災害とたたかう大名たち(角川選書) [全集叢書]
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災害とたたかう大名たち(角川選書) [全集叢書]

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出版社:KADOKAWA
販売開始日: 2021/04/23
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災害とたたかう大名たち(角川選書) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    地震・火事・水害・干魃・疫病…度重なる危機に大名たちはどう立ち向かったのか。幕府安定化に尽力した外様大藩・藤堂藩の記録を中心に、対応を読み解く。見えてきたのは、時に重い租税を課しながらも、有事には財政を傾けてまで行われる迅速な支援だった。藩主と領民との間に醸成された信頼関係は、財政強化による自立の原動力となり、雄藩の登場によって、幕藩体制は終焉へと至る―時代の転換を読み解く、新視点!
  • 目次

     はじめに──災害からなにを学ぶか
       災害学への期待/国家と災害/藩主と領民の絆 など

    第一部 行政としての災害復興

    第一章 領民を救う藩
     1 安政大地震の直撃
        将軍のお膝元の大地震/直下型大地震の来襲/地震直後の対応/城下町の被害届 など
     2 藩庫を傾けた復旧策
        提示された救済額/下行額の決定/現代の金額に換算すると
     3 藩経営の暗黙知
        大施餓鬼による鎮魂/様々な疫病対策/災害と公共機能 など

    第二章 戦災からの復興
     1 中世の大災害
        寛正大飢饉/明応大地震/民衆自治の限界/戦国大名の災害対策
     2 復興と開発の時代
        城郭の大改修/近世城下町の建設/防災・減災の配慮 など
     3 藩の危機管理
        近世城下町の第一世代/城下町の防火規定/藩祖を祀る城下町祭礼 など

    第三章 藩公儀の誕生
     1 人工の町と村
        町と村の分離の意味/復興拠点としての城下町/郷村の復興 など
     2 町の復旧
        相次ぐ火事/城下町の復旧/藩が管理する近世都市 など
     3 村の復旧
        百姓家屋の再建/領民生活の丸抱え/「公田」の思想 など
     4 藩行政を支えた群像
        寛永大飢饉/防災・減災の時代/神になった名奉行/賢宰の時代

    第二部 災害が歴史を動かす

    第四章 責務としての災害復旧
     1 天下人の思想
        預治思想と災害復旧/近世都城と税制/幕藩官僚制とは何か など
     2 藩の思想
        高虎の統治思想/百姓成り立ち/藩構造の根幹をつくる など
     3 前期明君の登場
        藩主と「国民」/郷士制採用の意義/農業を支える「国家」 など

    第五章 災害と藩の自立
     1 「国家」と「国民」の時代 
        「御国」への貢献/「国土まさかの時」/藩行政の深化 など
     2 災害が突きつけた難題
        災害がもたらしたもの/浅間山大噴火/藩自立化への動き
     3 後期明君の限界
        藩政改革と明君/寛政一揆の勃発/藩政改革の矛盾 など
     4 預治思想の終焉
        幕藩体制の危機/大政委任論の台頭/「天」とはなにか など

     むすび──流動化する国家 
        災害と藩「国家」/御救いとはなにか/幕末を招いた災害連鎖 など

     参考文献
  • 出版社からのコメント

    危機を乗切る政治手腕。藩の自立から雄藩の出現へ、時代の転換を読み解く!
  • 内容紹介

    地震・火事・水害・干魃・疫病……度重なる危機に大名たちはどう立ち向かったのか。幕府安定化に尽力した外様大藩・藤堂藩の記録を中心に、対応を読み解く。見えてきたのは、時に重い租税を課しながらも、有事には財政を傾けてまで行われる迅速な支援だった。藩主と領民との間に醸成された信頼関係は、財政強化による藩の自立の原動力となり、雄藩の登場によって、幕藩体制は終焉へと至る――時代の転換を読み解く、新視点!



    【目次】

    はじめに──災害からなにを学ぶか

    第一部 行政としての災害復興

    第一章 領民を救う藩
     1 安政大地震の直撃
     2 藩庫を傾けた復旧策
     3 藩経営の暗黙知

    第二章 戦災からの復興
     1 中世の大災害
     2 復興と開発の時代
     3 藩の危機管理

    第三章 藩公儀の誕生
     1 人工の町と村
     2 町の復旧
     3 村の復旧
     4 藩行政を支えた群像

    第二部 災害が歴史を動かす

    第四章 責務としての災害復旧
     1 天下人の思想
     2 藩の思想
     3 前期明君の登場

    第五章 災害と藩の自立
     1 「国家」と「国民」の時代 
     2 災害が突きつけた難題
     3 後期明君の限界
     4 預治思想の終焉

    むすび──流動化する国家 

    参考文献

    図書館選書
    災害に見舞われ続けた江戸時代、藩主たちはどのように領国を復興させたのか。相次ぐ危機を乗り越え、領民との間に醸成された信頼関係が、財政強化による自立の原動力となっていく。時代の転換を読み解く、新視点!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    藤田 達生(フジタ タツオ)
    1958年、愛媛県生まれ。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。学術博士。現在は三重大学副学長、教育学部・大学院地域イノベーション学研究科教授
  • 著者について

    藤田 達生 (フジタ タツオ)
    1958年、愛媛県生まれ。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。学術博士。三重大学副学長、教育学部・大学院地域イノベーション学研究科教授。『信長革命―「安土幕府」の衝撃』(角川選書)、『藤堂高虎論─初期藩政史の研究』『天下統一論』(塙書房)、『本能寺の変』(講談社学術文庫)、『藩とは何か―「江戸の泰平」はいかに誕生したか』(中公新書)、『明智光秀伝―本能寺の変に至る派閥力学』(小学館)など著書多数。

災害とたたかう大名たち(角川選書) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:KADOKAWA
著者名:藤田 達生(著)
発行年月日:2021/04/23
ISBN-10:4047037087
ISBN-13:9784047037083
判型:B6
発売社名:KADOKAWA
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:252ページ
縦:19cm
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