メディアとメッセージ―社会のなかのコミュニケーション(シリーズ メディアの未来) [単行本]
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メディアとメッセージ―社会のなかのコミュニケーション(シリーズ メディアの未来) [単行本]

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出版社:ナカニシヤ出版
販売開始日: 2021/04/19
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メディアとメッセージ―社会のなかのコミュニケーション(シリーズ メディアの未来) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    多種多様なメディアは何を変えたのか。メッセージは今、どのようにつくられ、流通し、受容されているのかを多角的に考察する。
  • 目次

    まえがき:コミュニケーションの地殻変動

    第I部 「メディア」と「テクノロジー」から考えるメッセージ産出

    第1章 デジタルメディアが運ぶものとは何か:シミュレートされる「メディウム」と「コンテンツ」の輪郭(松本健太郎)

    1 はじめに
    2 「メディアはメッセージである」のか?:メタ・メディアとしてのスマートフォン
    3 デジタル化=「メディアのコンピュータ化」
    4 アプリを横断するコンテンツ:スマートフォンのなかのメディアミックス的越境性
    5 アプリ操作のプロセスに介在する二重の透明性
    6 結びにかえて:さまよう指先とその先にあるもの

    第2章 「インスタ映え」消費の背景:テレビ化するスマホ(鈴木謙介)

    1 はじめに:ソーシャル・メディアと画像の消費
    2 低関与の消費者による画像検索
    3 「情報源」としてのスマートフォン
    4 結びにかえて

    第3章 ソーシャル・メディアと「関心の経済学」:メッセージの制作から流通の時代へ(金暻和)

    1 はじめに:「バカッター」は本当に馬鹿なのか
    2 ネット,素人も発信する時代へ
    3 UCCからUDCへ
    4 フィルターバブルが必要な事情
    5 「関心の経済学」(economy of attention)
    6 「関心の経済学」が働くソーシャル・メディア
    7 結びにかえて:ソーシャル・メディアと新しい枠組み

    第4章 フォトジェニック・イスラームが開示する神の真理:デジタル空間におけるイスラーム的コミュニケーションの宗教的真正性(安田 慎)

    1 はじめに
    2 ダブル・コンティンジェンシーが誘発するコミュニケーション/ネットワーク/コミュニティ
    3 ダブル・コンティンジェンシーのなかでのフォトジェニック・イスラーム
    4 結びにかえて


    第II部 「共同性」と「パフォーマンス」から考えるメッセージ産出

    第5章 参加型観光とその時代:「みる」から「する」へ (高岡文章)

    1 奇妙な観光地・渋谷スクランブル交差点
    2 観光現象における「みる」から「する」へ
    3 観光研究における「みる」から「する」へ
    4 参加型社会という隘路
    5 観光のパフォーマティヴィティ:「みる」から「する」へ,を越えて

    第6章 観光をめぐるメディア・メッセージ:「ブランド」の視点からの観光コミュニケーション分析(岡本 健)

    1 はじめに:観光におけるコミュニケーション
    2 観光資源とブランド
    3 ブランドと製品,消費者
    4 ブランドをめぐるメッセージの解釈
    5 多層的なメッセージのやりとり:「ゆるキャラ」と「地域PR動画」
    6 結びにかえて

    第7章 中国におけるソーシャル・メディアの現状:ソーシャル・メディアの利用と,そこから派生する共同性(黄碧波)

    1 はじめに:中国におけるソーシャル・メディアの分類
    2 中国におけるソーシャル・メディアのおもな特徴
    3 中国におけるソーシャル・メディアの利用と影響
    4 結びにかえて


    第III部 「コミュニケーション」と「レトリック」から考えるメッセージ産出

    第8章 批判的レトリックとメッセージ産出:レトリック的介入と身体性(師岡淳也)

    1 はじめに
    2 レトリック批評と(しての)批判的レトリック
    3 身体化されたパフォーマンスとしてのレトリック
    4 レトリック的介入としてのパフォーマンス
    5 結びにかえて

    第9章 ゲームの意味とメッセージ:近代日本における囲碁とナショナリズム(ダグラス・シュールズ)

    1 はじめに:「議論」としてのゲーム
    2 ゲームと言説へのアプローチ:その背景の概要
    3 近代日本のナショナリズムとアイデンティティ
    4 結びにかえて

    第10章 社会実践としてのディベート:教育ディベートと社会との接点(田島慎朗)

    1 はじめに
    2 競技と個人能力の育成
    3 公共益に資する
    4 社会との交差

    第11章 現代メディア環境と公的メッセージ:「保育園落ちた日本死ね!!!」がわれわれに投げかける挑戦をめぐって(小西卓三)

    1 はじめに:コミュニケーションモデルとその限界
    2 「保育園落ちた日本死ね!!!」は〈誰の〉メッセージか
    3 「保育園落ちた日本死ね!!!」は〈どのように理解しうる〉メッセージか
    4 「保育園落ちた日本死ね!!!」は〈いつ・どこで〉発信されたメッセージか
    5 結びにかえて


