テキーラとメスカル―同じ起源をもつアガベ・スピリッツ [単行本]
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テキーラとメスカル―同じ起源をもつアガベ・スピリッツ [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2021/06/05
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テキーラとメスカル―同じ起源をもつアガベ・スピリッツ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    君知るや名酒これあり―メキシコにはアガベと呼ばれるリュウゼツランからつくられたテキーラとメスカルという蒸留酒がある。同じ起源をもつふたつの酒だが、特定の土地でつくられたテロワール産品はテキーラとしてグローバルに知られるようになった。そして近年ではそれを追いかけてメスカルもメキシコのローカル市場から脱却しようとしている。本書は、同じ起源をもつにもかかわらず異なる産品となった香気に富むこのふたつについて、生産現場から消費地までをつぶさに踏査のうえ名酒生産がはらむポリティクスを読み解く。
  • 目次

    第1章 産地の保証
       メスカルとテキーラの起源
       メキシコ産スピリッツの保護と定義
       食はどこからやってくるのか
       テロワール・伝統・コンテチーズ
       フランスにおいて地域の味を生み出すということ
       テロワールをめぐる戦争
       産地保護による利益
       世界に向けたテロワールの解釈
       発展モデルか、それとも日常的ビジネスか
       メキシコ・モデル
       名称に関する注記

    第2章 畑からあなたのグラスへ
       メスカルの誕生
       蒸留技術の普及
       メスカルと植民地国家
       グローバル市場に打って出るテキーラ──ポルフィリオ期
       革命とテキーラ
       メキシカン・スピリッツの保護とマーケティング
       新自由主義とテキーラブーム
       テキーラのその先に
       メスカルの不均質な産業化
       メスカルの危機と岐路
       メスカルを定義する
       テキーラの今
       標準化とグローバル化
       メスカルの多様性と差別化
       メスカルの市場
       メキシコのスピリッツ

    第3章 誰がルールを定めるのか──テキーラの品質の創出および定義
       テキーラの品質を定義する
       テキーラの品質を管理する
       テキーラの産地
       品質基準で見落とされているもの
       伝統の味
       アガベのピニャとテキーラのテロワール
       グローバルな野心
       政府の役割

    第4章 アガベの心臓部──テキーラゆかりの地での農業
       農家の生活
       余剰と不足の周期を生み出すもの
       1999~2003年のアガベ不足
       テキレロたちの反応
       危機のなかの農家
       厳しい時期がまたやってくる
       見えない労働者と労働ヒエラルキー
       社会的農地契約の解体

    第5章 原産地名称の影に隠れたメスカル
       メスカルを公式なものに
       メスカルの境界線を引く
       メスカルの品質
       伝統の定義づけ
       認証の代償
       メスカルの標準化

    第6章 ヒップスター、希望、そしてクラフト・メスカルの未来
       真正性をマーケティングする
       カネと正義
       アメリカ合衆国の権力
       伝統の共有から協力的戦略へ
       メスカルの新時代

    第7章 メキシコ産スピリッツの未来
       変化する規制
       市場の危機と希望
       市場の枠組みを超えて

    方法論に関する補記


    訳者あとがき
    引用文献
    索引
  • 出版社からのコメント

    同じ起源をもつテキーラとメスカルについて、生産現場から消費地までをつぶさに踏査のうえ名酒生産がはらむポリティクスを読み解く
  • 内容紹介

    メキシコにはアガベと呼ばれるリュウゼツランからつくられたテキーラとメスカルという蒸留酒がある。
    同じ起源をもつふたつの酒だが、特定の土地でつくられたテロワール産品はテキーラとしてグローバルに知られるようになった。そして近年ではそれを追いかけてメスカルもメキシコのローカル市場から脱却しようとしている。
    本書は、同じ起源をもつにもかかわらず異なる産品となった香気に富むこのふたつについて、生産現場から消費地までをつぶさに踏査のうえ名酒生産がはらむポリティクスを読み解く。
    (原著 Sarah Bowen,2015, Divided Spirits,Tequila,Mezcal, and tfhe Politics of Production, University of California Press.)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ボーウェン,サラ(ボーウェン,サラ/Bowen,Sarah)
    2008年社会学博士号取得(ウィスコンシン大学マジソン校)。2014年ノースカロライナ州立大学社会学・人類学部准教授就任。2015年Divided Spirits:Tequila,Mezcal,and the Politics of Production,Oakland:University of California Pressを上梓。2020年ノースカロライナ州立大学社会学・人類学部教授就任
  • 著者について

    サラ・ボーウェン (Sarah Bowen)
    2020年
    ノースカロライナ州立大学社会学・人類学部教授

    小澤 卓也 (オザワ タクヤ)
    2021年6月現在
    神戸大学大学院国際文化学研究科教授

    立川 ジェームズ (タツカワ ジェームズ)
    2021年6月現在
    立命館大学兼任講師・フリーランス翻訳者

    中島 梓 (ナカジマ アズサ)
    2021年6月現在
    立命館大学理工学部非常勤講師

テキーラとメスカル―同じ起源をもつアガベ・スピリッツ の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:サラ ボーウェン(著)/小澤 卓也(訳)/立川 ジェームズ(訳)/中島 梓(訳)
発行年月日:2021/06/30
ISBN-10:4623091104
ISBN-13:9784623091102
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:354ページ ※322,32P
縦:20cm
その他: 原書名: DIVIDED SPIRITS:TEQUILA,MEZCAL,AND THE POLITICS OF PRODUCTION〈Bowen,Sarah〉
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