新・全訳 須恵村―日本の村 [単行本]
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新・全訳 須恵村―日本の村 [単行本]

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出版社:農山漁村文化協会
販売開始日: 2021/05/17
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新・全訳 須恵村―日本の村 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    アメリカの社会人類学者ジョン・F・エンブリーが日本育ちの妻エラとともに、一九三五(昭和十)年十一月からまる一年、熊本県球磨郡須恵村(現あさぎり町)に滞在し調査した記録の全訳。初版刊行と同時に、戦前では外国人による唯一の人類学的な日本農村研究書としてベストセラーとなり、互助や協同に満ちた「須恵村」の名を世界に知らしめた。
  • 目次

    新・全訳に当たって――訳者前書き  田中 一彦 
    一九六四年版に寄せて リチャード・K・ビアズリー 
    序 A・R・ラドクリフ=ブラウン 
    自 序 ジョン・F・エンブリー 

    第一章 歴史的背景

    第二章 村の組織

    地理的位置 / 須恵村と近隣の町 / 村と部落 / 部落の組織 / 新しい部落の成立 / 協同的な隣保集団(組) / 農産物、器具および機械 / 季節 / 村の専門職人 / 村を一体化する組織 / 人口と転入、転出 / 村民の生活圏の変遷 

    第三章 家族と世帯
    家族と養子縁組 / 世帯 / 寄り合いと宴会 / 民謡と踊り 

    第四章 協同の慣行
    序論 / 責任当番制 ――「組」の仕組み/ 公益的な協同/ 援助の協同(手伝い)/ 交換労働(かったり) / 協同的な信用貸しの団体(講) / 贈答 

    第五章 社会階級と社会集団
    社会階級 / 社会集団 / 社会的制裁/ 忌避 / 不適応者 / 芸者 

    第六章 個人の生活史
    誕生 / 教育と学校 / 思春期 / 徴兵/ 結婚 / 還暦 / 死 

    第七章 宗 教
    序論  / 神道  / 仏教  / 身近な神々 / 石神、彫像、道端の供え物  / 祈祷師  / 憑き物、犬神、狐  / 生涯の三回の重大事にまつわる信仰  / 一年の祭事暦 

    第八章 須恵村の社会組織における
     注目すべき変化

    付 録
    Ⅰ 経済基盤 
    Ⅱ 家計費 
    Ⅲ 納税を奨励する会議でのスピーチの概要 
    Ⅳ 阿蘇部落で溺死した少年の四十九日法要での深田村の真宗僧侶による講話の要約 
    Ⅴ 神道の祝詞と神主の講話 

    参考文献 
    ジョン・フィ・エンブリー関連年譜 
    「非農民の農民発見」として――訳者後書き  田中一彦 
    新・全訳への付録
    「協同」の村・須恵村 エンブリーのスナップ 1935~1936年  
    索引 
  • 出版社からのコメント

    熊本県の一農村を調査した米国人人類学者による、協同活動、自治、家族や教育、生活史、宗教、葬祭など戦前農村の克明な記録。
  • 内容紹介

    太平洋戦争開戦の5年前、熊本県須恵村(現あさぎり町)覚井集落に居を構え、約1年間村を調査したアメリカ人社会人類学者が、田植えなどの協同活動「かったり」や任期制の世話人「主どうり」などボスのいない自治の仕組み、家族構造や教育、宗教、行事などむらの全貌を克明に記録。帰国後の1939年に刊行された“Suye Mura:A Japanese Village”は英語圏における戦前随一の日本農村研究となり、ルース・ベネディクトのベスト&ロングセラー『菊と刀』(46年)の重要な参考資料となった。刊行後80年を経て全容を現す幻の名著。

    第一章 歴史的背景
    第二章 村の組織
    第三章 家族と世帯
    第四章 協同の慣行
    第五章 社会階級と社会集団
    第六章 個人の生活史
    第七章 宗 教
    第八章 須恵村の社会組織における

    図書館選書
    1935年、熊本県須恵村に居を構え、約1年間調査した米国人社会人類学者による、協同活動「かったり」、任期制の世話人「主どうり」など自治の仕組み、家族や教育、生活史、宗教、葬祭など戦前農村の克明な記録。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    エンブリー,ジョン・F.(エンブリー,ジョンF./Embree,John F.)
    1908‐1950。アメリカ・コネティカット州生まれの社会人類学者。トロント大学で人類学修士号取得。シカゴ大学に進み、1935年から1年間、妻・エラとともに熊本県須恵村(現あさぎり町)を調査。帰国後博士号を取得し、39年“Suye Mura:A Japanese Village”を刊行。戦争中は対日政策の要職を歴任。50年12月22日、クリスマスの買い物中、コネティカット州ハムデンで飲酒運転の車にはねられ16歳の娘クレアとともに死去。享年42歳

    田中 一彦(タナカ カズヒコ)
    1947年福岡県瀬高町(現みやま市)生まれ。京都大学経済学部卒。西日本新聞社でパリ支局や東京支社編集長、編集局次長などを歴任。退職後の2011年から2014年まであさぎり町に単身移住し取材・調査、『忘れられた人類学者 エンブリー夫妻が見た“日本の村”』(2017年、忘羊社、地方出版文化賞・功労賞)、『日本を愛した人類学者 エンブリー夫妻の日米戦争』(2018年、同前)を上梓
  • 著者について

    ジョン・F・エンブリー (ジョンエフエンブリー)
    1908年アメリカ・コネティカット州生まれ。社会人類学者。トロント大学で人類学修士号取得。シカゴ大学に進み、1935年から約1年間、妻・エラとともに熊本県須恵村(現あさぎり町)に滞在、農村調査を行なう。帰国後博士号を取得。39年“Suye Mura:A Japanese Village”刊行。50年、42歳のとき、18歳の娘クレアとともに事故死。

    田中一彦 (タナカカズヒコ)
    1947年、福岡県瀬高町(現みやま市)生まれ。京都大学経済学部卒。西日本新聞記者・編集局次長を経て、2011年から2014年まで熊本県あさぎり町に単身移住し取材・調査。著書に『忘れられた人類学者エンブリー夫妻が見た<日本の村>』(忘羊社)など。

新・全訳 須恵村―日本の村 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:農山漁村文化協会
著者名:ジョン・F. エンブリー(著)/田中 一彦(訳)
発行年月日:2021/05/15
ISBN-10:4540201573
ISBN-13:9784540201578
判型:B6
発売社名:農山漁村文化協会
対象:一般
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:429ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:3cm
その他: 原書名: Suye Mura:A Japanese Village〈Embree,John F.〉
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