    第Ⅳ部 「モノ」と「現場」から考えるメッセージ産出

    第12章 アクセシビリティと意味解釈:お笑いコンテンツにおける字幕付与(塙 幸枝)

    1 はじめに
    2 お笑いコンテンツにおける字幕付与
    3 意味解釈をめぐる問題
    4 情報アクセスをめぐる非対称的な関係
    5 アクセシビリティの対象は誰か
    6 結びにかえて


    第13章 図画工作・日本画・美術教育:生きることへとつながる回路(早川 陽)

    1 はじめに:子どもの創作物と学び
    2 小学校の図画工作の位置づけと目標
    3 小学校の図画工作の内容と構成
    4 つくることと見ることの実践
    5 山水画・盆栽・日本式庭園のつながり
    6 学校教育としての美術教育の状況
    7 結びにかえて

    第14章 物理的メタファーとしての建築模型:作者の視点から考察する表現方法とその効果(野口直人)

    1 はじめに:建築模型とは何か
    2 メタファーとしての建築模型
    3 展覧会における建築模型
    4 彫刻作品としてのラウレンツィアーナ図書館階段室模型(ミケランジェロ展)
    5 状況をつくりだすイビラプエラ公園模型(オスカー・ニーマイヤー展)
    6 結びにかえて:作品としての建築模型

    第15章 大学教育におけるメッセージ産出:「空気」のメタファーを起点として(板場良久)

    1 はじめに:メディア教育の理念
    2 メディア教育の目標と実践1:文献読解と講義参加
    3 メディア教育の目標と実践2:メディア・リテラシーの教育的意味・理念
    4 メディア教育の目標と実践3:映像のスクリーニングと制作
    5 結びにかえて:大学におけるメディア教育
  • 出版社からのコメント

    多種多様なメディアは何を変えたのか。メッセージは今、どのようにつくられ、流通し、受容されているのかを多角的に考察する
  • 内容紹介

    現代社会において多種多様なメディアは私たちの何を変えたのか
    メッセージは今、どのようにつくられ、流通し、受容されているのか、多角的に考察し、メディア研究とコミュケーション研究の現在知/現在地を浮かびあがらせる


    本書は「メッセージの産出・流通・受容」というメディア学およびコミュニケーション学の双方にとって重要な課題を,現代社会の諸相に関連づけながら多角的に考察するために企画されました。そして現代社会における「メッセージの産出(message production)」に焦点をあてることで,メディア研究とコミュケーション研究の現在知/現在地を浮かびあがらせることを企図しています。(「まえがき」より)



    執筆者紹介(*は編者)

    松本健太郎*(まつもと けんたろう)
    二松学舎大学教授
    担当:第1章

    鈴木謙介(すずき けんすけ)
    関西学院大学准教授
    担当:第2章

    金暻和(キム キョンファ)
    神田外語大学准教授
    担当:第3章

    安田 慎(やすだ しん)
    高崎経済大学准教授
    担当:第4章

    高岡文章(たかおか ふみあき)
    立教大学教授
    担当:第5章

    岡本 健(おかもと たけし)
    近畿大学准教授
    担当:第6章

    黄碧波(コウ ヘキハ)
    安徽広播影視職業技術学院講師
    担当:第7章

    師岡淳也(もろおか じゅんや)
    立教大学教授
    担当:第8章

    ダグラス・シュールズ(Douglas Schules)
    立教大学准教授
    担当:第9章

    田島慎朗(たじまのりあき)
    神田外語大学准教授
    担当:第10章

    小西卓三*(こにし たくぞう)
    昭和女子大学准教授
    担当:第11章

    塙 幸枝(ばん ゆきえ)
    神田外語大学専任講師
    担当:第12章 

    早川 陽(はやかわ よう)
    昭和女子大学准教授
    担当:第13章

    野口直人(のぐち なおと)
    東海大学助教
    担当:第14章

    板場良久(いたば よしひさ)
    獨協大学教授
    担当:第15章
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小西 卓三(コニシ タクゾウ)
    昭和女子大学准教授

    松本 健太郎(マツモト ケンタロウ)
    二松学舎大学教授
  • 著者について

    小西 卓三 (コニシ タクゾウ)
    昭和女子大学准教授

    松本 健太郎 (マツモト ケンタロウ)
    二松学舎大学文学部都市文化デザイン学科教授,日本記号学会理事,観光学術学会理事,日本コミュニケーション学会理事。おもな業績に『デジタル記号論――「視覚に従属する触覚」がひきよせるリアリティ』(新曜社,2019),『ロラン・バルトにとって写真とは何か』(ナカニシヤ出版,2014)などがある。

メディアとメッセージ―社会のなかのコミュニケーション(シリーズ メディアの未来) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ナカニシヤ出版 ※出版地:京都
著者名:小西 卓三(編)/松本 健太郎(編)
発行年月日:2021/03/30
ISBN-10:4779514800
ISBN-13:9784779514807
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:241ページ
縦:19cm
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