イチからわかる牛の放牧入門 [単行本]

イチからわかる牛の放牧入門 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  放牧なら、地域の農地を守りながら収益性も高められる！牛のエサに占める放牧草の割合を高めれば、コストや労働力がグンと減って、ラクで儲かる経営になっていきます。ポイントは３つ。１　できるだけ広く耕作放棄地を集めて放牧する、２　地形や気候に合った牧草を栽倍する、３　できるだけ冬まで長く放牧する。放牧のメリットを最大限に生かす基礎知識とコツを、専門家が詳しく解説。よくある失敗の予防策・対策も充実。

• 目次

  カラー口絵
  はじめに
  
  第一章　放牧の魅力とポイント
  1）牛の放牧のメリット
  2）牛の飼育と放牧の基礎知識
  3）放牧のメリットを活かすには
  4）耕作放棄地から収益性の高い放牧経営に移行するまでの3段階
  5）放牧の注意点も知っておこう
  
  第２章　耕作放棄地等から始める、放牧のやり方
  1）耕作放棄地では繁殖牛を飼育するのが基本
  2）土地の確保と放牧方式の検討
  3）どんな放牧施設が必要か
  4）電気牧柵の設置
  5）水と鉱塩の設置
  6）牛を放牧に馴らす（馴致）
  7）初めての放牧で気を付けること
  8）日々の放牧管理
  9）害虫対策
  10）草が足りないときは
  11）牛の捕獲・移動方法
  12）耕作放棄地の放牧直後の問題
  13）木の処理と日陰の確保　
  14）耕作放棄地がきれいになったあとの３つの選択肢
  15）放牧のメリットを最大限に引き出す「周年親子放牧」
  
  第３章　放牧での牛の飼い方のコツ
  1）牛の栄養の過不足を見極める
  2）繁殖管理
  3）放牧地での牛の分娩管理
  4）子牛の管理
  
  第４章　牧草と草地管理の基本 - 集約放牧を中心に
  1）放牧の４パターン
  2)草地の状態を知る
  3)気候や地形に適した牧草種を選ぶ
  4)草地のいろいろ
  5)牧草地をつくる基本手順
  6)シカに注意―一獣害管理
  7)放牧地の雑草対策
  8)短草利用のコツ
  9）施肥管理の方法
  10）草と牛のバランスがとれているか、調べてみよう
  
  放牧Q&A
  おわりに
  おすすめ資料リスト
  参考文献一覧

• 出版社からのコメント

  牛の放牧の基本知識と技術を解説。耕作放棄地での放牧方法から、地域や地形に合った牧草の導入法、冬の放牧まで。

• 内容紹介

  牛の放牧の基本の知識と技術を、写真や図を豊富に初心者にもわかりやすく解説。耕作放棄地で失敗なく放牧する方法から、地域や地形に合った牧草の導入、晩秋や冬も放牧するコツまで。さまざまな工夫で放牧期間を長くしていくと、より体がラクで収益の高い経営を目指せる。放牧の専門家が長年の指導経験を余すことなく公開する実践的内容。和牛繁殖・酪農経営に。
  
  カラー口絵
  はじめに
  第一章　放牧の魅力とポイント
  第2章　耕作放棄地等から始める、放牧のやり方
  第3章　放牧での牛の飼い方のコツ
  第4章　牧草と草地管理の基本―― 集約放牧を中心に
  放牧Q&A
  おわりに
  おすすめ資料リスト
  参考文献一覧
  
  図書館選書
  牛の放牧の基本知識と技術を、初心者にもわかりやすく写真や図を豊富に解説。耕作放棄地での放牧方法から、地域や地形に合った牧草の導入法、冬の放牧まで。放牧期間を長くしラクで稼げる経営へ。和牛繁殖・酪農に。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  平野 清(ヒラノ キヨシ)
  １９７２年、愛知県生まれ。岐阜大学大学院連合農学研究科（静岡大学農学部育種学研究室）卒業、農学博士。国立研究開発法人農研機構九州沖縄農業研究センター、農研機構畜産研究部門を経て、現在農研機構西日本農業研究センター所属。牛の放牧草地の造成・維持管理の研究を中心に、繁殖牛放牧による耕作放棄地解消・粗放的維持管理や、公共牧場の草地植生改善による家畜生産性向上などの研究に携わる

• 著者について

  平野　清 (ヒラノキヨシ)
  1972年、愛知県生まれ。岐阜大学大学院連合農学研究科　(静岡大学農学部育種学研究室)卒業、農学博士。国立研究開発法人　農研機構　九州沖縄農業研究センター、農研機構 畜産研究部門を経て、現在 農研機構　西日本農業研究センター所属。

イチからわかる牛の放牧入門 [単行本] の商品スペック