韓国のミドルクラスと朝鮮戦争―転換期としての1990年代と「階級」の変化 [単行本]
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韓国のミドルクラスと朝鮮戦争―転換期としての1990年代と「階級」の変化 [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2021/04/19
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韓国のミドルクラスと朝鮮戦争―転換期としての1990年代と「階級」の変化 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「金」や「労働」だけではなく「民主主義」のために戦った「ネクタイ部隊」の実像。民主化抗争やソウルオリンピック、朝鮮戦争関連番組を通して1990年代の韓国社会を抉り出しながら、ダイナミックなミドルクラスの境界侵犯の実態を「転換期」として分析的に捉え直した文化社会学的アプローチによる朝鮮戦争研究の意欲作。
  • 目次

    序章 ポスト冷戦期韓国のミドルクラスを考えることとは
     1.なぜ1990年代のミドルクラスなのか
     2.ミドルクラスの理論的意味範疇
     3.先行研究の動向
     4.理論のフレームワーク
     5.構成と概要

    第1章 浮き彫りとなったミドルクラス――前景としての1980年代
     1.88ソウルオリンピックの誘致(1981年)と造られるミドルクラス「らしさ」
      1.1 五輪誘致(1981年)と五輪の目標
      1.2 都市開発と「クラス」づくり
      1.3 南北会談決裂と北朝鮮のテロ事件
      1.4 五輪の「国民意識調査」とミドルクラス
     2.民主化運動(1987年)と可視化されたミドルクラスの特徴
      2.1 1980年代のミドルクラスの増加とその性格
      2.2 6月「民主化抗争」とミドルクラス
      2.3 「民衆」と「市民」の間
     3.ポッカリと空いた心の穴と次の1990年代へ――冷戦の終焉と対共産圏政治の転換

    第2章 ミドルクラスと朝鮮戦争の記憶の仕方
     1.民主化運動と問われる「公営」放送の在り方
     2.戦後40年と『韓国戦争』(KBS、1990年)
      2.1 制作背景
      2.2 番組概要
      2.3 ミドルクラスと「まなざし」
      2.4 番組評価
     3.ミドルクラスと「南南葛藤」
     4.新自由主義の試練とミドルクラス

    第3章 「反共捕虜」とイデオロギーの彼方
     1.朝鮮戦争と『76人の捕虜たち』(MBC、1993年6月放送)
      1.1 番組制作背景
      1.2 番組概要
      1.3 戦争捕虜と「76人の戦争捕虜」
      1.4 番組内容
     2.「反共捕虜」と自主棄民
     3.ミドルクラスと「帰国」
     4.ミドルクラスと『廣場』の李明俊――不在する「廣場」が意味するもの

    第4章 グローバル化と脱北者の増加――「離脱」へのまなざしの変化
     1.北朝鮮における転換期としての1990年代――金日成死亡と食糧危機
     2.脱北者への様々な言説
      2.1 「失郷民」から「離散家族」へ
      2.2 「越南帰順者」から「離脱住民」へ
     3.脱北者の増加と言説の変化
      3.1 1990年代の脱北者の増加
      3.2 エンタメ化された脱北者へのまなざし
     4.ミドルクラスと「離脱」

    第5章 新自由主義とネットワーク時代のミドルクラス
     1.グローバル化と「移住」の序列
     2.新自由主義と「資本」としての多文化政策…
     3.「統一」と「平和」の間
     4.新自由主義とネットワーク時代の階級

    終章 ミドルクラスはなぜ問われるのか
     1.戦後40年、1990年代のミドルクラスと「反共」言説の変化(総括と成果)
     2.「和解」の未来へ――「赦し」のアポリアを超えて

     あとがき

     番組テンプレート
     韓国放送局(KBS)における歴代「朝鮮戦争」関連企画番組(テレビドキュメンタリー)一覧
     参考論文及び参考文献
  • 内容紹介

    民主化抗争やソウルオリンピック、朝鮮戦争関連番組を通して1990年代の韓国社会を抉り出しながら、ダイナミックなミドルクラスの境界侵犯の実態を「転換期」として分析的に捉え直した文化社会学的アプローチによる朝鮮戦争研究の意欲作。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    崔 銀姫(サイ ギンキ)
    佛教大学社会学部教授。専門はメディア研究(社会情報学)。東京大学大学院社会文化研究科博士課程中途退学。韓国ソウル大学言論情報研究所客員教授(2010年)
  • 著者について

    崔 銀姫 (チェ ウンヒ)
     佛教大学社会学部教授。専門はメディア研究(社会情報学)。東京大学大学院社会文化研究科博士課程中途退学。韓国ソウル大学言論情報研究所客員教授(2010年)。
     単著に『「反日」と「反共」――戦後韓国におけるナショナリズム言説とその変容』(明石書店、2019年)、『表象の政治学』(明石書店、2017年)(韓国語翻訳版、2018年)、『日本のテレビドキュメンタリーの歴史社会学』(明石書店、2015年)、共著として『社会情報学ハンドブック』(東京大学出版会、2004年)等がある。

韓国のミドルクラスと朝鮮戦争―転換期としての1990年代と「階級」の変化 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:崔 銀姫(著)
発行年月日:2021/04/07
ISBN-10:4750351873
ISBN-13:9784750351872
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:278ページ
縦:20cm
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