インターネットとヘイトスピーチ―法と言語の視点から [単行本]
    • インターネットとヘイトスピーチ―法と言語の視点から [単行本]

    • ¥2,64080 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月14日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003419999

インターネットとヘイトスピーチ―法と言語の視点から [単行本]

中川 慎二(編著)河村 克俊(編著)金 尚均(編著)
価格:¥2,640(税込)
ゴールドポイント:80 ゴールドポイント(3%還元)(¥80相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月14日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:明石書店
販売開始日: 2021/04/07
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

インターネットとヘイトスピーチ―法と言語の視点から の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    なぜ国際人権法の枠組みでとらえる必要があるのか、どのような法的規制が有効か、また差別表現の言語的構造はどのようになっているのか、そして言葉の暴力に抗し自己を保つ道徳的義務を果たすことができるのか…、国際的な比較研究、様々な事例検証を踏まえ学際的に考察する。
  • 目次

    はじめに

    巻頭エッセイ SNSと人権[中村一成]

    鼎談 インターネットとヘイトスピーチ――コロナ禍後の世界[辛淑玉、木戸衛一、中川慎二]
     私たちはコロナウィルス感染拡大の時期をどう過ごしたのか
     コロナウィルス感染拡大と外国人差別
     コロナ禍後の世界――ヨーロッパ暮らしの経験から
     メルケルの演説、成熟した政治家の言葉
     文化って不要なものなの?――フライデーズ・フォー・フューチャーの問うているもの
     日本の選民思想、天皇制をどう議論するか

    第1部 法の視点から

    第1章 インターネットとヘイトスピーチ――国際人権法の観点から[申惠丰]
     はじめに
     Ⅰ.人種差別撤廃条約とその国内実施
     Ⅱ.ヨーロッパにおけるヘイトスピーチ禁止規範とそれに基づく対応
     おわりに

    第2章 ヘイトスピーチの社会問題化とヘイトスピーチ解消法[金尚均]
     序 問題
     Ⅰ.インターネット上のヘイトスピーチ
     Ⅱ.ヨーロッパにおける対応
     Ⅲ.ドイツにおける新立法(SNSにおける法執行を改善するための法律)
     Ⅳ.若干のまとめ

    第2部 現場の視点から

    第3章 ドイツ国家社会主義地下組織(NSU)とドイツにおけるヘイトクライムに対する取り組み[オヌール・エツァータ(金尚均訳)]
     はじめに
     Ⅰ.NSU事件の被害者たち
     Ⅱ.制度内で慣例化した人種差別
     Ⅲ.国家社会主義地下組織
     Ⅳ.訴追と訴訟の経過
     Ⅴ.未解明の問題
     Ⅵ.NSU事件からの教訓

     COLUMN 差別を「犯罪」とした川崎市反差別条例の意義[師岡康子]

    第4章 ヘイトスピーチ根絶のための取り組み――鶴橋、ネット、二つの事例から見えるもの[郭辰雄]
     はじめに
     Ⅰ.鶴橋とヘイトスピーチ
     Ⅱ.ヘイトスピーチの被害実態
     Ⅲ.ヘイトスピーチとカウンター
     Ⅳ.確信犯的ヘイトにどう対抗するか
     Ⅴ.ヘイトスピーチ禁止の仮処分
     Ⅵ.反ヘイトスピーチ裁判
     Ⅶ.ネット上のヘイト・差別の法的責任
     Ⅷ.深刻な複合差別の被害を認定
     Ⅸ.より実効性あるヘイトスピーチ規制のために

    第3部 言語と倫理の視点から

    第5章 常態化したヘイトスピーチの恐怖――コミュニケーション・ジャンルからの考察[中川慎二]
     はじめに
     Ⅰ.恐怖の政治――オーストリア自由党議員キックルの扇動する演説
     Ⅱ.ヘイトスピーチはコミュニケーションなのか
     Ⅲ.シュルツ・フォン・トゥーンのコミュニケーション理論
     Ⅳ.ワツラヴィックらのコミュニケーション・モデル
     Ⅴ.インターネットのヘイトスピーチとメディア性
     Ⅵ.差別の意匠――制度内で慣例化した人種差別とスーパーダイバーシティ

    第6章 ヘイトスピーチと互恵性原則――インターネット上のヘイトスピーチについてドイツでの事例をもとに考える[河村克俊]
     はじめに
     Ⅰ.ヘイトスピーチの定義の確認
     Ⅱ.ドイツでのヘイトスピーチの事例
     Ⅲ.言論の自由とその制限
     Ⅳ.ヘイトスピーチと互恵性原則

     年表
     索引

     あとがき

     編者・執筆者紹介.
  • 内容紹介

    SNSでのヘイトスピーチについて、国際人権法からの考察と法的規制が進んでいるヨーロッパとの国際比較、そして人種差別とヘイトスピーチの事件への対応事例を示し、さらに「話し手」ではなく「聞き手」に焦点を当てた「聞こえる声」や差別言論のもつ「多声性」への気づきを促すコミュニケーション論と互恵性原則に基づく倫理学の視点から論じる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    河村 克俊(カワムラ カツトシ)
    関西学院大学法学部および大学院言語コミュニケーション文化研究科教授。専門は西洋近代哲学史、特に18世紀ドイツ哲学

    中川 慎二(ナカガワ シンジ)
    関西学院大学経済学部および大学院言語コミュニケーション文化研究科教授。専門はドイツ語教育、異文化間コミュニケーション、言語教育政策、談話分析、ヘイトスピーチ研究

    金 尚均(キム サンギュン)
    龍谷大学法学部教授。専門は刑法
  • 著者について

    中川 慎二 (ナカガワ シンジ)
    関西学院大学経済学部および大学院言語コミュニケーション文化研究科教授。専門はドイツ語教育、異文化間コミュニケーション、言語教育政策、談話分析、ヘイトスピーチ研究。主な業績に、
    『民主的シティズンシップの育て方』(共著、ひつじ書房、2019年)
    『右翼ポピュリズムに抗する市民性教育』(共著、明石書店、2020年)
    『右翼ポピュリズムのディスコース――恐怖をあおる政治はどのようにつくられるのか』(共訳、ルート・ヴォダック著、明石書店、2019年)など。

    河村 克俊 (カワムラ カツトシ)
    関西学院大学法学部および大学院言語コミュニケーション文化研究科教授。専門は西洋近代哲学史、特に18 世紀ドイツ哲学。主な業績に、
    Spontaneität und Willkür. Der Freiheitsbegriff in Kants Antinomienlehre und seine historischen Wurzeln, Frommann-Holzboog, 1996
    『現代カント研究9 近代からの問いかけ』(共編著、晃洋書房、2004年)
    『新しい視点から見たカント『判断力批判』』(監訳、ゲルノート・ベーメ著、晃洋書房、2018年)など。

    金 尚均 (キム サンギュン)
    龍谷大学法学部教授。専門は刑法。主な業績に、
    『危険社会と刑法』(成文堂、2001年)
    『ドラッグの刑事規制』(日本評論社、2009年)
    『差別表現の法的規制』(法律文化社、2017年)など。

インターネットとヘイトスピーチ―法と言語の視点から の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:中川 慎二(編著)/河村 克俊(編著)/金 尚均(編著)
発行年月日:2021/03/31
ISBN-10:4750351849
ISBN-13:9784750351841
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:242ページ
縦:21cm
他の明石書店の書籍を探す

    明石書店 インターネットとヘイトスピーチ―法と言語の視点から [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!