コブのない駱駝―きたやまおさむ「心」の軌跡(岩波現代文庫) [文庫]
    • コブのない駱駝―きたやまおさむ「心」の軌跡(岩波現代文庫) [文庫]

    • ¥1,29839 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
コブのない駱駝―きたやまおさむ「心」の軌跡(岩波現代文庫) [文庫]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003431988

コブのない駱駝―きたやまおさむ「心」の軌跡(岩波現代文庫) [文庫]

価格:¥1,298(税込)
ゴールドポイント:39 ゴールドポイント(3%還元)(¥39相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:岩波書店
販売開始日: 2021/06/17
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

コブのない駱駝―きたやまおさむ「心」の軌跡(岩波現代文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    伝説の音楽グループ、フォーク・クルセダーズで活躍し、また作詞家として数々のヒット曲を手がけながらも、その後、マスコミの第一線から退き、精神科医となった著者の自伝。父親との葛藤、マスコミ体験の苦悩、親友との別れ…。波乱に満ちた人生と「心」の軌跡を振り返りながら、しぶとく生き続けるヒントを探る。鴻上尚史氏との対談を新たに収録。
  • 目次

     はじめに――北山修による、きたやまおさむの「心」の分析

    第1章 戦争が終わって、僕らが生まれた
     一九四六年に生まれて
     重苦しく暗い空間の中で
     生き残りの罪悪感とともに生きていた父
     遠くを見ている母
     ここではない、どこかへ――駅と私
     落ち着かない環境の中で
     さみしさと怒りから救ってくれた音楽
     本当にほしかったものは

    第2章 「オラは死んじまっただ」の思春期
     自分の中の二面性
     「遊び」の重要性
     救いだった伯母の存在
     中学・高校にトップで入学したけれど
     絶対者との出会いと二律背反
     物忘れのひどい問題児
     言い間違いと目の障害
     意味から解放された世界へ
     目をつむって聴こえてきた音楽
     差別に対する違和感
     暴力のコントロールと罪悪感
     「自分を殺す」こととマゾヒズム傾向
     ピエロとして生きる
     級友の死に直面して

    第3章 愛こそはすべてか?
     「モラトリアム時代」の延長
     「不確実性の時代」と価値観の揺らぎ
     自覚的な「あれも、これも」の価値観
     女性的であること
     疾風怒濤の青年期
     京都からの脱出に失敗し、京都の医科大学へ
     東京から来たミュータント
     「おまえも、おまえのやり方でやってみたらどうだ」
     〈みんなの音楽〉の登場
     フォーク・クルセダーズが目指した思想
     「あいの子」の精神
     遊びの精神で
     自分たちのやり方で、自分たちの歌を
     「帰って来たヨッパライ」の誕生
     フォークルの魅力をつかみとってくれたディレクター
     解散したのに、デビュー
     熱狂を受け止めきれない自分

    第4章 天国から追い出されて
     楽しそうに見える、その裏側で
     皆の知っている「私」は、私なのか
     嫉妬とマネージャーの不在
     「イムジン河」の挫折
     少年Mの「イムジン河」
     様々な思惑の犠牲に
     私たちの周囲にある見えない「イムジン河」
     大島渚、最大の駄作?
     「戦争を知っている大人たち」と「戦争を知らない子供たち」の対決
     ギャラも尽きて、天国から追放
     解散してデビュー、そして再び解散
     家に帰ろう

    第5章 「私」とは誰なのか? ――精神分析学との出会い
     複製が求められる時代の中で
     解剖して、名前を付けるために
     週に一度の芸能人
     芸能活動からの全面撤退と二つの「乗っ取り事件」
     〈みんなの音楽〉の終焉
     失われたフォークソングの思想
     命が失われてショーの幕が下りる――サーカスの歴史から学んだこと
     空しさに付き合う
     中央から離れて――札幌医科大学へ
     精神医学という原点に立ち返るために――ロンドンへの留学
     行動療法 vs.精神分析
     精神分析の道へ
     眼を開いて見えてきたもの
     ウィニコットの思想との出会い――「あれと、これと」の肯定
     「心の免震構造」の大切さ
     精神分析を生きる
     患者との出会い
     私にとっての一番長い日
     二年間の留学生活を終えて
     不完全であることの自覚

