ゴリラのきずな―京都市動物園のゴリラファミリー観察記 [単行本]

ゴリラのきずな―京都市動物園のゴリラファミリー観察記 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ずっとゴリラの家族を見つめてきた京都市動物園の長尾さんが、ゴリラの家族の貴重な観察記を話します。たがいのことを気づかう、やさしいゴリラの姿をたくさん紹介してくれます。家族でくらすゴリラたちのふるまいをよく見てみると、わたしたちが学ぶことがたくさんありそうです。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１章　ゴリラはどんな動物？
  第２章　モモタロウファミリーを紹介します
  第３章　父と子―モモタロウ、長男ゲンタロウ、次男キンタロウ
  第４章　母と子―ゲンキ、長男ゲンタロウ、次男キンタロウ
  第５章　家族ってなんだろう
  おわりに　動物園にいる野生動物

• 出版社からのコメント

  京都市動物園でくらすゴリラの家族。家族のなかでのゴリラたちをよく見てみると、わたしたちが学ぶことがたくさんありそうです。

• 内容紹介

  日本の動物園では、個々のゴリラの観察がたくさんされてきました。夫婦のゴリラや親子のゴリラの観察もふえています。　ところが、家族のゴリラの観察となると、ほとんど例がありません。京都市動物園では、父、母、長男、次男の四頭のゴリラが、家族で暮らしています。野生とはことなり、動物園では彼らの生活を、四六時中、間近で観察することができるのです。長尾充徳さんは京都市動物園で、モモタロウを父とする一家をずっと世話し、観察してきた、日本では無二の飼育スタッフです。
  ゴリラの家族が互いによく気にしあい、見つめ、よく知ることで個々が成長し、家族全体が育っていくことを長尾さんが、ゴリラたちの観察やエピソード、写真を使って紹介します。
  
  図書館選書
  京都市動物園でくらすゴリラの家族。貴重な観察記を公開します。家族のなかでのゴリラたちのふるまいをよく見てみると、わたしたちが学ぶことがたくさんありそうです。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  長尾 充徳(ナガオ ミツノリ)
  １９６３年神戸市生まれ。東京育ち（小１から大学１年まで）。日本大学農獣医学部蓄産学科（現生物資源学部動物資源科学科）卒業。１９８７年から京都市動物園に勤務。飼育員としてクマ類、猛禽類、有蹄類、霊長類などの飼育に携わる。２００７年から２０１３年までニシゴリラの飼育担当となる。現在、京都市動物園総務課企画調整係長及び日本動物園水族館協会生物多様性委員会保全戦略部員ツシマヤマネコ担当

• 著者について

  長尾 充徳 (ナガオミツノリ)
  京都市動物園で34年間にわたり猛禽、ヨーロッパバイソン、クマ、サル舎などさまざまな動物たちを世話してきた。なかでもゴリラは、誕生したゲンタロウの母親がわりをするなど、長年飼育に取り組んできた。
  
  山極 壽一 (ヤマギワジュイチ)
  京都大学前総長。ゴリラ研究の第一人者。

ゴリラのきずな―京都市動物園のゴリラファミリー観察記 の商品スペック