TINTED LINES [単行本]

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TINTED LINES [単行本]
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TINTED LINES [単行本]

石野郁和(著・文・その他)
価格:¥4,950(税込)
ゴールドポイント:149 ゴールドポイント(3%還元)(¥149相当)
日本全国配達料金無料
出版社:torch press
販売開始日: 2021/04/16
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TINTED LINES [単行本] の 商品概要

  • 出版社からのコメント

    ものごとを分かつ境界をテーマに、モノクロでさまざまな空間や場所をとらえたコンセプチャルな写真集
  • 内容紹介

    ロサンゼルスを拠点とする石野郁和の写真集『TINTED LINES』を刊行いたします。石野は、2017年にMACKから『rowing a tetrapod』を刊行し、2019年には東京都写真美術館で開催された「小さいながらもたしかなこと日本の新進作家 vol.15」に参加するなど、視覚や言語による認識の揺らぎを用いて、さまざまなヒエラルキーを再考する写真作品を発表してきました。「TINTED LINES」は、ロサンゼルスを歩きながら、場所や物事が区切られ、分断されるさまざまなシーンを切り取ることで、新たな視覚言語を生み出しています。見えるものも見えないものも含めて場所を分かつ線、その線が引かれた空間を跨ぐと監視、分類化された社会構造の層が浮き上がり、高級住宅街、再開発地区、公共施設、美術館、郊外、民族や人種によって区切られている地域で、領域や所有権のせめぎ合いが行われています。石野は、身体を使って移動することは境界線を引き直す行為だと捉え、写真でその過程を記録し、構図、光、シークエンスによって、固定化した空間の輪郭を滲ませようと試みます。
     
    写真集は黒を基調とし、まるで映画のワンシーンが流れるように、淡々とイメージの断片がシークエンスとして刻まれています。巻末にはアマンダ・マドックスによる様々な文献から引用によって繋がれた散文のようなテキストが入り、この写真集のコンセプトを体現する世界観を生み出します。また、造本ではビニールカバーに一冊一冊ステッカーが作家の手によって加工され、ディテールまでコンセプトを貫いた本書は、アートピースとしての存在を放ちます。イデオロギーや記号の縫われた線を濁し、内と外の関係性を曖昧にした時、私たちの視点や解釈はどのように揺れ動くのでしょうか?石野の新作を本というプラットフォームを通して体験してみてください。
  • 著者について

    石野郁和 (イシノフミ)
    1984年、兵庫県生まれ。2012年、ロチェスター工科大学卒業。2014年、イェール大学大学院修了。現在ロサンゼルスを拠点とする。2015年、「ジャパンフォトアワード2015」受賞、「キヤノン写真新世紀」佳作。Fraenkel Gallery、FLAG Art Foundation、Houston Center for Photographyなどの展覧会に参加している。2017年に初写真集『Rowing a Tetrapod』(MACK)を刊行。2019年に東京都写真美術館で開催された「小さいながらもたしかなこと日本の新進作家 vol.15」展に参加。2021年に私家版『Index of Fillers』をAssemblyとの共作で出版、またtorch pressより『TINTED LINES』を刊行。

TINTED LINES [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:torch press
著者名:石野郁和(著・文・その他)
発行年月日:2021/04
ISBN-10:4907562284
ISBN-13:9784907562281
判型:規大
発売社名:torch press
対象:一般
発行形態:単行本
内容:写真・工芸
言語:日本語
ページ数:128ページ
縦:27cm
横:23cm
厚さ:2cm
重量:900g
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