まほろばの鳥居をくぐる者は [単行本]

まほろばの鳥居をくぐる者は [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  神社の娘、宮子の初めての友達は、『幽霊』だった。幼い頃から“視える”力を持つ宮子にとって、それはごく自然なことだったのだ。ある日宮子は、母親を凄惨な事件で亡くし、壊れそうな心と向き合うため修験者の弟子となった少年・寛太と出会う。「あいつは死んでいる。お前ももう、わかっているんだろう？」寛太に現実を突きつけられた宮子は、この世に未練を残す魂―友達を“あるべき姿”に戻すことを決意するのだった。以来、互いに“視える”ことで感覚を共有し、“正しく”心を育てる寛太に惹かれていく宮子。そんななか、寛太の母親を殺した犯人の判決が下される。宮子は憎しみと後悔で揺れ動く寛太の救いになりたいと願うが、寛太は「女人に触れない」というさらに厳しい戒を己に課してしまい―！？第２回ビーズログ小説大賞特別賞受賞作。

• 出版社からのコメント

  霊験あらたかな“まほろば”の地、奈良を舞台に繰り広げる現代ファンタジー

• 内容紹介

  神社の娘、宮子の初めての友達は、『幽霊』だった。
  幼い頃から“視える”力を持つ宮子にとって、それはごく自然なことだったのだ。
  ある日宮子は、母親を凄惨な事件で亡くし、壊れそうな心と向き合うため修験者の弟子となった少年・寛太と出会う。
  
  「あいつは死んでいる。お前ももう、わかっているんだろう？」
  
  寛太に現実を突きつけられた宮子は、この世に未練を残す魂――友達を【あるべき姿】に戻すことを決意するのだった。
  以来、互いに“視える”ことで感覚を共有し、“正しく”心を育てる寛太に惹かれていく宮子。
  そんななか、寛太の母親を殺した犯人の判決が下される。
  宮子は憎しみと後悔で揺れ動く寛太の救いになりたいと願うが、寛太は「女人に触れない」というさらに厳しい戒を己に課してしまい――!?
  
  
  図書館選書
  宮子の初めての友達は『幽霊』だった。ある日宮子は、母親を殺され修験者になった少年・寛太と出会う。互いに“視える”ことで感覚を共有し、彼に惹かれていく宮子。しかしその心には憎しみと後悔が渦巻いていて!?

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  芦原 瑞祥(アシハラ ズイショウ)
  第２回ビーズログ小説大賞現代部門特別賞受賞。『まほろばの鳥居をくぐる者は』（受賞作改題、改稿）にてデビュー

まほろばの鳥居をくぐる者は [単行本] の商品スペック