"戦後知"を歴史化する―歴史論集〈2〉(岩波現代文庫) [文庫]
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"戦後知"を歴史化する―歴史論集〈2〉(岩波現代文庫) [文庫]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2021/05/18
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"戦後知"を歴史化する―歴史論集〈2〉(岩波現代文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    敗戦から現在に至る思考の総体を“戦後知”として把握しようとする企てに、歴史学はいかに関わりうるのか。松本清張、井上ひさし、大江健三郎らの作品から、加藤周一、山口昌男、見田宗介らの思索まで、同時代の想像力を尖鋭に表現する文学や思想の読解を通じて、歴史学を専門知の閉域から解き放つ試み。現代文庫オリジナル編集。
  • 目次

    歴史論集2 まえがき


    問題の入口 なぜ〈戦後知〉を問うのか

    第1章 〈戦後知〉のありか

    第2章 「戦後七〇年」のなかの戦後日本思想
     はじめに
     1 「戦後」を論じる環境と条件
     2 「戦後」の二つの時期区分--直線型と物語型
     3 「悔恨共同体」の内と外
     おわりに


    Ⅰ 「戦後文学」の歴史意識--歴史学からの対峙

    第3章 大佛次郎の明治維新像--半世紀後に読む『天皇の世紀』
     はじめに
     1 大佛次郎の明治維新
     2 大佛次郎の認識と叙述--論点の提示
     3 大佛次郎の作法
     おわりに

    第4章 司馬遼太郎と松本清張
     1 「近代」の明るさと謀略と
     2 歴史に対面するか対峙するか
     3 戦後社会の理念に賭ける
     4 二一世紀の「手持ちの資源」として

    第5章 松本清張の「大日本帝国」--文学者の想像力と歴史家の構想力
     はじめに
     1 一九六〇年代・松本清張へ向かう視線
     2 『象徴の設計』と『火の虚舟』
     3 歴史家の文体をめぐって--むすびにかえて

    第6章 「歴史と文学」の来歴
     はじめに
     1 「歴史と文学」の一九七〇年代
     2 「文学史」というアリーナ


    Ⅱ 「戦後知識人」から「現代知識人」へ

    第7章 「戦後知識人」としての加藤周一
     1 加藤周一(その一)
     2 加藤周一(その二)
     3 戦後を生きた知識人

    第8章 大江健三郎・方法としての「記憶」--一九六五年前後
     1 記憶の場所/場所の記憶
     2 記憶をめぐるテクストとしての『万延元年のフットボール』
     3 記憶と表象
     4 語りの位相--むすびにかえて

    第9章 井上ひさしの「戦後」--出発点、あるいは原点への遡行
     はじめに
     1 作品のなかの「戦後」認識 Ⅰ
     2 作品のなかの「戦後」認識 Ⅱ
     3 「再帰的戦後」

    第10章 「東京裁判三部作」の井上ひさし
     はじめに
     1 「東京裁判三部作」まで
     2 「東京裁判三部作」におけるデモクラシーの構造
     3 「戦後」民主主義者/「後ポスト戦後」民主主義者としての井上ひさし
     おわりに

    第11章 辻井喬のしごと--日中友好の井戸を掘る
     はじめに
     1 さまざまな辻井喬
     2 辻井喬の肖像--小説『彷徨の季節の中で』
     3 辻井喬の中国
     4 辻井喬の主張--『茜色の空』をめぐって


    Ⅲ 「現代思想」への〈転回〉を歴史化する

     第12章 山口昌男の一九七〇年前後--「歴史学的思考」への挑発
     はじめに
     1 国史から「人類学的思考」へ
     2 一九七一年・「知」のモデル
     3 「歴史」への接近とその作法
     おわりに--「八〇年代」の知に向けて

    第13章 見田宗介をめぐってのこと二つ、三つ
     はじめに
     1 一九七〇年代半ばまでの見田宗介
     2 見田宗介と「戦後」認識
     おわりに

    第14章 山之内靖と「総力戦体制」論

    第15章 「日本文化」の文化論と文化史--日本研究の推移
     はじめに--「日本文化論」と「日本文化史」
     1 「日本文化論」の推移をめぐって
     2 「日本文化史」の推移をめぐって
     おわりに


    初出一覧
    解 説……………戸邉秀明
  • 出版社からのコメント

    文学や思想の読解を通じ、歴史学の視角から〈戦後知〉の把握に挑む。現代文庫オリジナル版。解説=戸邉秀明。
  • 内容紹介

    敗戦から現在に至る思考の総体を〈戦後知〉として把握しようとする企てに、歴史学はいかに関わりうるのか。松本清張、司馬遼太郎、大江健三郎らの作品から、加藤周一、山口昌男、見田宗介らの思索まで、同時代の想像力を尖鋭に表現する文学や思想の読解を通じて、歴史学を専門知の閉域から解き放つ試み。現代文庫オリジナル編集。解説=戸邉秀明。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    成田 龍一(ナリタ リュウイチ)
    1951年生まれ。日本女子大学名誉教授。近現代日本史。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士
  • 著者について

    成田 龍一 (ナリタ リュウイチ)
    成田龍一(Ryuichi Narita)
    1951年生まれ。日本女子大学名誉教授。近現代日本史。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。著書に『近現代日本史との対話【幕末・維新─戦前編】』『同【戦中・戦後─現在編】』(集英社新書)、『近現代日本史と歴史学』(中公新書)、『大正デモクラシー』(岩波新書)、『増補「戦争経験」の戦後史』(岩波現代文庫)他多数。

"戦後知"を歴史化する―歴史論集〈2〉(岩波現代文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:成田 龍一(著)
発行年月日:2021/05/14
ISBN-10:4006004338
ISBN-13:9784006004330
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:413ページ
縦:15cm
横:11cm
厚さ:2cm
重量:256g
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