしてのコーヘレス
      一 研究の現況と課題
      ニ ニヒリズムの概念規定――ニーチェ,ハイデッガーに依拠しつつ
      三 ニヒリスト・コーヘレス
      四 ニヒリズムの想点から見たコーヘレスの思想
      五 要約と展望

    第三章 ダビデにおける罪と赦し,そして償い――サムエル記下一二章と詩篇五一篇を中心に
     緒論 ヘブライ・ギリシア歴史理解の比較をめぐって
      一 波多野説瞥見
      ニ コリングウッド説瞥見
      三 中間考察
      四 波多野説再検討――トゥキュディデスは反証とならないか
      五 コリングウッド説再検討――ダビデ王位継承史は反証とならないか
      六 暫定的結論と展望
     I サムエル記一二章の場合
      一 ヘブライ的正統的解釈――ヘルツベルク説紹介
      ニ ギリシア的異端的解釈――試論
     II 詩篇五一篇の場合
      一 詩篇五一篇試訳
      ニ ギリシア的理解に基づくいくつかの疑問
      三 グールダー説紹介
      四 グールダー説検討
      五 詩篇五一篇私解――象徴の解釈学的試論
      六 結び――解釈の葛藤を経て

    第四章 アダム神話の象徴論的解釈
      一 リクールのアダム神話解釈
      ニ アダム神話の私訳と註釈
      三 アダム神話私解
      四 終わりに

    第五章 第二イザヤ書における代贖思想の成立――編集史的考察
     I 苦難の神義論をめぐって
      一 ヴェーバーの苦難の神義論をめぐる問題定位
      ニ 編集史的仮説の呈示
      三 編集各層における救済理解の位相
      四 編集各層における罪理解の位相
      五 編集各層における普遍主義の位相(抄)
      六 編集史的仮説の修補――結論I
      七 苦難の神義論再考――結論II
     II 代贖をめぐって
      一 第(四)詩の僕像をめぐる研究史の批判的瞥見
      ニ 問題の所在
      三 第(四)の僕の詩編集史試論
      四 代贖再考――本書全体の結びに
      五 二つの補論

    増補版研究ノート 論評と応答――四半世紀の影響作用史を顧みて
    プロローグ
    第一章 本書論評史の瞥見
     I 書評
     II 論及
     III 選評
    第二章 論評への応答の試み
     I 関根正雄氏へ
     II アダム神話解釈をめぐって
     III 中川久定氏へ
     IV 泉治典氏へ
     V 今道友信氏へ
     VI 再び今道氏へ――新約聖書の代贖をめぐって
     VII 再び泉氏へ,そして小林孝吉氏へ――新約聖書の再臨をめぐって
     VIII 歴史学的解釈と哲学的解釈の相補性
    エピローグ

    増補版後書き
  • 内容紹介

    象徴としての旧約テクストの解釈を通して,超越の顕現する時処を問う.神がいつ,どこに現われるかの象徴分析から,代贖思想の成立にいたる旧約思想を解明.ヘブライ語原典の本文批判に出発し,その倫理学的な根拠づけを試みる.英訳によって国際的評価も高い初版をめぐる,国内外の論評22篇を参看しつつ,ダイナミックな応答と考察を展開した「増補版研究ノート」を追補.【日本学士院賞/和辻哲郎賞受賞】
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    関根 清三(セキネ セイゾウ)
    1950年、東京生。東京大学文学部倫理学科卒業、同大学院人文社会系研究科倫理学専攻博士課程修了(博士(文学))。ミュンヘン大学プロテスタント神学部旧約聖書学専攻博士課程修了(Dr.Theol.)。北海道大学文学部助教授、東京大学大学院人文社会系研究科教授、ウィーン大学客員教授、放送大学客員教授、旧約学会会長、倫理学会会長などを経て、東京大学名誉教授、聖学院大学大学院特命教授、日本アスペン研究所理事。著書に『内村鑑三 その聖書読解と危機の時代』(筑摩選書、毎日出版文化賞受賞)ほか

旧約における超越と象徴―解釈学的経験の系譜 増補新装版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:関根 清三(著)
発行年月日:2021/05/20
ISBN-10:4130101501
ISBN-13:9784130101509
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:倫理学
言語:日本語
ページ数:633ページ ※568,65P
縦:22cm
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