    第6章 「心」をみつめて――精神科医、研究者、そして時々音楽家
     再度の眼の手術がもたらした気づき
     二つの眼で見て、一つに統合しようとするが
     秩序に収まらないものは嫌われる
     私の視覚と私の心
     葛藤を生きるのが人間
     真面目だからこそ不真面目
     自切俳人と遊び
     ロッカーの中は空だった
     とてつもない空しさ
     空しさをかみしめながら
     人も世界も多面的であり、一つではない
     未熟な日本だからこそ
     九州大学で教員に
     浮世絵に描かれた母子が見つめるもの
     「あの素晴しい愛をもう一度」と「共視」
     加藤和彦との再会
     「新結成」と一回限りのライブ

    第7章 潔く去っていかない
     突然の別れ
     遺された写真
     「楽屋」の喪失
     全体は見にくい
     「面白さ」が得られない
     空虚と満足
     いることの幸せ
     「楽屋」での無意味な充実
     居座る夕鶴
     意味のないことにも意味がある
     意味が空虚を味わいに変える

     おわりに――コブのない駱駝のごとく

     「風」とともに去ったはしだのりひこさんを悼む

     対談 心にも楽屋を――潔く去っていかないために
      ……………きたやまおさむ×鴻上尚史
  • 出版社からのコメント

    ミュージシャン、作詞家、精神科医として活躍してきた著者の自伝。鴻上尚史との対談を新たに収録。
  • 内容紹介

    伝説の音楽グループ、フォーク・クルセダーズで活躍し、また作詞家として数々のヒット曲を手がけながらも、その後、精神科医となった著者の自伝。父親との葛藤、マスコミ体験の苦悩、親友との別れ……。波乱に満ちた人生と「心」の軌跡を振り返りながら、しぶとく生き続けるヒントを説く。鴻上尚史氏との対談を新たに収録。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    きたやま おさむ(キタヤマ オサム)
    1946年淡路島生まれ。精神科医、臨床心理士、作詞家。九州大学大学院教授。白鴎大学副学長などを経て、九州大学名誉教授、2021年より白鴎大学学長。1965年、京都府立医科大学在学中にフォーク・クルセダーズ結成に参加し、67年「帰って来たヨッパライ」でデビュー。68年解散後は作詞家として活動。71年「戦争を知らない子供たち」で日本レコード大賞作詞賞を受賞。その後、精神科医となり、現在も精神分析的臨床活動を主な仕事とする
  • 著者について

    きたやま おさむ (キタヤマ オサム)
    きたやまおさむ(Osamu Kitayama)
    1946年淡路島生まれ。精神科医、臨床心理士、作詞家。九州大学大学院教授、白鷗大学副学長などを経て、九州大学名誉教授、2021年より白鷗大学学長。1965年、京都府立医科大学在学中にフォーク・クルセダーズ結成に参加し、67年「帰って来たヨッパライ」でデビュー。68年解散後は作詞家として活動。71年「戦争を知らない子供たち」で日本レコード大賞作詞賞を受賞。その後、精神科医となり、現在も精神分析的臨床活動を主な仕事とする。著書に『最後の授業』(みすず書房)、『帰れないヨッパライたちへ』(NHK出版新書)、『ビートルズを知らない子どもたちへ』(アルテスパブリッシング)、『良い加減に生きる』(前田重治氏との共著、講談社現代新書)など。

コブのない駱駝―きたやまおさむ「心」の軌跡(岩波現代文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:きたやま おさむ(著)
発行年月日:2021/06/15
ISBN-10:4006023375
ISBN-13:9784006023379
旧版ISBN:9784000611589
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:326ページ
縦:15cm
横:11cm
厚さ:2cm
重量:204g
他の岩波書店の書籍を探す

    岩波書店 コブのない駱駝―きたやまおさむ「心」の軌跡(岩波現代文庫) [文庫] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!